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公開番号2025139646
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-29
出願番号2024038591
出願日2024-03-13
発明の名称風船玩具
出願人日本製紙株式会社,株式会社TakaraTec
代理人弁理士法人お茶の水内外特許事務所
主分類A63H 27/10 20060101AFI20250919BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】新規な風船玩具を提供すること。
【解決手段】袋と、
前記袋に収容された風船と、
前記風船の空気注入口に連結され、前記袋の外へ伸びる空気注入部と、
を有し、
前記空気注入部から空気を注入することにより、前記袋から前記風船が表出する風船玩具。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
袋と、
前記袋に収容された風船と、
前記風船の空気注入口に連結され、前記袋の外へ伸びる空気注入部と、
を有し、
前記空気注入部から空気を注入することにより、前記袋から前記風船が表出することを特徴とする風船玩具。
続きを表示(約 230 文字)【請求項2】
前記袋が、周縁が接着された2枚のシートからなり、
前記空気注入部が前記袋の外へ伸びる開口近傍が、他の部分よりも接着強度の弱い弱接着部であることを特徴とする請求項1に記載の風船玩具。
【請求項3】
前記袋が、フィルム、紙のいずれか、または両方から形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の風船玩具。
【請求項4】
前記風船が、フィルム風船であることを特徴とする請求項1または2に記載の風船玩具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、風船玩具に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
空気を入れて膨らむ風船を利用した玩具が知られている。例えば、空気により膨らむエア封入部分と膨らまない閉塞部分とを有するデザインの設計自由度の高い風船(特許文献1)や、内部に発光体を備えて光の透過しやすい部分と透過しにくい部分とを有することにより光によって模様が浮き出る風船(特許文献2)が提案されている。
また、近年、ショッピングモール、駅、空港等で、カプセルトイ(「ガチャガチャ(登録商標)」などとも呼ばれる)の販売機を数多く並べたコーナーが設けられている。カプセルトイは、販売機内に収容された複数種の商品のうちどの商品を入手できるか購入時には不明であり、どの商品を購入できるかというワクワク感から人気を博している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開平4-32796号公報
特開2000-75826号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、新規な風船玩具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の課題を解決するための手段は、以下のとおりである。
1.袋と、
前記袋に収容された風船と、
前記風船の空気注入口に連結され、前記袋の外へ伸びる空気注入部と、
を有し、
前記空気注入部から空気を注入することにより、前記袋から前記風船が表出することを特徴とする風船玩具。
2.前記袋が、周縁が接着された2枚のシートからなり、
前記空気注入部が前記袋の外へ伸びる開口近傍が、他の部分よりも接着強度の弱い弱接着部であることを特徴とする1.に記載の風船玩具。
3.前記袋が、フィルム、紙のいずれか、または両方から形成されていることを特徴とする1.または2.に記載の風船玩具。
4.前記風船が、フィルム風船であることを特徴とする1.~3.のいずれかに記載の風船玩具。
【発明の効果】
【0006】
本発明の風船玩具は、風船が袋に収容されている。袋に収容された風船を膨らませることにより、袋から風船が表出し、その変化する様を楽しむことができる。購入時に袋に収容されている風船のデザインが不明であると、袋からどのデザインの風船が表出するかというワクワク感を感じることができる。空気注入部が袋の外へ伸びる開口近傍が他の部分よりも接着強度の弱い弱接着部である袋を用いた本発明の風船玩具は、風船を膨らませた際に袋が先方へ飛び出しやすく、風船が飛び出す勢いを強く感じられ、より高いエンターテイメント性を感じることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
一実施態様である風船玩具における風船が表出する前後の様を示す図。
一実施態様である風船玩具における袋の概略図。
一実施態様である風船玩具における風船が膨らんだ状態の概略図。
一実施態様である風船玩具において、風船を膨らませる際の挙動を説明するための図。
一実施態様である風船玩具において、風船を膨らませる際の挙動を説明するための図。
一実施態様である風船玩具において、風船を膨らませる際の挙動を説明するための図。
一実施態様である風船玩具において、風船を膨らませる際の挙動を説明するための図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
一実施態様である風船玩具の風船が表出する前後の状態を図1に示す。
一実施態様である風船玩具100は、袋2と、この袋2に収容された風船1と、風船の空気注入口12に連結されて袋の外に伸びる空気注入部3と、を有する。なお、本実施態様では袋は透明でなく、袋に収容された風船は外部から視認することができない。
【0009】
・袋
袋2の概略図を図2に示す。
一実施態様である風船玩具100において、袋2は、周縁がヒートシールにより接着された2枚の略円形のシートからなり、周縁の一部が接着されずに開口21を形成している。袋を接着する方法はヒートシールに限定されず、接着剤、粘着剤等を用いることもできる。また、本発明で使用する袋は、上記構成に限定されるものではなく、例えば、1枚のシートを折り畳み、その折り目部分と接着部分とを組み合わせて袋を形成することもできる。
【0010】
図2に示すように、袋2は、空気注入部3が外部に伸びる開口21の近傍が、接着幅が狭く、他の接着部分よりも接着強度の弱い弱接着部22となっている。ここで、袋が先端側から破れて開口側が破れないと、破れた袋は空気注入部に留まってしまう。それに対し、弱接着部22を有する袋は、風船1が膨らんだ際に弱接着部22を起点としてシート21a、bが剥離して袋2が破れるため、破れた袋2が空気注入部3に引っかかって留まることを防止することができる。また、袋2が手元側である開口21近傍から破れることにより、破れた袋2が先方側へ勢いよく弾けるように取り除かれるため、袋2から風船1が表出する際のエンターテイメント性が高くなる。一実施態様では、弱接着部は、他の部分よりも接着幅を狭くすることにより形成されているが、本発明において、弱接着部は、他の部分より接着強度が弱ければよく、その手段は特に限定されない。例えば、接着領域を破線状に形成して接着面積を少なくする等の方法により弱接着部を形成することができる。また、接着剤により接着する場合は、開口部近傍に弱い接着剤を用いる、ヒートシールにより接着する場合は、開口部近傍のヒートシール温度を低くする等により弱接着部を形成することもできる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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