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公開番号2025133493
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-11
出願番号2024031485
出願日2024-03-01
発明の名称作業車両
出願人井関農機株式会社
代理人弁理士法人永井国際特許事務所
主分類A01D 34/64 20060101AFI20250904BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】作業用の電動機と走行用の電動機で消費されるバッテリの電力を算出して刈取作業が可能な作業時間を予測することができる作業車両を提供する。
【解決手段】操縦部(5)の後方下側に、作業装置(4)を駆動する第1電動機(30)と、前輪(2)を駆動する第2電動機(40)と、第1電動機(30)と第2電動機(40)に電力を供給するバッテリ(50)を設け、操縦部(5)にモードスイッチ(15)を設け、モードスイッチ(15)で選択されたモード毎に、第1電動機(30)と第2電動機(40)の駆動条件が予め設定され、モードスイッチ(15)によってモードが選択された場合には、第1電動機(30)の出力回転が第2電動機(40)の出力回転によって増減速されず、第1電動機(30)が予め設定された消費電力で駆動される。
【選択図】図14
特許請求の範囲【請求項1】
機体フレーム(1)の下側に左右一対の前輪(2)と後輪(3)を設け、該機体フレーム(1)の前側に芝草を刈取る作業装置(4)を設け、前記機体フレーム(1)の上側に作業者が搭乗する操縦部(5)を設けた作業車両において、
前記操縦部(5)の後方下側に、前記作業装置(4)を駆動する第1電動機(30)と、前記前輪(2)を駆動する第2電動機(40)と、前記第1電動機(30)と第2電動機(40)に電力を供給するバッテリ(50)を設け、
前記操縦部(5)にモードスイッチ(15)を設け、該モードスイッチ(15)で選択されたモード毎に、前記第1電動機(30)と第2電動機(40)の駆動条件が予め設定され、
前記モードスイッチ(15)によってモードが選択された場合には、前記第1電動機(30)の出力回転が第2電動機(40)の出力回転によって増減速されず、前記第1電動機(30)が予め設定された消費電力で駆動されることを特徴とする作業車両。
続きを表示(約 410 文字)【請求項2】
前記第2電動機(40)が予め設定された最高出力回転で駆動される請求項1記載の作業車両。
【請求項3】
前記第2電動機(40)の最高出力回転が、前記第2電動機(40)の定格出力回転よりも低速に設定されている請求項2記載の作業車両。
【請求項4】
前記第2電動機(40)が予め設定された角加速度で駆動される請求項2又は3記載の作業車両。
【請求項5】
前記操縦部(5)に第1電動機(30)の出力回転を増減速する変速レバー(14)と第2電動機(40)の出力回転を増減速するアクセルペダル(12)を設け、
前記モードスイッチ(15)によってモードが選択された場合には、前記変速レバー(14)による第1電動機(30)の出力回転を増減速と、前記アクセルペダル(12)による第2電動機(40)の出力回転を増減速が規制される請求項1記載の作業車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、芝草を刈取る作業車両に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、操縦部の後方下側に、後輪を駆動する走行用の電動機と、芝草を刈取る作業装置を駆動する作業用の電動機と、走行用の電動機と作業用の電動機に電力を供給するバッテリを設け、操縦部に設けられたモードスイッチで選択されたモード毎の設定条件に従って走行用の電動機と作業用の電動機を駆動することができる作業車両が知られている。(特許文献1)
【0003】
操縦部の前方に芝草を刈取る作業装置を設け、操縦部の後方下側に、後輪を駆動する走行用の電動機と、芝草を刈取る作業装置を駆動する作業用の電動機と、走行用の電動機と作業用の電動機に電力を供給するバッテリを設けた作業車両が知られている。(特許文献2)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-196354号公報
特開2023-156640号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特許文献1の技術では、作業用の電動機の出力回転によって走行用の電動機の出力回転が増減速されることから、モード毎に作業用の電動機と走行用の電動機で消費されるバッテリの電力が増減するので、刈取作業が可能な作業時間を予測することが困難であった。
【0006】
また、特許文献2の技術では、刈取作業が作業者の経験値に大きく依存しているので、芝草を植立状態に依って作業用の電動機と走行用の電動機で消費されるバッテリの電力の予測が難しく、刈取作業が可能な作業時間を予測することが困難であった。
【0007】
そこで、本発明は、作業用の電動機や走行用の電動機で消費されるバッテリの電力を算出して刈取作業の作業時間や走行時間を精度良く予測することができる作業車両を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決した本発明は次のとおりである。
すなわち、請求項1記載の発明は、機体フレーム(1)の下側に左右一対の前輪(2)と後輪(3)を設け、該機体フレーム(1)の前側に芝草を刈取る作業装置(4)を設け、前記機体フレーム(1)の上側に作業者が搭乗する操縦部(5)を設けた作業車両において、
前記操縦部(5)の後方下側に、前記作業装置(4)を駆動する第1電動機(30)と、前記前輪(2)を駆動する第2電動機(40)と、前記第1電動機(30)と第2電動機(40)に電力を供給するバッテリ(50)を設け、前記操縦部(5)にモードスイッチ(15)を設け、該モードスイッチ(15)で選択されたモード毎に、前記第1電動機(30)と第2電動機(40)の駆動条件が予め設定され、前記モードスイッチ(15)によってモードが選択された場合には、前記第1電動機(30)の出力回転が第2電動機(40)の出力回転によって増減速されず、前記第1電動機(30)が予め設定された消費電力で駆動されることを特徴とする作業車両である。
【0009】
請求項2記載の発明は、前記第2電動機(40)が予め設定された最高出力回転で駆動される請求項1記載の作業車両である。
【0010】
請求項3記載の発明は、前記第2電動機(40)の最高出力回転が、前記第2電動機(40)の定格出力回転よりも低速に設定されている請求項2記載の作業車両である。
(【0011】以降は省略されています)

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