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公開番号
2025137052
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-19
出願番号
2024036032
出願日
2024-03-08
発明の名称
液体収納容器
出願人
TOPPANホールディングス株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B65D
77/06 20060101AFI20250911BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】外装体を簡単に組み立てることができる液体収納容器を提供する。
【解決手段】内容物が収納される内袋体2と、内袋体2に装着される外装体3とを備えた液体収納容器1であって、内袋体2は、軸状部70が形成されたスパウト10を有し、外装体3は、紙及び/又はパルプを原料とした成形体であり、軸状部70をラジアル方向から挟むように組み合わされたときに、柱状の胴部3bと軸状部70に係合する平坦な天部3aとを形成する一対の半部材30,40で構成される。一対の半部材30,40は、合わせ目50を境に互いに引き離し可能であり、一対の半部材30,40における天部3aを構成する部分に、当該半部材30,40の引き離し方向に延在する一対の直線状部61a,62aを有する切欠き61,62が設けられ、スパウト10は、一対の直線状部61a,62aにおける引き離し方向の端部に当接可能な一対の当接部を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
内容物が収納される内袋体と、
前記内袋体に装着される外装体と、
を備えた液体収納容器であって、
前記内袋体は、軸状部が形成されたスパウトを有し、
前記外装体は、紙及び/又はパルプを原料とした成形体であり、前記軸状部をラジアル方向から挟むように組み合わされたときに、柱状の胴部と前記軸状部に係合する平坦な天部とを形成する一対の半部材で構成される液体収納容器。
続きを表示(約 700 文字)
【請求項2】
前記一対の半部材は、当該一対の半部材の合わせ目を境に互いに引き離し可能であり、
前記一対の半部材のうち少なくとも一方の半部材における前記天部を構成する部分に、当該半部材の引き離し方向に延在する一対の直線状部を有する切欠きが設けられ、
前記スパウトは、前記一対の直線状部における前記引き離し方向の端部に当接可能な一対の当接部を有する請求項1に記載の液体収納容器。
【請求項3】
前記外装体は、前記軸状部を覆うように狭窄した首部を有さない請求項1に記載の液体収納容器。
【請求項4】
前記スパウトは、前記一対の半部材の合わせ目の少なくとも一部を前記外装体の外側及び/又は内側から覆う張出部を有する請求項1~3の何れか一項に記載の液体収納容器。
【請求項5】
前記スパウトは、前記天部を挟持する一対のフランジ部を有する請求項1~3の何れか一項に記載の液体収納容器。
【請求項6】
前記一対のフランジ部のうち一方のフランジ部に、他方のフランジ部に向けて突出する突出部が設けられる請求項5に記載の液体収納容器。
【請求項7】
前記一対の半部材のうち一方の半部材の側縁に形成される係止部及び/又は被係止部と、他方の半部材の側縁に形成される被係止部及び/又は係止部とを係合させることにより、前記外装体が前記内袋体に装着される請求項1~3の何れか一項に記載の液体収納容器。
【請求項8】
前記胴部にシートが巻回又は貼着されている請求項1~3の何れか一項に記載の液体収納容器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、内容物が収納される内袋体と、内袋体に装着される外装体とを備えた液体収納容器に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
この種の液体収納容器として、パルプモールド製の外殻の内部に内容器が配設されてなるものが知られている(例えば、特許文献1を参照)。
【0003】
特許文献1の液体収納容器において、内容器は、内容物を収納するパウチ(袋状体)に、内容物を注出するためのスパウト(口栓)が熱接着されて構成されている。一方、外殻は、鉛直方向に延在する円柱状の胴部と、胴部から上方に向かって先細る形状で先端部(上端部)がスパウトに係合する首部とを有している。この外殻は、2つのパルプモールド成形品を組み合わせて構成されている。これら2つのパルプモールド成形品は、外殻をその中央から縦に切断して二分したようなシェル形状に形成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-55410号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記特許文献1の液体収納容器では、胴部から上方に向かって先細る首部の上端部がスパウトに係合されることから、胴部の上端とスパウトとの間における首部の長さが比較的大きくなる。このため、2つのパルプモールド成形品を組み合わせて外殻の形態を保つためには、2つのパルプモールド成形品における外殻の胴部に対応する部分のみならず、外殻の首部に対応する部分にも、係止手段を設けて、胴部から首部に亘って2つのパルプモールド成形品を係止する必要がある。そうすると、外殻を組み立てるには、2つのパルプモールド成形品における外殻の胴部に対応する部分を係止する工程に加えて、外殻の首部に対応する部分を係止する工程を行わなければならず、外殻を組み立てるのに手間がかかる。従って、外殻の組立の簡略化の観点から改善の余地があるといえる。
【0006】
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、外装体を簡単に組み立てることができる液体収納容器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するための本発明に係る液体収納容器の特徴構成は、
内容物が収納される内袋体と、
前記内袋体に装着される外装体と、
を備えた液体収納容器であって、
前記内袋体は、軸状部が形成されたスパウトを有し、
前記外装体は、紙及び/又はパルプを原料とした成形体であり、前記軸状部をラジアル方向から挟むように組み合わされたときに、柱状の胴部と前記軸状部に係合する平坦な天部とを形成する一対の半部材で構成されることにある。
【0008】
本構成の液体収納容器によれば、紙及び/又はパルプを原料とした成形体である外装体は一対の半部材で構成され、内袋体におけるスパウトの軸状部をラジアル方向から挟むように一対の半部材が組み合わされたときに、柱状の胴部が形成されるとともに、スパウトの軸状部に係合する平坦な天部が形成される。こうして、平坦な天部がスパウトの軸状部に係合されると、胴部の上端に天部が位置することになり、従来の液体収納容器(特許文献1)に見られた首部は実質的に存在しなくなる。このため、一対の半部材における外装体の天部に対応する部分を係止しなくても、一対の半部材における外装体の胴部に対応する部分を係止するだけで外装体の形態を十分に保つことができる。従って、外装体を組み立てる際において、従来よりも外装体の組立工程を簡略化することができるので、外装体を簡単に組み立てることができる。
【0009】
本発明に係る液体収納容器において、
前記一対の半部材は、当該一対の半部材の合わせ目を境に互いに引き離し可能であり、
前記一対の半部材のうち少なくとも一方の半部材における前記天部を構成する部分に、当該半部材の引き離し方向に延在する一対の直線状部を有する切欠きが設けられ、
前記スパウトは、前記一対の直線状部における前記引き離し方向の端部に当接可能な一対の当接部を有することが好ましい。
【0010】
本構成の液体収納容器によれば、外装体に対し内袋体をスパウトの軸状部の軸回りに相対回転させるような外力(トルク)が作用したとき、半部材に設けられた切欠きにおける一対の直線状部の引き離し方向の端部に、スパウトにおける一対の当接部が当接する。このように、一対の直線状部の引き離し方向の端部に一対の当接部が当接した状態においては、一対の直線状部の引き離し方向の端部に対して、引き離し方向と直交する方向に外力の殆どが作用し、半部材に対し引き離し方向に作用しようとする外力を最小限に抑えることができる。これにより、例えば、スパウトに螺着されたキャップを開封するために、スパウトの軸状部の軸回りに開封トルクを作用させたとしても、外装体に対する内袋体の相対回転を防ぐことができるとともに、外装体を構成する一対の半部材が引き離し方向に開いてしまうのを防ぐことができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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