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公開番号2025137083
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-19
出願番号2024036079
出願日2024-03-08
発明の名称作業車両
出願人ヤンマーホールディングス株式会社
代理人弁理士法人佐野特許事務所
主分類E02F 9/20 20060101AFI20250911BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】外部給電可能な状態における走行機体の安全性及び利便性を確保することができる技術を提供する。
【解決手段】バッテリが配置される走行機体を備える作業車両であって、バッテリから走行機体の外部に電力を供給可能な第1外部給電モード及び第2外部給電モードを有する。第1外部給電モードにおいては、走行機体の動作が禁止され、第2外部給電モードにおいては、走行機体の動作が許可される。
【選択図】図9B
特許請求の範囲【請求項１】
バッテリが配置される走行機体を備える作業車両であって、
前記バッテリから前記走行機体の外部に電力を供給可能な第１外部給電モード及び第２外部給電モードを有し、
前記第１外部給電モードにおいては、前記走行機体の動作が禁止され、
前記第２外部給電モードにおいては、前記走行機体の動作が許可される、作業車両。
続きを表示（約 460 文字）【請求項２】
前記走行機体の動作は、前記走行機体の走行を含む、請求項１に記載の作業車両。
【請求項３】
前記走行機体に連結される作業機を備え、
前記走行機体は、
前記作業機を昇降する昇降アクチュエータと、
前記作業機を駆動する駆動アクチュエータと、を有し、
前記走行機体の動作は、前記昇降アクチュエータの駆動と前記駆動アクチュエータの駆動とのうち少なくとも一方を含む、請求項１に記載の作業車両。
【請求項４】
前記走行機体を操作する遠隔操作装置を備え、
前記第１外部給電モードにおいては、前記遠隔操作装置による前記走行機体の操作が禁止される、請求項１に記載の作業車両。
【請求項５】
前記第１外部給電モードにおいては、前記走行機体の電力消費が抑制される、請求項１に記載の作業車両。
【請求項６】
前記第１外部給電モードの解除の設定を行う解除操作部を備える、請求項１から５のいずれかに記載の作業車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、作業車両に関する。
続きを表示（約 1,500 文字）【背景技術】
【０００２】
草刈走行を行う走行機体を備え、送信機（遠隔操作装置）を用いて人為操作可能な草刈機が従来技術として知られている（例えば特許文献１参照）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１９－１０６９４１号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
ところで、近年では、電力を蓄えるバッテリを走行機体に配置し、このバッテリに蓄えられた電力をエネルギー源として駆動する電動式の作業車両も提案されている。電動式の作業車両の中には、バッテリに蓄えられた電力を走行機体の外部に供給する外部給電機能が設けられているものもあり、走行機体が（移動式の）電源としても利用され得る。
【０００５】
走行機体が電源として用いられるときには、電源を利用する利用者が走行機体の付近に位置することが考えられるが、この場合に、例えば遠隔操作装置等の誤操作によって走行機体が動作すると、走行機体と人とが接触する虞がある。一方、外部給電可能な状態において、走行機体の動作を制限すると、ユーザが不便に感じる可能性がある。
【０００６】
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、外部給電可能な状態における走行機体の安全性及び利便性を確保することができる技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
本発明の一側面に係る作業車両は、バッテリが配置される走行機体を備える作業車両であって、前記バッテリから前記走行機体の外部に電力を供給可能な第１外部給電モード及び第２外部給電モードを有し、前記第１外部給電モードにおいては、前記走行機体の動作が禁止され、前記第２外部給電モードにおいては、前記走行機体の動作が許可される。
【発明の効果】
【０００８】
上記の構成によれば、外部給電可能な状態における走行機体の安全性及び利便性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
本発明の実施の一形態に係る作業車両の概略の構成を示す図である。
上記作業車両の遠隔操作装置の構成を示す平面図である。
上記作業車両の電気系及び油圧系の構成を模式的に示すブロック図である。
上記作業車両に設けられる制御装置の構成を模式的に示すブロック図である。
上記作業車両の走行機体に設けられる操作部に表示されるモード選択画面の構成を示す図である。
上記モード選択画面の構成を示す図である。
上記操作部に表示される状態設定画面の構成を示す図である。
上記状態設定画面の構成を示す図である。
上記走行機体の外部給電機能の開始から終了までの流れのうちの上流側を示すフローチャートである。
上記外部給電機能の開始から終了までの流れのうちの下流側を示すフローチャートである。
上記外部給電機能の第１外部給電モードにおいて上記走行機体の動作指示があった場合の上記走行機体の動作の一例を説明する説明図である。
上記外部給電機能の第２外部給電モードにおいて上記走行機体の動作指示があった場合の上記走行機体の動作の一例を説明する説明図である。
上記第１外部給電モードにおいて実行される省電力制御を説明する説明図である。
【発明を実施するための形態】
【００１０】
本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明すれば、以下の通りである。
（【００１１】以降は省略されています）

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