特許ウォッチ

公開番号2025122914
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-22
出願番号2024018660
出願日2024-02-09
発明の名称洗濯機
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類D06F 33/37 20200101AFI20250815BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約【課題】洗濯機の使用状況に即して、ユーザに対して適切に薬剤追加の報知をすることができる洗濯機を提供する。
【解決手段】本開示の洗濯機1は、薬剤タンク110、120を有する洗濯機1であって、残量検知部13と、環境検知部14と、報知部15とを備える。残量検知部13は、薬剤タンク110、120の残量を検知する。環境検知部14は、洗濯機1が使用される外部環境の情報を取得する。報知部15は、少量検知の結果、および外部環境の情報を用いて、薬剤タンク110、120への薬剤の追加を促す旨の報知を出力する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項１】
薬剤タンクを有する洗濯機であって、
前記薬剤タンクの残量が少量であることを判定する少量検知を行う残量検知部と、
前記洗濯機が使用される外部環境の情報を取得する環境検知部と、
前記少量検知の結果、および前記外部環境の情報を用いて、前記薬剤タンクへの薬剤の追加を促す旨の報知情報を出力する報知部と
を備える洗濯機。
続きを表示（約 490 文字）【請求項２】
前記外部環境の情報には、前記洗濯機が使用される環境の気候情報、地理情報、および季節情報のうちの少なくともいずれかが含まれる、請求項１に記載の洗濯機。
【請求項３】
前記報知部は、前記外部環境に関する情報に基づいて、前記報知情報を出力する頻度を変更する、請求項１または２に記載の洗濯機。
【請求項４】
前記報知部はさらに、前記洗濯機の使用状況に応じて、前記報知情報の内容を決定する、請求項１または２に記載の洗濯機。
【請求項５】
前記報知部は、ユーザにより指定された前記洗濯機の運転条件に基づいて、前記報知情報の内容を決定する、請求項４に記載の洗濯機。
【請求項６】
薬剤の使用量を集計する集計部をさらに備え、
前記報知部はさらに、前記集計部が集計した単位期間あたりの薬剤の使用量に基づいて、前記報知情報の内容を決定する、請求項１または２に記載の洗濯機。
【請求項７】
前記報知情報の内容には、購入するべき薬剤の量および種類に関する情報が含まれる、請求項６に記載の洗濯機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、洗濯機に関する。
続きを表示（約 1,200 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、薬剤タンクを有し、薬剤の残量を検知する洗濯機が知られている。特許文献１には、薬剤の残量が所定量以下となった場合に少量検知を行う洗濯機が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２２－４８６０７号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、従来の洗濯機では、洗濯機の使用状況に即して適切に薬剤追加の報知をすることができなかった。
【０００５】
本開示は上記課題に鑑みてなされたものであり、洗濯機の使用状況に即して、ユーザに対して適切に薬剤追加の報知をすることができる洗濯機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示の洗濯機は、薬剤タンクを有する洗濯機であって、残量検知部と、環境検知部と、報知部とを備える。前記残量検知部は、前記薬剤タンクの残量を検知する。前記環境検知部は、前記洗濯機が使用される外部環境の情報を取得する。前記報知部は、少量検知の結果、および外部環境の情報を用いて、薬剤タンクへの薬剤の追加を促す旨の報知を出力する。
【発明の効果】
【０００７】
本開示によれば、洗濯機の使用状況に即した適切なタイミングにおいて、ユーザに対して薬剤追加の報知をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
本開示の一実施形態に係る洗濯機の斜視図である。
図１に示す洗濯機における薬剤投入ユニットの外観図である。
洗濯機および端末装置の構成を示すブロック図である。
洗剤タンクにおける残量検知部を模式的に表した図であり、洗剤が十分にある状態を示している。
洗剤タンクにおける残量検知部を模式的に表した図であり、洗剤が少量検知されるときの状態を示している。
使用環境に基づく報知処理を示すフロー図である。
洗濯コースに基づく報知処理を示すフロー図である。
薬剤の消費量に基づく報知処理を示すフロー図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一または相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
【００１０】
（１）ハード構成
図１は、一実施形態に係る洗濯機１の斜視図である。図１に示すように、洗濯機１は、ドア２と薬剤投入ユニット１０とを備えている。ドア２は、洗濯機１の正面に配置されている。薬剤投入ユニット１０は、洗濯機１の上面に内蔵されている。図示の例では、洗濯機１は、ドア２が前方に向けて開口するドラム式となっている。なお、洗濯機１はドラム式でなくてもよい。
（【００１１】以降は省略されています）

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