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公開番号
2025134071
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-11
出願番号
2025121270,2021109377
出願日
2025-07-18,2021-06-30
発明の名称
ゼリー飲料
出願人
サントリーホールディングス株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
A23L
2/00 20060101AFI20250904BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約
【課題】新規なゼリー飲料の開発が待たれている。
【解決手段】本発明の一態様によれば、ゼリー飲料であって、(A)0.3~3.2g/
Lの寒天、0.3~3.2g/Lのカラギーナン、および0.3~3.2g/Lのコンニ
ャクからなる群から選択される1種以上のゲル化剤Aと、(B)0.6~3g/Lのロー
カストビーンガム、0.6~3g/Lのキサンタンガム、および0.6~3g/Lのジェ
ランガムからなる群から選択される1種以上のゲル化剤Bと、(C)クエン酸カリウム、
クエン酸カルシウム、またはクエン酸カリウムおよびクエン酸カルシウムとを含有し、前
記1種以上のゲル化剤Aの総量が0.9~6.4g/Lである、ゼリー飲料が提供される
。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
ゼリー飲料であって、
(A)0.3~3.2g/Lの寒天、0.3~3.2g/Lのカラギーナン、および0.
3~3.2g/Lのコンニャクからなる群から選択される1種以上のゲル化剤Aと、
(B)0.6~3g/Lのローカストビーンガム、0.6~3g/Lのキサンタンガム、
および0.6~3g/Lのジェランガムからなる群から選択される1種以上のゲル化剤B
と、
(C)クエン酸カリウム、クエン酸カルシウム、またはクエン酸カリウムおよびクエン酸
カルシウムと
を含有し、
前記1種以上のゲル化剤Aの総量が0.9~6.4g/Lである、ゼリー飲料。
続きを表示(約 760 文字)
【請求項2】
0.31~0.78g/Lのクエン酸カリウム、0.1~1g/Lのクエン酸カルシウ
ム、または0.31~0.78g/Lのクエン酸カリウムおよび0.1~1g/Lのクエ
ン酸カルシウムを含有する、請求項1に記載のゼリー飲料。
【請求項3】
塩素の含有量が0~300ppmである、請求項1または2に記載のゼリー飲料。
【請求項4】
(A)0.7~2.6g/Lの寒天、0.3~2.6g/Lのカラギーナン、および1
.6~2.6g/Lのコンニャクからなる群から選択される1種以上のゲル化剤Aを含む
、請求項1~3のいずれか一項に記載のゼリー飲料。
【請求項5】
(B)0.7~2.4g/Lのローカストビーンガム、0.6~2.4g/Lのキサン
タンガム、および1~2.4g/Lのジェランガム、からなる群から選択される1種以上
のゲル化剤Bを含む、請求項1~4のいずれか一項に記載のゼリー飲料。
【請求項6】
2種以上のゲル化剤Aを含有する、請求項1~5のいずれか一項に記載のゼリー飲料。
【請求項7】
前記2種以上のゲル化剤Aの合計含有量が1~5g/Lである、請求項6に記載のゼリ
ー飲料。
【請求項8】
2種以上のゲル化剤Bを含有する、請求項1~7のいずれか一項に記載のゼリー飲料。
【請求項9】
前記2種以上のゲル化剤Bの合計含有量が1~4g/Lである、請求項8に記載のゼリ
ー飲料。
【請求項10】
pHが3~4.8である、請求項1~9のいずれか一項に記載のゼリー飲料。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ゼリー飲料、具体的には、複数種のゲル化剤とクエン酸カリウムおよび/ま
たはクエン酸カルシウムを含むゼリー飲料、およびその製造方法などに関する。
続きを表示(約 2,900 文字)
【背景技術】
【0002】
これまで消費者の嗜好に合わせて様々なタイプの飲料が開発・販売されてきた。一例と
して、独特な触感を有するゼリー飲料が挙げられる。ゼリー飲料の中でも様々なものがこ
れまで開発されており、複数のゲル化剤を組み合わせて触感を調整したものも開示されて
きた。例えば、特許文献1(特開2003-125715号公報)では、キサンタンガム
と、コンニャク芋抽出物および/またはローカストビーンガムと、紅藻類由来のガム質と
を含み、ゲル化点が25~50℃となるように調整されたゲル化剤を含むことを特徴とす
るドリンクゼリーが開示されている。
【0003】
特許文献2(特開2012-24081号公報)では、ゲル化剤としてグルコマンナン
、ローカストビーンガムおよびカラギーナンを含み、ゲル化促進剤によって形成されるゼ
リーを含有し、そのゼリーが固形分を含有することを特徴とする容器詰ゼリー飲料が開示
されている。
【0004】
特許文献3(特開2021-23169号公報)では、液状部とゲル状のゼリー部とを
含むとともに、カゼインを含むゼリー飲料であって、ローカストビーンガム、カラギーナ
ン、キサンタンガム、油脂を含有し、カルシウムまたはマグネシウムを含有し、カゼイン
の含有量が所定の範囲内であるゼリー飲料が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2003-125715号公報
特開2012-24081号公報
特開2021-23169号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記のような状況の下、新規なゼリー飲料の開発が待たれている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者らは、複数種のゲル化剤とクエン酸カリウムおよび/またはクエン酸カルシウ
ムを用いてゼリー飲料を調製することで、テクスチャーおよびのど越しが良好なゼリー飲
料を得ることができるとの知見を得た。本発明はこのような知見に基づくものである。
【0008】
本発明は、次に示すゼリー飲料および当該ゼリー飲料の製造方法を提供する。
[1]
ゼリー飲料であって、
(A)0.3~3.2g/Lの寒天、0.3~3.2g/Lのカラギーナン、および0.
3~3.2g/Lのコンニャクからなる群から選択される1種以上のゲル化剤Aと、
(B)0.6~3g/Lのローカストビーンガム、0.6~3g/Lのキサンタンガム、
および0.6~3g/Lのジェランガムからなる群から選択される1種以上のゲル化剤B
と、
(C)クエン酸カリウム、クエン酸カルシウム、またはクエン酸カリウムおよびクエン酸
カルシウムと
を含有し、
前記1種以上のゲル化剤Aの総量が0.9~6.4g/Lである、ゼリー飲料。
[2]
0.31~0.78g/Lのクエン酸カリウム、0.1~1g/Lのクエン酸カルシウ
ム、または0.31~0.78g/Lのクエン酸カリウムおよび0.1~1g/Lのクエ
ン酸カルシウムを含有する、[1]に記載のゼリー飲料。
[3]
塩素の含有量が0~300ppmである、[1]または[2]に記載のゼリー飲料。
[4]
(A)0.7~2.6g/Lの寒天、0.3~2.6g/Lのカラギーナン、および1
.6~2.6g/Lのコンニャクからなる群から選択される1種以上のゲル化剤Aを含む
、[1]~[3]のいずれかに記載のゼリー飲料。
[5]
(B)0.7~2.4g/Lのローカストビーンガム、0.6~2.4g/Lのキサン
タンガム、および1~2.4g/Lのジェランガム、からなる群から選択される1種以上
のゲル化剤Bを含む、[1]~[4]のいずれかに記載のゼリー飲料。
[6]
2種以上のゲル化剤Aを含有する、[1]~[5]のいずれかに記載のゼリー飲料。
[7]
前記2種以上のゲル化剤Aの合計含有量が1~5g/Lである、[6]に記載のゼリー
飲料。
[8]
2種以上のゲル化剤Bを含有する、[1]~[7]のいずれかに記載のゼリー飲料。
[9]
前記2種以上のゲル化剤Bの合計含有量が1~4g/Lである、[8]に記載のゼリー
飲料。
[10]
pHが3~4.8である、[1]~[9]のいずれかに記載のゼリー飲料。
[11]
25%以下の果汁を含む、[1]~[10]のいずれかに記載のゼリー飲料。
[12]
ナトリウム含有量が150ppm以下である、[1]~[11]のいずれかに記載のゼ
リー飲料。
[13]
ゼリー飲料の製造方法であって、
(A)0.3~3.2g/Lの寒天、0.3~3.2g/Lのカラギーナン、および0
.3~3.2g/Lのコンニャクからなる群から選択される1種以上のゲル化剤Aと、(
B)0.6~3g/Lのローカストビーンガム、0.6~3g/Lのキサンタンガム、お
よび0.6~3g/Lのジェランガムからなる群から選択される1種以上のゲル化剤Bと
、(C)クエン酸カリウム、クエン酸カルシウム、またはクエン酸カリウムおよびクエン
【発明の効果】
【0009】
本発明の一態様によれば、複数種のゲル化剤とクエン酸カリウムおよび/またはクエン
酸カルシウムを含むゼリー飲料が提供される。本発明の他の態様によれば、テクスチャー
およびのど越しが良好なゼリー飲料が提供される。本発明の好ましい態様によるゼリー飲
料は、テクスチャーおよびのど越しが良好であり、かつ、塩素の含有量が低いため、製造
設備におけるパイプラインの腐食を抑制することができる。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明を詳細に説明する。以下の実施の形態は、本発明を説明するための例示で
あり、本発明をこの実施の形態のみに限定する趣旨ではない。本発明は、その要旨を逸脱
しない限り、様々な形態で実施をすることができる。
なお、本明細書において引用した全ての文献、および公開公報、特許公報その他の特許
文献は、参照として本明細書に組み込むものとする。
本明細書において、例えば、「A成分の含有量がXg/Lである」との記載は、「飲料
1Lに対して、A成分がXg含まれている」ことを意味する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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