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公開番号
2025133543
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-11
出願番号
2024031559
出願日
2024-03-01
発明の名称
アナログデジタル変換装置
出願人
ローム株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
H03M
1/08 20060101AFI20250904BHJP(基本電子回路)
要約
【課題】低周波雑音を除去し得るアナログデジタル変換装置を提供する。
【解決手段】アナログデジタル変換装置は、測定対象の特定の回転角度を示す複数のアナログ値を時系列順に入力する複数の端子と、複数の端子の何れかを選択する選択回路と、選択回路で選択された複数のアナログ値を複数のデジタル値に変換する変換回路と、特定範囲において、時系列順に変換される複数のデジタル値の平均値を算出する平均値算出回路と、変換回路が複数のアナログ値を複数のデジタル値に変換するとき、測定対象に印加する電圧の方向を、前記変換回路のサンプリングタイミング毎に、第1方向と、第1方向とは反対の第2方向とに交互に変更する制御を実行する制御回路と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
測定対象の特定の回転角度を示す複数のアナログ値を時系列順に入力する複数の端子と、
複数の前記端子の何れかを選択する選択回路と、
前記選択回路で選択された複数の前記アナログ値を複数のデジタル値に変換する変換回路と、
特定範囲において、時系列順に変換される複数の前記デジタル値の平均値を算出する平均値算出回路と、
前記変換回路が複数の前記アナログ値を複数の前記デジタル値に変換するとき、前記測定対象に印加する電圧の方向を、前記変換回路のサンプリングタイミング毎に、第1方向と、前記第1方向とは反対の第2方向とに交互に変更する制御を実行する制御回路と、
を備える、アナログデジタル変換装置。
続きを表示(約 280 文字)
【請求項2】
前記平均値算出回路は、前記電圧の方向が前記第1方向及び前記第2方向のそれぞれのときにサンプリングされた前記複数のデジタル値をレジスタに加算し、前記レジスタに加算された前記第1方向及び前記第2方向のそれぞれの値を特定回数で除算することで、前記第1方向及び前記第2方向のそれぞれの値の前記平均値を算出する、請求項1に記載のアナログデジタル変換装置。
【請求項3】
前記平均値算出回路は、前記第1方向及び前記第2方向のそれぞれの値の前記平均値に基づき、前記測定対象の前記回転角度を算出する、請求項2に記載のアナログデジタル変換装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、アナログデジタル変換装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に開示されているアナログデジタル変換装置は、単一のアナログデジタル変換回路を利用して複数のサンプリング箇所のアナログデジタル変換を行う。以下ではアナログデジタルを単にADと称する場合がある。AD変換装置は、雑音が多い場所に設置されることも考慮し、雑音耐性が大きいことが望ましい。雑音耐性を大きくする場合、サンプリング箇所のデータを求めるときに複数回のAD変換値を平均化する方法が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平3-259752号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら単にAD変換値を平均化するだけでは低周波雑音を除去することが困難である。このように従来技術は、単一のAD変換回路を利用して複数のサンプリング箇所のAD変換を実現する上で改善の余地がある。
【0005】
本開示は、上記の事情を踏まえ、低周波雑音を除去し得るアナログデジタル変換装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本開示にかかるアナログデジタル変換装置は、測定対象の特定の回転角度を示す複数のアナログ値を時系列順に入力する複数の端子と、複数の前記端子の何れかを選択する選択回路と、前記選択回路で選択された複数の前記アナログ値を複数のデジタル値に変換する変換回路と、特定範囲において、時系列順に変換される複数の前記デジタル値の平均値を算出する平均値算出回路と、前記変換回路が複数の前記アナログ値を複数の前記デジタル値に変換するとき、前記測定対象に印加する電圧の方向を、前記変換回路のサンプリングタイミング毎に、第1方向と、前記第1方向とは反対の第2方向とに交互に変更する制御を実行する制御回路と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は本開示の実施形態にかかるアナログデジタル変換装置100の構成例を示す図である。
図2はポテンショメータ200の構成例を示す図である。
図3はアナログデジタル変換装置100の動作を説明するためのフローチャートである。
図4はアナログデジタル変換装置100の動作を説明するための図である。
図5はアナログデジタル変換装置100の動作を説明するための図である。
図6はアナログデジタル変換装置100の動作を説明するための図である。
図7は比較例にかかるアナログデジタル変換装置100Aの構成を示す図である。
図8はアナログデジタル変換装置100Aの動作を説明するためのフローチャートである。
図9はアナログデジタル変換装置100Aの動作を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、実施形態を図面に基づいて説明する。なお、同一の機能や構成には、同一又は類似の符号を付して、その説明を適宜省略する。
【0009】
(実施形態)
図1は本開示の実施形態にかかるアナログデジタル変換装置100の構成例を示す図である。アナログデジタル変換装置100は、複数の入力端子1と、入力端子選択回路2と、AD変換回路3と、制御回路4と、平均値算出回路5とを備えてよい。
【0010】
複数の入力端子1は、測定対象の特定の回転角度を示す複数のアナログ値を時系列順に入力する端子と解釈してよい。複数の入力端子1のそれぞれは、測定対象であるポテンショメータ200の測定端に接続されている。ポテンショメータ200の構成の詳細は後述する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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