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公開番号
2025133545
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-11
出願番号
2024031561
出願日
2024-03-01
発明の名称
バッテリマネージメントシステム
出願人
ローム株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
G01R
31/54 20200101AFI20250904BHJP(測定;試験)
要約
【課題】監視回路(測定回路)の外部に断線検出用の回路を設けることなく監視回路(測定回路)の断線検出を行うバッテリマネージメントシステムを提供する。
【解決手段】バッテリマネージメントシステムは、組電池に含まれる複数の電池のそれぞれの電圧及び電流の少なくとも一方を測定し、測定した情報を含む特定のサイズの測定データを送信する複数の測定回路と、測定回路と双方向通信を行うと共に、測定データを、組電池を管理するバッテリマネージャに送信する通信回路と、測定回路をデジタル用の第1の電源に接続する第1の配線と、測定回路をデジタル用の第1のグランドに接続する第2の配線と、測定回路をアナログ用の第2の電源に接続する第3の配線と、測定回路をアナログ用の第2のグランドに接続する第4の配線と、を備え、測定回路は、第1の電源及び第2の電源の双方の電圧に基づき、第1の配線から第4の配線の何れかの断線を検出したことを示す断線検出信号を出力する断線検出回路を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
組電池に含まれる複数の電池のそれぞれの電圧及び電流の少なくとも一方を測定し、測定した情報を含む特定のサイズの測定データを送信する複数の測定回路と、
前記測定回路と双方向通信を行うと共に、前記測定データを、前記組電池を管理するバッテリマネージャに送信する通信回路と、
前記測定回路をデジタル用の第1の電源に接続する第1の配線と、
前記測定回路をデジタル用の第1のグランドに接続する第2の配線と、
前記測定回路をアナログ用の第2の電源に接続する第3の配線と、
前記測定回路をアナログ用の第2のグランドに接続する第4の配線と、
を備え、
前記測定回路は、
前記第1の電源及び前記第2の電源の双方の電圧に基づき、前記第1の配線から前記第4の配線の何れかの断線を検出したことを示す断線検出信号を出力する断線検出回路を備える、バッテリマネージメントシステム。
続きを表示(約 310 文字)
【請求項2】
前記測定回路は、前記断線検出信号を入力した場合、前記通信回路を介して、少なくとも前記バッテリマネージャに、前記測定回路の異常を検出したことを示す異常検出信号を出力する出力回路を備える、請求項1に記載のバッテリマネージメントシステム。
【請求項3】
複数の前記測定回路の内、第1の前記測定回路が備える前記出力回路は、
複数の前記測定回路の内、第1の前記測定回路以外の第2の前記測定回路が備える前記出力回路からの前記異常検出信号を、前記断線検出信号に代えて入力した場合にも、前記バッテリマネージャに前記異常検出信号を出力する、請求項2に記載のバッテリマネージメントシステム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、バッテリマネージメントシステムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に開示されるバッテリマネージメントシステム(BMS)は、組電池に含まれる複数の電池の電圧(セル電圧)と、監視回路を複数備える。BMSは、複数の監視回路のそれぞれと通信を行う通信回路と、組電池を管理するバッテリマネージャとを備えている。
【0003】
複数の監視回路は、電池に流れる電流、電池に発生する電圧などを測定する測定回路である。複数の監視回路は、それぞれが電源及びグランドに接続され、複数の監視回路のそれぞれは、電源からの電圧により駆動する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-076890号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところが従来のBMSは、監視回路を電源に接続する配線、監視回路をグランドに接続する配線の少なくとも一部が断線した場合に、断線を検出したことをバッテリマネージャに伝達する手段を有していない。このため、従来のBMSは、監視回路の外部に、断線検出用の回路を設ける必要があり、当該回路も設けることでBMSの実装面積が増加し得る。このように従来技術は、監視回路の断線検出を行う上で改善の余地がある。
【0006】
本開示は、上記の事情を踏まえ、監視回路(測定回路)の外部に断線検出用の回路を設けることなく監視回路(測定回路)の断線検出を行うバッテリマネージメントシステムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するため、本開示に係るバッテリマネージメントシステムは、組電池に含まれる複数の電池のそれぞれの電圧及び電流の少なくとも一方を測定し、測定した情報を含む特定のサイズの測定データを送信する複数の測定回路と、前記測定回路と双方向通信を行うと共に、前記測定データを、前記組電池を管理するバッテリマネージャに送信する通信回路と、前記測定回路をデジタル用の第1の電源に接続する第1の配線と、前記測定回路をデジタル用の第1のグランドに接続する第2の配線と、前記測定回路をアナログ用の第2の電源に接続する第3の配線と、前記測定回路をアナログ用の第2のグランドに接続する第4の配線と、を備え、前記測定回路は、前記第1の電源及び前記第2の電源の双方の電圧に基づき、前記第1の配線から前記第4の配線の何れかの断線を検出したことを示す断線検出信号を出力する断線検出回路を備える。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は本開示の実施形態に係るバッテリマネージメントシステム100の構成図である。
図2は断線検出回路10の構成例を示す図である。
図3は出力回路11の構成例を示す図である。
図4は出力回路11の動作を説明するための図である。
図5は出力回路11の断線検出機能(断線検出回路10)の動作を説明するためのタイミングチャートである。
図6は出力回路11の断線検出機能(断線検出回路10)の動作を説明するためのタイミングチャートである。
図7は出力回路11の断線検出機能(断線検出回路10)の動作を説明するためのタイミングチャートである。
図8は出力回路11の断線検出機能(断線検出回路10)の動作を説明するためのタイミングチャートである。
図9は出力回路11の異常検出信号出力機能(出力回路11)の動作を説明するためのタイミングチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、実施形態を図面に基づいて説明する。なお、同一の機能や構成には、同一又は類似の符号を付して、その説明を適宜省略する。
【0010】
(実施形態)
図1は本開示の実施形態に係るバッテリマネージメントシステム100の構成図である。バッテリマネージメントシステム100は、組電池200に含まれる複数の電池のそれぞれの電圧(セル電圧)、複数の電池のそれぞれに流れる電流(セル電流)などを監視する回路と解釈してよい。複数の電池のそれぞれは、電池セルと解釈してよく、内部に複数の電池セルを含む電池スタックと解釈してよく、内部に複数の電池スタックを含む電池モジュールと解釈してもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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