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公開番号2025133677
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-11
出願番号2024148506
出願日2024-08-30
発明の名称液体容器
出願人個人
代理人弁理士法人クシブチ国際特許事務所
主分類B65D 1/02 20060101AFI20250904BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】口部の飲み口から液体を流出させるとき、満タン状態に近いときであっても、液体が脈流状態となって流出することを抑制できる液体容器を提供する。
【解決手段】胴部3の上端に肩部4が連続し、肩部4に首部5が連続し、首部5の上端に飲み口7を有する口部6が連続し、口部6の外周にキャップ11が螺合されるペットボトル1において、胴部3の上端の肩部4から首部5、口部6及び飲み口7の上端に至るまでの一連の内周面100が略截頭円錐形状に形成され、口部6の外周面200にキャップ11の雌ねじ12と螺合する雄ねじ10が形成される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
胴部上端に肩部が連続し、前記肩部に首部が連続し、前記首部上端に口部が連続し、前記口部が飲み口を有し、前記口部の外周にキャップが螺合される液体容器において、
前記胴部上端の肩部から前記首部、前記口部及び前記飲み口の上端に至るまでの一連の内周面が略截頭円錐形状に形成されると共に、前記口部の外周面に前記キャップの雌ねじと螺合する雄ねじが形成される、
液体容器。
続きを表示(約 870 文字)【請求項2】
前記胴部上端の肩部から前記首部上端に至るまでの前記内周面に外側に膨出する複数条の膨出部を備える、
請求項1に記載の液体容器。
【請求項3】
前記膨出部が前記胴部上端から前記胴部の中程に向けて連続する、
請求項2に記載の液体容器。
【請求項4】
前記膨出部が周方向に等間隔で配置される、
請求項1乃至3のいずれか一項に記載の液体容器。
【請求項5】
前記膨出部の幅が前記首部上端に向けて徐々に狭くなる、
請求項1乃至3のいずれか一項に記載の液体容器。
【請求項6】
前記首部及び前記口部は厚さが一様で、
前記口部の略截頭円錐形状の外周面に前記雄ねじが形成される、
請求項1乃至3のいずれか一項に記載の液体容器。
【請求項7】
前記口部の外周面に円筒部を備え、
前記円筒部の外周面に前記雄ねじが形成される、
請求項1乃至3のいずれか一項に記載の液体容器。
【請求項8】
前記胴部の中心軸と平行に延びて前記肩部の一カ所を通る線と、前記内周面を縦断する線であって、前記肩部の前記一カ所を通る線との成す傾斜角θが、12°~27°の範囲内とされている、
請求項1乃至3のいずれか一項に記載の液体容器。
【請求項9】
前記胴部の中心軸と平行に延びて前記肩部の一カ所を通る線と、前記内周面を縦断する線であって、前記肩部の前記一カ所を通る線との成す傾斜角θが、13°~26°の範囲内とされている、
請求項1乃至3のいずれか一項に記載の液体容器。
【請求項10】
前記胴部の中心軸と平行に延びて前記肩部の一カ所を通る線と、前記内周面を縦断する線であって、前記肩部の前記一カ所を通る線との成す傾斜角θが、14°~25°の範囲内とされている、
請求項1乃至3のいずれか一項に記載の液体容器。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、液体容器に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、胴部の上端(肩部)に首部が連続し、首部の上端に飲み口を有する口部が連続し、口部の外周にキャップが螺合される液体容器を開示する。液体容器は、例えばジュース、コーヒー飲料、アルコール飲料、調味料などの収納容器であり、ペットボトルや、アルミニウム缶、スチール缶などである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-104094号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1では、液体容器を傾けて、口部の飲み口から液体を流出させる場合、満タン状態に近いときには、口部の飲み口が液体で塞がれ、液体容器内の空気の作用によって、液体が脈流状態となって流出する。この場合、口部の飲み口から液体を飲みにくい、コップに注ぐときに、少量の液体を正確に注ぎにくい、液体が飛び跳ねて、卓上にこぼれ、或いは、衣服を汚すなどの課題がある。
【0005】
本発明は、上述した従来の課題を解消し、口部の飲み口から液体を流出させるとき、満タン状態に近いときであっても、液体が脈流状態となって流出することを抑制できる液体容器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の液体容器は、胴部上端に肩部が連続し、前記肩部に首部が連続し、前記首部上端に口部が連続し、前記口部が飲み口を有し、前記口部の外周にキャップが螺合される液体容器において、前記胴部上端の肩部から前記首部、前記口部及び前記飲み口の上端に至るまでの一連の内周面が略截頭円錐形状に形成されると共に、前記口部の外周面に前記キャップの雌ねじと螺合する雄ねじが形成される。
【発明の効果】
【0007】
本発明では、液体が脈流状態となって流出することを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態による液体容器の側面図である。
液体容器の胴部、肩部、首部及び口部を拡大して示す断面図である。
A~Cは、動作を説明する概念図である。
第2実施形態による液体容器の側面図である。
図4のV-V断面図である。
変形例を示す図4のV-V断面の相当図である。
第3実施形態による液体容器の側面図である。
図7のVIII-VIII断面図である。
変形例を示す図7のVIII-VIII断面相当図である。
第4実施形態による図2相当図である。
第5実施形態による図2相当図である。
第6実施形態の液体容器の側面図である。
変形例を示す液体容器の側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の一実施の形態を説明する。
[第1実施形態]
[構成]
図1は、液体容器の側面図である。図2は、液体容器の胴部、肩部、首部及び口部を拡大して示す断面図である。
【0010】
液体容器1は、ペットボトルである。ペットボトルは、液体容器1の一例である。ペットボトル1は、図1に示すように、樹脂製の容器本体2を備える。容器本体2は、有底円筒状の胴部3と、胴部3の上端に連続する肩部4と、を備える。肩部4は、適宜寸法の半径Rによる凸円弧を描いて形成される。
肩部4の上端には、首部5が連続し、首部5の上端には、口部6が連続する。口部6は飲み口7を有する。8は、キャップ止めである。
(【0011】以降は省略されています)

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