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公開番号
2025136497
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-19
出願番号
2024035116
出願日
2024-03-07
発明の名称
表示装置、および表示装置の制御方法
出願人
シャープ株式会社
代理人
弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類
G09G
3/30 20060101AFI20250911BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約
【課題】表示パネルの焼き付きを低減させつつ、ユーザにとって見やすい画面表示を維持する。
【解決手段】表示装置(10)は、映像を表示する表示領域と、前記表示領域に配置される複数の発光素子と、を有する表示パネル(13)と、映像信号に基づき、前記表示パネルを駆動する駆動部(12)と、前記駆動部を制御する制御部(14)と、を備え、前記制御部は、前記複数の発光素子の少なくとも一部の使用の度合いを表す使用度合いを取得する取得処理と、前記使用度合いに基づいて、前記表示領域上での前記複数の発光素子の輝度の分布を決定する輝度分布決定処理と、を実行し、前記駆動部は、前記輝度分布決定処理において決定された輝度分布、及び映像信号に基づいて、前記表示パネルを駆動して、前記表示領域に映像を表示させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
映像を表示する表示領域と、前記表示領域に配置される複数の発光素子と、を有する表示パネルと、
映像信号に基づき、前記表示パネルを駆動する駆動部と、
前記駆動部を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記複数の発光素子の少なくとも一部の使用の度合いを表す使用度合いを取得する取得処理と、
前記使用度合いに基づいて、前記表示領域上での前記複数の発光素子の輝度の分布を決定する輝度分布決定処理と、を実行し、
前記駆動部は、前記輝度分布決定処理において決定された輝度分布、及び映像信号に基づいて、前記表示パネルを駆動して、前記表示領域に映像を表示させる、表示装置。
続きを表示(約 920 文字)
【請求項2】
前記輝度分布は、前記表示領域上において、所定の領域からの距離に応じて輝度が低下する輝度分布である、請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記輝度分布決定処理において、前記使用度合いに基づいて、前記所定の領域からの距離に応じて輝度を低下させる輝度傾斜の度合いを変更する、請求項2に記載の表示装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記輝度分布決定処理において、前記使用度合いが所定の閾値を上回る場合に、前記輝度傾斜の度合いを、前記使用度合いが前記所定の閾値を上回る前の輝度傾斜の度合いよりも大きくする、請求項3に記載の表示装置。
【請求項5】
前記使用度合いは、少なくとも前記表示領域の端部に配置される発光素子の使用の度合いを含む、請求項1に記載の表示装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記輝度分布決定処理において、前記使用度合いが所定の閾値を上回る場合に、前記輝度分布を変更することを決定する、請求項1に記載の表示装置。
【請求項7】
前記制御部は、前記輝度分布決定処理において、前記複数の発光素子の少なくとも一部に含まれる所定数を超える複数の発光素子において、前記使用度合いが前記所定の閾値を上回る場合に、前記輝度分布を変更することを決定する、請求項6に記載の表示装置。
【請求項8】
前記制御部は、
前記映像信号のコンテンツを識別するコンテンツ識別情報を取得し、
前記コンテンツ識別情報が表すコンテンツが変更された場合に、前記使用度合いを初期化する、請求項1に記載の表示装置。
【請求項9】
前記使用度合いは、
前記複数の発光素子の少なくとも一部毎に、前記取得処理において取得された使用度合いの積算値である、請求項1に記載の表示装置。
【請求項10】
前記制御部は、
前記所定の領域からの距離に応じて輝度が低下する度合いを、時間の経過に応じて、段階的に大きくする、請求項2に記載の表示装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、表示装置、および表示装置の制御方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
表示パネルにおける輝度の分布を設定する技術が、従来技術として知られている。例えば、特許文献1には、視聴者個人に対応して画面の輝度傾斜を設定する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-235205号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一例として、有機EL表示パネルにおいては、表示パネル自体に光源となる複数の発光素子が存在する。ここで、光源となる有機EL素子について、素子ごとに劣化具合の差が生じて、表示パネル上に焼き付きが残ってしまうことがある。例えば、放送などを介して提供されるコンテンツを表示する表示パネルにおいて、表示パネル角部などの端部では、時計または字幕などの付随情報が長時間固定表示されることが多いため、焼き付きが生じやすい。
【0005】
発光素子の劣化を遅らせて表示パネルの焼き付きを防ぐために、例えば、発光素子の輝度を低下させることが有効である。また、上述したように、表示パネル端部は長時間の固定表示で使用されることが多いため、表示パネル端部における素子の輝度を低下させつつ、ユーザにとって見やすい画面中央部の表示を維持するように、表示パネルにおける輝度の分布を設定することがより望ましい。
【0006】
特許文献1に開示されている技術では、予め設定された輝度傾斜フィルタを使用しているため、表示パネルが有する発光素子の使用の度合いに基づいて表示パネルにおける輝度の分布を設定することが困難であった。
【0007】
本発明の一態様は、表示パネルの焼き付きを低減させつつ、ユーザにとって見やすい画面表示を維持することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る表示装置は、映像を表示する表示領域と、前記表示領域に配置される複数の発光素子と、を有する表示パネルと、映像信号に基づき、前記表示パネルを駆動する駆動部と、前記駆動部を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記複数の発光素子の少なくとも一部の使用の度合いを表す使用度合いを取得する取得処理と、前記使用度合いに基づいて、前記表示領域上での前記複数の発光素子の輝度の分布を決定する輝度分布決定処理と、を実行し、前記駆動部は、前記輝度分布決定処理において決定された輝度分布、及び映像信号に基づいて、前記表示パネルを駆動して、前記表示領域に映像を表示させる。
【0009】
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る表示装置の制御方法は、映像を表示する表示領域と、前記表示領域に配置される複数の発光素子と、を有する表示パネルを備える表示装置の制御方法であって、前記複数の発光素子の少なくとも一部の使用の度合いを表す使用度合いを取得する取得処理と、前記使用度合いに基づいて、前記表示領域上での前記複数の発光素子の輝度の分布を決定する輝度分布決定処理と、前記輝度分布決定処理において決定された輝度分布、及び映像信号に基づいて、前記表示パネルを駆動して、前記表示領域に映像を表示させる駆動処理と、を含む。
【発明の効果】
【0010】
本発明の一態様によれば、表示パネルの焼き付きを低減させつつ、ユーザにとって見やすい画面表示を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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