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公開番号2025134316
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-17
出願番号2024032149
出願日2024-03-04
発明の名称容器包装機
出願人株式会社テクノリサーチ
代理人名古屋国際弁理士法人
主分類B65B 7/28 20060101AFI20250909BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】容器台に対する容器の位置が正しい位置からずれている場合でも、シュリンク包装を適切に行うことができる容器包装機を提供すること。
【解決手段】容器包装機は、容器を載せることが可能な容器台と、フィルム支持部と、被押圧部と、加熱部と、を備える。フィルム支持部は、下側からフィルムを支持する。被押圧部は、容器により持ち上げられたフィルムを介して容器に押される。加熱部は、フィルムのうち、容器よりも外周側にある外周部を加熱し、収縮させ、容器の外周面に密着させる。容器台の上面のうち、容器と接する部分の少なくとも一部は、すり鉢状の形状を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
容器を載せることが可能であり、上下方向に移動するように構成された容器台と、
前記容器台よりも上方に設けられ、下側からフィルムを支持するように構成され、前記容器台が上昇したときに、前記容器が通過する通過部を備えるフィルム支持部と、
前記フィルム支持部よりも上方に設けられ、前記容器台が上昇したとき、前記容器により前記フィルム支持部から持ち上げられた前記フィルムを介して前記容器に押される被押圧部と、
前記被押圧部が前記フィルムを介して前記容器に押されているとき、前記フィルムのうち、前記容器よりも外周側にある外周部を加熱し、収縮させ、前記容器の外周面に密着させるように構成された加熱部と、
を備え、
前記容器台の上面のうち、前記容器と接する部分の少なくとも一部は、すり鉢状の形状を有する、
容器包装機。
続きを表示(約 370 文字)【請求項2】
請求項1に記載の容器包装機であって、
フィルムロールから前記フィルムを引き出し、前記フィルム支持部の上に搬送するように構成されたフィルム搬送部と、
前記フィルム搬送部が前記フィルムを搬送しているとき、前記フィルム支持部に支持された前記フィルムの上方を、前記フィルムの下方に比べて負圧とするように構成された負圧生成部と、
をさらに備える、
容器包装機。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の容器包装機であって、
前記容器台が上昇し、前記容器によって前記フィルム支持部から前記フィルムが持ち上げられたときに、前記外周部に上方から当接し、前記フィルムの中央部に比べて、前記外周部の上昇を抑制するように構成された上昇抑制部をさらに備える、
容器包装機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は容器包装機に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に容器包装機が開示されている。容器包装機は、シュリンク包装を行う装置である。容器包装機は、容器台とシュリンク部とを備える。容器台の上に容器を載せることができる。容器は、上方に開口部を備えている。容器台は上下方向に移動することができる。
【0003】
シュリンク部は、容器台の上方に設けられている。シュリンク部はフィルムを保持している。容器台に容器を載せ、容器台が上昇したとき、容器の開口部の周縁は、シュリンク部に保持されているフィルムに接する。シュリンク部は加熱部を備える。加熱部は、容器の開口部の周縁がフィルムに接している状態で、フィルムのうち、主に容器よりも外周側にある外周部を加熱し、収縮させ、容器の外周面に密着させる。その結果、容器の開口部はフィルムで覆われる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-133937号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
容器台に容器を載せたとき、容器の位置が、容器台に対し、正しい位置からずれていることがある。この場合、容器包装機は、シュリンク包装を適切に行えないことがある。本開示の1つの局面では、容器台に対する容器の位置が正しい位置からずれている場合でも、シュリンク包装を適切に行うことができる容器包装機を提供することが好ましい。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の1つの局面は、容器を載せることが可能であり、上下方向に移動するように構成された容器台と、前記容器台よりも上方に設けられ、下側からフィルムを支持するように構成され、前記容器台が上昇したときに、前記容器が通過する通過部を備えるフィルム支持部と、前記フィルム支持部よりも上方に設けられ、前記容器台が上昇したとき、前記容器により前記フィルム支持部から持ち上げられた前記フィルムを介して前記容器に押される被押圧部と、前記被押圧部が前記フィルムを介して前記容器に押されているとき、前記フィルムのうち、前記容器よりも外周側にある外周部を加熱し、収縮させ、前記容器の外周面に密着させるように構成された加熱部と、を備える。前記容器台の上面のうち、前記容器と接する部分の少なくとも一部は、すり鉢状の形状を有する。
【0007】
本開示の1つの局面である容器包装機は、容器台に対する容器の位置が正しい位置からずれている場合でも、シュリンク包装を適切に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
容器包装機の基本的な構成を表す側断面図である。
容器包装機の基本的な構成を表す斜視図である。
シュリンク部にフィルムが未だ搬送されていない状態を表す斜視図である。
シュリンク部へのフィルムの搬送が開始された状態を表す斜視図である。
シュリンク部へのフィルムの搬送が進行し、冷却ファンが起動した状態を表す斜視図である。
シュリンク部へのフィルムの搬送が完了した状態を表す斜視図である。
待機状態にある容器包装機を表す正面図である。
待機状態の後、容器台が上昇している状態にある容器包装機を表す正面図である。
シュリンク包装を開始した状態にある容器包装機を表す正面図である。
シュリンク包装が完了した状態にある容器包装機を表す正面図である。
シュリンク包装が完了した後、容器台が下降した状態にある容器包装機を表す正面図である。
容器の位置が正しい位置からずれている場合の待機状態を表す説明図である。
容器の位置が正しい位置からずれている場合に、容器台が上昇した状態を表す説明図である。
容器の位置が正しい位置に修正された状態を表す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示の例示的な実施形態について図面を参照しながら説明する。
<第1実施形態>
1.容器包装機1の基本的な構成
容器包装機1の基本的な構成を、図1~図2に基づき説明する。容器包装機1は、土台部3と、脚部5と、筐体7と、を備える。土台部3は、容器包装機1のうち、下方Dに位置する部分である。土台部3は、容器包装機1を設置する面に接する。脚部5は、土台部3のうち、後方Bの側の部分から、上方Uに延びる部材である。筐体7は、脚部5により支持される中空の箱である。筐体7は、脚部5よりも上方Uにある。また、筐体7の一部は、脚部5よりも、前方Fに延びている。筐体7は、土台部3の上方Uにある。前方Fは後方Bとは反対の方向である。
【0010】
容器包装機1は、容器台11を備える。容器台11は土台部3の上方Uにあり、脚部5の前方Fにあり、筐体7の下方Dにある。容器台11は、図示しない移動機構により、上方U及び下方Dに移動可能である。容器台11の上に容器13を載せることが可能である。容器13は、開口部15を備える。容器13は、開口部15が上方Uを向くように、容器台11に載せられる。容器13の形状は、例えば、円筒形である。
(【0011】以降は省略されています)

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