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公開番号2025136391
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-19
出願番号2024034924
出願日2024-03-07
発明の名称3Dデータ復号装置および3Dデータ符号化装置
出願人シャープ株式会社
代理人個人
主分類H04N 19/70 20140101AFI20250911BHJP(電気通信技術)
要約【課題】パーティション選択に関する制約を緩和することによって、パーティション選択の柔軟性を高め、3Dデータを高効率に符号化・復号することを目的とする。
【解決手段】
メッシュデータもしくは点群データを復号する3Dデータ復号装置において、タイルの位置を示すシンタックス要素を復号し、タイルの左上パーティションの列topLeftColumn、該左上パーティションの行topLeftRow、タイルの右下パーティションの列bottomRightColumn、該右下パーティションの行bottomRightRowを導出する手段を有し、上記3Dデータ復号装置は、i番目のタイルのパーティションの列と、j番目のタイルのパーティションの列と、i番目のタイルのパーティションの行と、j番目のタイルのパーティションの行について特定のビットストリームコンフォーマンス条件を満たすビットストリームを復号することを特徴とする。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
メッシュデータもしくは点群データを復号する3Dデータ復号装置において、タイルの位置を示すシンタックス要素を復号し、タイルの左上パーティションの列topLeftColumn、該左上パーティションの行topLeftRow、タイルの右下パーティションの列bottomRightColumn、該右下パーティションの行bottomRightRowを導出する手段を有し、上記3Dデータ復号装置は、i番目のタイルのパーティションの列(topLeftColumn[i]、bottomRightColumn[i])と、j番目のタイルのパーティションの列(topLeftColumn[j])と、i番目のタイルのパーティションの行(topLeftRow[i]、bottomRightRow[i])と、j番目のタイルのパーティションの行(topLeftRow[j])について特定のビットストリームコンフォーマンス条件を満たすビットストリームを復号することを特徴とする3Dデータ復号装置。
続きを表示(約 1,800 文字)【請求項2】
上記ビットストリームコンフォーマンスとして、i, j(j!=i)に対して、
topLeftColumn[ i ] <= topLeftColumn[ j ] <= bottomRightColumn[ i ]、
topLeftRow[ i ] <= topLeftRow[ j ] <= bottomRightRow[ i ]
の両方の特性を満たす場合があってはならない、であることを特徴とする請求項1に記載の3Dデータ復号装置。
【請求項3】
上記ビットストリームコンフォーマンスとして、i, j(j!=i)に対して、
topLeftColumn[ i ] <= topLeftColumn[ j ] <= bottomRightColumn[ i ]、
topLeftRow[ i ] <= topLeftRow[ j ] <= bottomRightRow[ i ]
のいずれか、もしくは、両方の特性を満たす場合があってはならない、であることを特徴とする請求項1に記載の3Dデータ復号装置。
【請求項4】
上記ビットストリームコンフォーマンスとして、i, j(j!=i)に対して、
topLeftColumn[ i ] <= topLeftColumn[ j ] <= bottomRightColumn[ i ]、
topLeftRow[ i ] <= topLeftRow[ j ] <= bottomRightRow[ i ]
のうち1つ以上の特性を満たす場合があってはならない、であることを特徴とする請求項1に記載の3Dデータ復号装置。
【請求項5】
上記ビットストリームコンフォーマンスとして、i, j(j!=i)に対して、
topLeftColumn[ i ] <= topLeftColumn[ j ] <= bottomRightColumn[ i ]
の特性を満たす場合があってはならない、であることを特徴とする請求項1に記載の3Dデータ復号装置。
【請求項6】
上記3Dデータ復号装置は、さらにコーデックを示すシンタックス要素を復号し、上記コーデックがAVCもしくはHEVCの場合では、上記ビットストリームコンフォーマンスは以下であり、
topLeftColumn[ i ] <= topLeftColumn[ j ] <= bottomRightColumn[ i ]
topLeftRow[ i ] <= topLeftRow[ j ] <= bottomRightRow[ i ]
上記コーデックがVVCの上記ビットストリームコンフォーマンスはtopLeftColumn[ i ] <=
topLeftColumn[ j ] <= bottomRightColumn[ i ] 、であることを特徴とする請求項1に記載の3Dデータ復号装置。
【請求項7】
メッシュデータもしくは点群データを復号する3Dデータ符号化装置において、タイルの位置を示すシンタックス要素を符号化し、タイルの左上パーティションの列topLeftColumn、該左上パーティションの行topLeftRow、タイルの右下パーティションの列bottomRightColumn、該右下パーティションの行bottomRightRowを導出する手段を有し、上記3Dデータ符号化装置は、i番目のタイルのパーティションの列(topLeftColumn[i]、bottomRightColumn[i])と、j番目のタイルのパーティションの列(topLeftColumn[j])と、i番目のタ
イルのパーティションの行(topLeftRow[i]、bottomRightRow[i])と、j番目のタイルのパーティションの行(topLeftRow[j]について特定のビットストリームコンフォーマンス条件を満たすビットストリームを符号化することを特徴とする3Dデータ符号化装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、3Dデータ符号化装置および3Dデータ復号装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
3Dデータを効率的に伝送または記録するために、3Dデータを2次元画像に変換し、動画像符号化方式で符号化し、符号化データを生成する3Dデータ符号化装置、および、当該符号化データから2次元画像を復号して、3Dデータを再構成する3Dデータ復号装置がある。
【0003】
具体的な3Dデータ符号化方式としては、例えば、MPEG-IのISO/IEC 23090-5 V3C (Volumetric Video-based Coding) and V-PCC (Video-based Point Cloud Compression)が挙げられる。V3Cは、点の位置と属性情報から構成されるポイントクラウドを符号化、復号することができる。さらに、ISO/IEC 23090-12 (MPEG Immersive Video、MIV)及び標準化中のISO/IEC 23090-29 (Video-based Dynamic Mesh Coding、V-DMC)により、多視点映像、メッシュ映像の符号化、復号にも利用される。V-DMC方式は、非特許文献1に最新のドラフト文書が開示されている。
【0004】
これら3Dデータ符号化方式では、3Dデータを構成するジオメトリやアトリビュートを画像としてH.265/HEVC (High Efficiency Video Coding)、H.266/VVC (Versatile Video Coding)のような動画像符号化方式を用いて符号化・復号する。
【0005】
点群の場合には、ジオメトリ画像は投影面へのデプスであり、アトリビュート画像は、アトリビュートを投影面に投影された画像である。
【0006】
非特許文献1のような3Dデータ(メッシュ)は、ベースメッシュ、メッシュ変位、テクスチャマッピング画像から構成される。ベースメッシュの符号化はDracoのような頂点符号化方式が利用できる。メッシュ変位の符号化は、メッシュ変位を2次元化したメッシュ変位画像を動画コーデックで符号化する方法のほか、算術符号化により直接符号化する方法がある。テクスチャマッピング画像は、アトリビュート画像として動画コーデックで符号化する。動画コーデックは上述のHEVC、VVCを用いることができる。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0007】
WD 5.0 of V-DMC (MDS23318_WG07_N00744_clean), ISO/IEC JTC 1/SC 29/WG 7 N0744, October 2023
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
非特許文献1における3Dデータ符号化方式では、タイル構成時のパーティション選択に関する制約により、水平方向・高さ方向に連続したパーティションを選択できないという課題があった。
【0009】
本発明は、パーティション選択に関する制約を緩和することによって、パーティション選択の柔軟性を保ちながら、冗長性のない3Dデータを高効率に符号化・復号することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
メッシュデータもしくは点群データを復号する3Dデータ復号装置において、タイルの位置を示すシンタックス要素を復号し、タイルの左上パーティションの列topLeftColumn、該左上パーティションの行topLeftRow、タイルの右下パーティションの列bottomRightColumn、該右下パーティションの行bottomRightRowを導出する手段を有し、上記3Dデータ復号装置は、i番目のタイルのパーティションの列(topLeftColumn[i]、bottomRightColumn[i])と、j番目のタイルのパーティションの列(topLeftColumn[j])と、i番目のタイルのパーティションの行(topLeftRow[i]、bottomRightRow[i])と、j番目のタイルのパーティションの行(topLeftRow[j])について特定のビットストリームコンフォーマンス条件を満たすビットストリームを復号することを特徴とする3Dデータ復号装置。
(【0011】以降は省略されています)

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