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公開番号2025135275
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-18
出願番号2024033038
出願日2024-03-05
発明の名称包装用容器
出願人シーピー化成株式会社
代理人弁理士法人R&C
主分類B65D 43/06 20060101AFI20250910BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】閉蓋操作及び開蓋操作を容易かつ安定的に行うことができる包装用容器を提供する。
【解決手段】包装用容器(1)は、容器本体(3)と蓋体(5)とを備える。容器本体(3)は、底面部(31)と本体周壁部(32)と本体フランジ部(33)とを備える。蓋体(5)は、天面部(51)と蓋体周壁部(52)と蓋体フランジ部(54)と摘み部(56)とを備える。蓋体周壁部(52)は、内方に向かって凹状に窪む壁面からなる凹壁面(65)と凹壁面(65)の下端から延びる底壁面(66)とで区画される凹設部(64)を周方向の複数箇所に有する。凹設部(64)が、摘み部(56)が設けられた摘み領域及び摘み部が設けられていない非摘み領域のそれぞれに形成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
容器本体と、前記容器本体に嵌合する蓋体と、を備える包装用容器であって、
前記容器本体は、底面部と、前記底面部から上方に延びる本体周壁部と、前記本体周壁部から外方に延びる本体フランジ部と、を備え、
前記蓋体は、天面部と、前記天面部から下方に延びる蓋体周壁部と、前記蓋体周壁部よりも周縁側に設けられた蓋体フランジ部と、前記蓋体フランジ部よりも周縁側に設けられた摘み部と、を備え、
前記蓋体周壁部は、内方に向かって凹状に窪む壁面からなる凹壁面と前記凹壁面の下端から延びる底壁面とで区画される凹設部を周方向の複数箇所に有し、
前記凹設部が、前記摘み部が設けられた摘み領域及び前記摘み部が設けられていない非摘み領域のそれぞれに形成されている包装用容器。
続きを表示(約 240 文字)【請求項2】
前記非摘み領域に形成された前記凹設部の個数が、前記摘み領域に形成された前記凹設部の個数よりも多い請求項1に記載の包装用容器。
【請求項3】
前記蓋体は、前記蓋体周壁部と前記蓋体フランジ部との間に前記容器本体に内嵌合する嵌合凸部をさらに備え、
前記凹設部が前記嵌合凸部に隣接して形成されている請求項1又は2に記載の包装用容器。
【請求項4】
前記底壁面に、上方に突出した小突起が設けられている請求項1又は2に記載の包装用容器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、包装用容器に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
例えば弁当や惣菜等の食品を包装するために、包装用容器が用いられている。このような包装用容器の一例が、特開2021-46231号公報(特許文献1)に開示されている。
【0003】
特許文献1の包装用容器(食品包装用容器1)は、容器本体(容器本体10)と、容器本体に嵌合する蓋体(蓋体30)とを備えている。容器本体は、底面部(底部11)と、底面部から上方に延びる本体周壁部(側壁部12)と、本体周壁部から外方に延びる本体フランジ部(本体フランジ部14)とを備えている。また、蓋体は、天面部(天板部31)と、天面部から下方に延びる蓋体周壁部(周壁部34)と、蓋体周壁部よりも周縁側に設けられた蓋体フランジ部(蓋体フランジ部33)と、蓋体フランジ部よりも周縁側に設けられた摘み部(摘み部37)とを備えている。蓋体は、下向きの嵌合凸部(蓋体嵌合部32)をさらに備えており、この嵌合凸部にて容器本体に内嵌合される構成となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-46231号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の包装用容器は、容器本体と蓋体とが内嵌合することで被収容物(特に、水分を多く含むもの)の漏れ出しを防止している。しかし、特許文献1のように容器本体と蓋体とが全周に亘って内嵌合する構成では、その嵌合力が強く、摘み部を指先で把持するだけでは必要な時に開蓋しにくいという問題があった。また、逆に、容器本体と蓋体とを全周に亘って内嵌合させるのにも大きな力が必要で、閉蓋しにくいという問題もあった。
【0006】
閉蓋操作及び開蓋操作を容易かつ安定的に行うことができる包装用容器の実現が望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る包装用容器は、
容器本体と、前記容器本体に嵌合する蓋体と、を備える包装用容器であって、
前記容器本体は、底面部と、前記底面部から上方に延びる本体周壁部と、前記本体周壁部から外方に延びる本体フランジ部と、を備え、
前記蓋体は、天面部と、前記天面部から下方に延びる蓋体周壁部と、前記蓋体周壁部よりも周縁側に設けられた蓋体フランジ部と、前記蓋体フランジ部よりも周縁側に設けられた摘み部と、を備え、
前記蓋体周壁部は、内方に向かって凹状に窪む壁面からなる凹壁面と前記凹壁面の下端から延びる底壁面とで区画される凹設部を周方向の複数箇所に有し、
前記凹設部が、前記摘み部が設けられた摘み領域及び前記摘み部が設けられていない非摘み領域のそれぞれに形成されている。
【0008】
この構成によれば、蓋体周壁部に設けられた凹設部の底壁面に指先を押し当てて、周方向の複数箇所から蓋体を押さえて閉蓋操作を容易に行うことができる。容器本体と蓋体とがうまく嵌合しないことが少なくなり、閉蓋操作を安定的に行うことができる。また、凹設部は摘み領域にも形成されているので、凹設部の底壁面に指先を押し当てながら摘み部をしっかりと摘まんで持ち上げることができる。よって、開蓋操作も容易かつ安定的に行うことができる。
【0009】
以下、本発明の好適な態様について説明する。但し、以下に記載する好適な態様例によって、本発明の範囲が限定される訳ではない。
【0010】
一態様として、
前記非摘み領域に形成された前記凹設部の個数が、前記摘み領域に形成された前記凹設部の個数よりも多いことが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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