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公開番号2025135953
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-19
出願番号2024034055
出願日2024-03-06
発明の名称搬送器具
出願人親和パッケージ株式会社
代理人弁理士法人三枝国際特許事務所
主分類B65D 19/42 20060101AFI20250911BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】荷物の搬送時には車輪により容易にパレットを移動でき、荷物の搬送時以外ではパレットを動かないように静止状態にできる搬送器具を提供する。
【解決手段】搬送器具は、パレット1と、下端に少なくとも一つの誘導車輪15を備えた操作ハンドル10とを備え、操作ハンドル10は、パレット1の四つの辺部8A-8Dの少なくとも一つの辺部(例えば辺部8A)に設けられた連結部5に引っ掛かる作用部14を備え、誘導車輪15を支点にした回転動作によりパレット1において作用部14が引っ掛かる辺部8Aを持ち上げるように構成されており、パレット1は、作用部14が引っ掛かる辺部8Aと対向する辺部8Cに少なくとも一つの自在車輪60を備え、作用部14が引っ掛かる辺部8Aが持ち上げられた傾斜状態で自在車輪60により移動可能であり、かつ、パレット1は、水平状態において接地してパレット1の移動を規制する規制部7を備える。
【選択図】図11
特許請求の範囲【請求項1】
平面視で矩形状のパレットと、
下端に少なくとも一つの誘導車輪を備えた操作ハンドルと、
を備え、
前記操作ハンドルは、前記パレットの四つの辺部の少なくとも一つの辺部に設けられた連結部に引っ掛かる作用部を備え、前記誘導車輪を支点にした回転動作により前記パレットにおいて前記作用部が引っ掛かる辺部を持ち上げるように構成されており、
前記パレットは、前記作用部が引っ掛かる辺部と対向する辺部に少なくとも一つの車輪を備え、前記作用部が引っ掛かる辺部が持ち上げられた傾斜状態で前記車輪により移動可能であり、かつ、
前記パレットは、前記作用部が引っ掛かる辺部が持ち上げられる前の水平状態において接地して前記パレットの移動を規制する規制部を備える、搬送器具。
続きを表示(約 820 文字)【請求項2】
前記車輪は、水平旋回自在な自在車輪であり、
前記規制部は、
前記パレットの一組の対向する辺部と直交する方向に転動する少なくとも一つの水平旋回不能な第一固定車輪と、
前記パレットの他の一組の対向する辺部を結ぶ方向に転動する少なくとも一つの水平旋回不能な第二固定車輪と、
を備える、請求項1に記載の搬送器具。
【請求項3】
前記パレットの四つの辺部にそれぞれ前記連結部が設けられ、
前記パレットの四つの隅部にそれぞれ前記車輪が設けられる、請求項2に記載の搬送器具。
【請求項4】
前記車輪は、水平旋回不能な固定車輪であり、前記パレットにおいて前記作用部が引っ掛かる辺部と対向する辺部に、該辺部と直交する方向に転動するように設けられ、
前記規制部は、前記車輪の転動方向と直交する方向に転動する少なくとも一つの水平旋回不能な固定車輪を備える、請求項1に記載の搬送器具。
【請求項5】
前記パレットの四つの辺部にそれぞれ前記連結部及び該辺部と直交する方向に転動する水平旋回不能な固定車輪が設けられ、
前記パレットにおいて前記作用部が引っ掛かる辺部と対向する辺部に設けられた固定車輪が前記車輪を構成し、前記作用部が引っ掛かる辺部と隣接する二つの辺部に設けられた固定車輪が前記規制部を構成する、請求項4に記載の搬送器具。
【請求項6】
前記規制部は、前記パレットの裏面から突き出る少なくとも一つの突起部で構成される、請求項1に記載の搬送器具。
【請求項7】
前記車輪は水平旋回自在な自在車輪である、請求項6に記載の搬送器具。
【請求項8】
前記パレットの四つの辺部にそれぞれ前記連結部が設けられ、
前記パレットの四つの隅部にそれぞれ前記車輪が設けられる、請求項7に記載の搬送器具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、パレットを用いて荷物を搬送する搬送器具に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
構内物流においては、倉庫と現場との間や工程間で荷物をパレット上に積んで搬送しており、パレットは例えばハンドリフトなどを使用して移動させている。しかし、ハンドリフトは本体重量が重いうえ、レバー操作や運転操作が面倒であるため、特に初心者には取り扱いが難しい。
【0003】
そこで、特許文献1のように、ハンドリフトなどを使用せずに移動可能なパレットが提案されている。特許文献1のパレットは、床に面する側の裏面に複数の車輪を着脱自在に取り付け可能であり、パレットに手押し搬送用の操作ハンドルを取り付けることで、容易にパレットを移動できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2005-14960号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1のパレットでは、車輪が取り付けられた状態ではパレットを動かないように静止させることができない。そのため、パレットを静止状態で置いておくためにはわざわざ車輪をパレットから取り外す必要がある。
【0006】
本開示は、上記課題を解決することを目的としており、荷物の搬送時には車輪により容易にパレットを移動でき、荷物の搬送時以外ではパレットを動かないように静止状態にできる搬送器具の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の搬送器具は、上記課題を解決するため、以下の項1に記載の搬送器具を主題として包含する。
【0008】
項1.平面視で矩形状のパレットと、下端に少なくとも一つの誘導車輪を備えた操作ハンドルと、を備え、
前記操作ハンドルは、前記パレットの四つの辺部の少なくとも一つの辺部に設けられた連結部に引っ掛かる作用部を備え、前記誘導車輪を支点にした回転動作により前記パレットにおいて前記作用部が引っ掛かる辺部を持ち上げるように構成されており、
前記パレットは、前記作用部が引っ掛かる辺部と対向する辺部に少なくとも一つの車輪を備え、前記作用部が引っ掛かる辺部が持ち上げられた傾斜状態で前記車輪により移動可能であり、かつ、
前記パレットは、前記作用部が引っ掛かる辺部が持ち上げられる前の水平状態において接地して前記パレットの移動を規制する規制部を備える、搬送器具。
【0009】
また、本開示の搬送器具は、上記項1に記載の搬送器具の好ましい態様として、以下の項2に記載の搬送器具を包含する。
【0010】
項2.前記車輪は、水平旋回自在な自在車輪であり、
前記規制部は、前記パレットの一組の対向する辺部と直交する方向に転動する少なくとも一つの水平旋回不能な第一固定車輪と、前記パレットの他の一組の対向する辺部を結ぶ方向に転動する少なくとも一つの水平旋回不能な第二固定車輪と、を備える、項1に記載の搬送器具。
(【0011】以降は省略されています)

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