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公開番号
2025126192
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-28
出願番号
2025102267,2021115938
出願日
2025-06-18,2021-07-13
発明の名称
抗ウイルス性シート
出願人
日本製紙株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A01N
55/02 20060101AFI20250821BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】
力学特性が良好で、抗ウイルス・消臭・抗菌成分の脱落を抑制できると共に、抗ウイル
ス・消臭・抗菌効果が良好である抗ウイルス性シートを提供する。
【解決手段】
JIS L 1922:2016 繊維製品の抗ウイルス性試験方法において、インフ
ルエンザウイルスまたはネコカリシウイルスに対する抗ウイルス活性値(Mv)が2.0
以上である抗ウイルス性シートであって、Ag、Au、Pt、Pd、Ni、Mn、Fe、
Ti、Al、Zn及びCuの群から選ばれる1種以上の金属イオン及び/または金属粒子
を含有する金属含有セルロース系繊維を含む抗ウイルス性シート。
【選択図】 なし
特許請求の範囲
【請求項1】
繊
維製品の抗ウイルス性試験方法
(JIS L1922:2016)
において、インフルエンザウイルスまたはネコカリシウイルスに対する抗ウイルス活性値(Mv)が2.0以上である抗ウイルス性シートであって、
抗ウイルス性シートは、アニオン基を有するセルロース系繊維に金属イオンがイオン結合している金属含有セルロース系繊維を含んでなり、金属含有セルロース系繊維のろ水度が30~800mLであり、
金属含有セルロース系繊維の含有量が10質量%以下であり、金属含有セルロース系繊維が、Ag、Au、Pt、Pd、Ni、Mn、Fe、Ti、Al、Zn及びCuの群から選ばれる1種以上の金属イオン及び/または金属粒子を含有する、上記抗ウイルス性シート。
続きを表示(約 890 文字)
【請求項2】
前記金属含有セルロース系繊維において、前記金属イオン及び/または金属粒子の含有量がセルロース系繊維に対して10~100mg/gである、請求項1に記載の抗ウイルス性シート。
【請求項3】
Cuイオンの含有量がセルロース系繊維に対して10~60mg/gである、請求項1または2に記載の抗ウイルス性シート。
【請求項4】
前記アニオン基を有するセルロース繊維中のアニオン基量が0.01~3.0mmol/gである、請求項1~
3
のいずれかに記載の抗ウイルス性シート。
【請求項5】
前記アニオン基を有するセルロース系繊維が、カルボキシル基またはカルボキシレート基を有する酸化セルロース系繊維である、請求項1~
4
のいずれかに記載の抗ウイルス性シート。
【請求項6】
前記アニオン基を有するセルロース系繊維が、カルボキシアルキル基を有するカルボキシアルキル化セルロース系繊維である、請求項1~
4
のいずれかに記載の抗ウイルス性シート。
【請求項7】
前記アニオン基を有するセルロース系繊維が、リン酸基を有するリン酸エステル化セルロース系繊維、亜リン酸基を有する亜リン酸エステル化セルロース系繊維、または、硫酸基を有するスルホン化セルロース系繊維を含む、請求項1~
4
のいずれかに記載の抗ウイルス性シート。
【請求項8】
前記抗ウイルス性シートが金属を含有しないセルロース系繊維を含有する、請求項1~
7
のいずれかに記載の抗ウイルス性シート。
【請求項9】
前記抗ウイルス性シートが合成繊維を含有する、請求項1~
8
のいずれかに記載の抗ウイルス性シート。
【請求項10】
前記抗ウイルス性シートがバインダー繊維を含有する、請求項1~
9
のいずれかに記載の抗ウイルス性シート。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、抗ウイルス性シートに関する。より具体的には、抗ウイルス機能、消臭機能
、抗菌機能を有する抗ウイルス性シートに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
シート状の基材に機能性付与剤を付与した機能性シートは、さまざまな産業分野におい
て使用されている。機能の例としては、一般に、消臭、抗菌、耐熱、耐湿、耐候、耐溶剤
、耐磨耗、電磁波遮断等を挙げることができ、用途の例としては、包装材料(紙器、段ボ
ール、樹脂フィルム等)、建材(壁紙、化粧紙、敷紙等)、生活用品(脱臭材、芳香材)
、工業用品(フィルター、ワイパー等)、医療品(マスク等)、衣類、その他紙製品(カ
レンダー等)等がある。
【0003】
上記の機能性シートにおいては、消臭及び/又抗菌機能が求められる場合が多い。例え
ば、いわゆる4大悪臭とされている、アンモニア、トリメチルアミン、硫化水素、メチル
メルカプタン(し尿臭、便臭、腐敗臭等)をはじめとする悪臭成分を、効果的かつ継続的
に抑制することが求められる。
【0004】
これらの消臭・抗菌機能を付与するために、種々の方法が提案されている。特許文献1
及び2には、ゼオライトの構成成分であるケイ素化合物又はアルミニウム化合物の一方の
水溶液を、セルロース系繊維等の親水性高分子基材に含浸させ、塩基性物質と他方の水溶
液を混合したものを更に含浸させて、セルロース系繊維の内部にゼオライトを担持させた
無機多孔結晶-親水性高分子複合体が提案されている。さらに、このゼオライトに金属を
担持することにより、抗菌効果や脱臭効果を付与することができることが開示されている
。
【0005】
また、特許文献3には、ケイ素化合物及び塩基性物質含有水溶液と、アルミニウム化合
物及び塩基性物質含有水溶液とを繊維構造物に含浸させた後、湿熱加熱してセルロース系
繊維内部でケイ素化合物とアルミニウム化合物とを反応させてシリカ・アルミナ多孔体で
あるゼオライトを生成させるセルロース系繊維構造物が開示されている。さらに、このシ
リカ・アルミナ多孔体中に金属イオンを導入することにより、抗菌性、防かび性を付与す
ることができることが開示されている。
【0006】
特許文献4には、銀ゼオライト、銀燐酸ジルコニウム、銀燐酸カルシウム、及び銀溶解
性ガラスから選ばれる一種または二種以上の銀系抗菌剤を含有する抗菌性セルロース系繊
維が開示されている。さらに、この抗菌性セルロース系繊維を用いた不織布が開示されて
いる。
【0007】
また、特許文献5には、酸化パルプを含有する紙基材であって、酸化パルプのカルボキ
シル基の量が酸化パルプの絶乾重量に対して、1.0mmol/g~2.0mmol/g
である紙基材が開示されており、この紙基材に対し、合成樹脂から製造された繊維を一定
範囲で含有することも記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開平10-120923号公報
特開平11-315492号公報
特開2008-031591号公報
特開平11-107033号公報
国際公開2014/097929号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかしながら、特許文献1~4には、セルロース系繊維と金属成分を含む無機化合物の
単なる混合体しか記載されておらず、セルロース系繊維と金属成分を含む無機化合物とが
化学的に強固に結合しているわけではない。すなわち、金属成分を含む無機化合物は繊維
のように物理的・化学的なネットワークを形成しないため、これを用いて不織布を製造し
た場合、引張強さや引裂強さなど、基材としての力学特性が低下するほか、金属成分を含
む無機化合物が基材から脱落する問題がある。
【0010】
さらに、機能性シートが高湿度環境下に置かれたり、湿潤した場合に、抗ウイルス・消
臭・抗菌効果が低下する問題がある。ここで湿潤時とは、例えば、不織布の乾燥後の一定
質量に対して質量比100%以上の水分を含んだ状態をいう。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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