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公開番号2025134061
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-11
出願番号2025120540,2020192678
出願日2025-07-17,2020-11-19
発明の名称乳化整髪剤組成物
出願人株式会社マンダム
代理人弁理士法人大阪フロント特許事務所
主分類A61K 8/92 20060101AFI20250904BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】乳化特性を高めることができ、かつ洗髪時の洗い落ち性を良好にすることができる乳化整髪剤組成物を提供する。
【解決手段】本発明の乳化整髪剤組成物は、25℃で固形のワックス(成分A)と、沸点が230℃以上でありかつ25℃で液状である炭化水素油、及び/又は、1価アルコールと1価カルボン酸とのモノエステル、2価アルコールと1価カルボン酸とのジエステル、及び1価アルコールと2価カルボン酸とのジエステルからなる群より選ばれるエステルであって、沸点が230℃以上でありかつ25℃で液状であるエステル油(成分B)と、界面活性剤(成分C)と、水(成分D)とを含み、前記成分Cが、リン酸系界面活性剤、及び/又は、アミノ酸系界面活性剤(成分C1)及び/又は4級アンモニウム塩、及び/又は、脂肪酸アミドアミン塩(成分C2)を含み、成分C1及び成分C2はそれぞれ、炭素数が13以上、22以下の直鎖アルキル基を有する。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
下記成分Aと、下記成分Bと、下記成分Cと、下記成分Dとを含み、
前記成分Cが、下記成分C1及び/又は下記成分C2を含む、乳化整髪剤組成物。
成分A:25℃で固形のワックス
成分B:沸点が230℃以上でありかつ25℃で液状である炭化水素油、及び/又は、1価アルコールと1価カルボン酸とのモノエステル、2価アルコールと1価カルボン酸とのジエステル、及び1価アルコールと2価カルボン酸とのジエステルからなる群より選ばれるエステルであって、沸点が230℃以上でありかつ25℃で液状であるエステル油
成分C:界面活性剤
成分C1:炭素数が13以上、22以下の直鎖アルキル基を有するリン酸系界面活性剤、及び/又は、炭素数が13以上、22以下の直鎖アルキル基を有するアミノ酸系界面活性剤
成分C2:炭素数が13以上、22以下の直鎖アルキル基を有する4級アンモニウム塩、及び/又は、炭素数が13以上、22以下の直鎖アルキル基を有する脂肪酸アミドアミン塩
成分D:水
続きを表示(約 600 文字)【請求項2】
前記成分Cが、下記成分C3を含む、請求項1に記載の乳化整髪剤組成物。
成分C3:炭素数が13以上、22以下のアルキル基を有するノニオン界面活性剤
【請求項3】
前記成分Cが、炭素数が13以上、22以下の直鎖アルキル基を有する高級脂肪酸塩を含まないか又は含み、
前記成分Cが、前記炭素数が13以上、22以下の直鎖アルキル基を有する高級脂肪酸塩を含む場合に、前記炭素数が13以上、22以下の直鎖アルキル基を有する高級脂肪酸塩の含有量が、0.2質量%以下である、請求項1又は2に記載の乳化整髪剤組成物。
【請求項4】
前記成分Aの含有量が、10.0質量%以上、50.0質量%以下である、請求項1~3のいずれか1項に記載の乳化整髪剤組成物。
【請求項5】
前記成分Aが、下記成分A1を含み、
前記成分A1の含有量が、10.0質量%以上、50.0質量%以下である、請求項1~4のいずれか1項に記載の乳化整髪剤組成物。
成分A1:融点が70℃以上でありかつ25℃で固形であるワックス
【請求項6】
前記成分Bが、下記成分B1を含む、請求項1~5のいずれか1項に記載の乳化整髪剤組成物。
成分B1:引火点が225℃以上である炭化水素油及び/又は分子量が400以上、700以下であるエステル油

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、毛髪を整える整髪剤に好適に用いられる乳化整髪剤組成物に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
液状、ジェル状、クリーム状及びワックス状等の種々の性状の整髪剤組成物が知られている。中でも、ワックス状の乳化整髪剤組成物(所謂、ヘアワックス)は、毛髪のくせ付けのしやすさや、再整髪性(一度整髪した後に再度整髪が可能である特性)に優れるという特徴を有する。
【0003】
例えば、下記の特許文献1には、(A)キャンデリラロウと、(B)揮発性炭化水素と、(C)炭素数12~22の直鎖脂肪酸のエステルと、(D)特定の構造を有する直鎖状メチルポリシロキサンと、(E)カルボキシビニルポリマー及び/又はアルキル変性カルボキシビニルポリマーとを含む乳化型整髪料が開示されている。
【0004】
また、下記の特許文献2には、(A)20℃において固体のワックスと、(B)沸点が100~260℃の範囲にあるイソパラフィン系炭化水素および/または珪素数が2~8の揮発性シリコーンとを含み、成分(A)と成分(B)との質量比が1:3~3:1である整髪料が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2013-040107号公報
特開2007-015935号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
整髪剤組成物に求められる整髪性能の一つとして、整髪した髪型を長時間保持できる特性(整髪保持力)がある。ヘアワックス等の乳化整髪剤組成物では、例えば、25℃で固形のワックスを配合することにより、整髪後の毛束を硬くすることができるので、整髪保持力を高めることができる。
【0007】
25℃で固形のワックスを含む従来の乳化整髪剤組成物では、乳化特性が低いことがあり、油性成分と水性成分とが十分に乳化されないことがある。また、乳化剤の種類によっては、乳化整髪剤組成物の洗髪時の洗い落ち性が低下することがある。
【0008】
本発明の目的は、乳化特性を高めることができ、かつ洗髪時の洗い落ち性を良好にすることができる乳化整髪剤組成物を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、下記成分(A)と、下記成分(B)と、下記成分(C)と、下記成分(D)とを含み、前記成分(C)が、下記成分(C1)及び/又は下記成分(C2)を含む、乳化整髪剤組成物を提供する。
【0010】
成分(A):25℃で固形のワックス
成分(B):沸点が230℃以上でありかつ25℃で液状である炭化水素油、及び/又は、1価アルコールと1価カルボン酸とのモノエステル、2価アルコールと1価カルボン酸とのジエステル、及び1価アルコールと2価カルボン酸とのジエステルからなる群より選ばれるエステルであって、沸点が230℃以上でありかつ25℃で液状であるエステル油
成分(C):界面活性剤
成分(C1):炭素数が13以上、22以下の直鎖アルキル基を有するリン酸系界面活性剤、及び/又は、炭素数が13以上、22以下の直鎖アルキル基を有するアミノ酸系界面活性剤
成分(C2):炭素数が13以上、22以下の直鎖アルキル基を有する4級アンモニウム塩、及び/又は、炭素数が13以上、22以下の直鎖アルキル基を有する脂肪酸アミドアミン塩
成分(D):水
(【0011】以降は省略されています)

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