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公開番号
2025141747
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-29
出願番号
2024107958
出願日
2024-07-04
発明の名称
物体搬送システム
出願人
台湾大福高科技設備股分有限公司
,
株式会社ダイフク
代理人
個人
主分類
B65G
35/00 20060101AFI20250919BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】台車部を安定してレールに進入させ、レールに進入する時の衝撃を軽減できる物体搬送システムを提供する。
【解決手段】
本発明の物体搬送システムは、物体搬送装置と、載置台と、を含む。物体搬送装置は、走行部、台車部、及び移載機部を含む。物体搬送装置と載置台との間に横方向に沿って延伸するレールが配置される。台車部の横方向移動機構は、レールに沿って往復移動する。レールは、上下方向の水平高さが異なり、且つ横方向に沿って延伸する第1レール及び第2レールを含む。横方向移動機構が横方向における物体搬送装置から離れる方向に移動する時、横方向移動機構の第1ローラは、第1レールに沿って移動し、横方向移動機構の第2ローラは、第2レールに沿って移動する。
【選択図】図1A
特許請求の範囲
【請求項1】
物体搬送装置と、前記物体搬送装置に隣接して配置される載置台と、を含む物体搬送システムであって、
前記物体搬送装置は、
走行レールに配置され、走行方向に沿って移動する走行部と、
前記走行部の下方に設置され、横方向に沿って移動する横方向移動機構及び上下方向に沿って移動する昇降機構を含む台車部と、
前記昇降機構の下方に設置される移載機部と、
を備え、
前記物体搬送装置と前記載置台との間に前記横方向に沿って延伸するレールが配置され、
前記横方向移動機構は、前記レールに沿って前記物体搬送装置と前記載置台との間で前記横方向に往復移動し、
前記横方向移動機構は、前記横方向上の一方側に第1ローラが設置され、他方側に第2ローラが設置され、
前記レールは、前記上下方向の水平高さが異なり、且つ前記横方向に沿って延伸する第1レール及び第2レールを含み、
前記横方向移動機構が前記横方向における前記物体搬送装置から離れる方向に移動する時、前記第1ローラは、前記第1レールに沿って移動し、前記第2ローラは、前記第2レールに沿って移動する物体搬送システム。
続きを表示(約 430 文字)
【請求項2】
前記横方向に見た視角において、前記第1ローラと前記第2ローラは、前記走行方向に隣接して設置され、且つ
前記上下方向に見た視角において、前記第1レールと前記第2レールは、前記走行方向に隣接して設置される請求項1に記載の物体搬送システム。
【請求項3】
前記横方向に見た視角において、前記第1レール及び前記第2レールは、段差を有する階段状に形成される請求項2に記載の物体搬送システム。
【請求項4】
前記横方向に見た視角において、前記第1ローラと前記第2ローラとの前記走行方向における位置が同じであり、且つ
前記上下方向に見た視角において、前記第2レールは、前記第1レールと重なり合う範囲内に形成され、
前記横方向移動機構が前記横方向に沿って前記載置台に移動した時、前記第1ローラ及び前記第2ローラは、前記第1レールと前記第2レールとの間に位置している請求項1に記載の物体搬送システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、物体搬送システムに関し、特に、横方向移動機構が移動時に傾斜する問題を改善する物体搬送システムに関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の物体搬送システムでは、物体搬送装置は、異なる停留点の間で移動して物体を搬送する。物体搬送装置が停留点に停留する時、物体搬送装置の台車部を横方向に位置する載置台まで移動することによって物体をピックアップ、リリースする作業を行う。しかし、台車部が載置台に接近する時、台車部上の横方向移動機構のローラ(横方向において載置台側に近いローラ)は、レールの接続部に沿って進入する時に衝撃を生成して振動を発生させ、且つその振動を抑制するためにレールの位置を元の位置よりも低い位置まで下降させ、台車部が載置台に完全に進入した後に傾斜した状態になる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は、台車部を安定してレールに進入させ、レールに進入する時の衝撃を軽減することができる物体搬送システムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の物体搬送システムは、物体搬送装置と、前記物体搬送装置に隣接して配置される載置台と、を含む。物体搬送装置は、走行部、台車部、及び移載機部を含む。走行部は、走行レールに配置され、走行方向に沿って移動する。台車部は、走行部の下方に設置され、横方向に沿って移動する横方向移動機構及び上下方向に沿って移動する昇降機構を含む。移載機部は、昇降機構の下方に設置される。物体搬送装置と載置台との間に横方向に沿って延伸するレールが配置される。横方向移動機構は、レールに沿って物体搬送装置と載置台との間で横方向に往復移動する。横方向移動機構は、横方向上の一方側に第1ローラが設置され、他方側に第2ローラが設置される。レールは、上下方向の水平高さが異なり、且つ横方向に沿って延伸する第1レール及び第2レールを含む。横方向移動機構が横方向における物体搬送装置から離れる方向に移動する時、第1ローラは、第1レールに沿って移動し、第2ローラは、第2レールに沿って移動する。
【0005】
本発明の一実施形態において、横方向に見た視角において、第1ローラと第2ローラは、走行方向に隣接して設置され、且つ上下方向に見た視角において、第1レールと第2レールは、走行方向に隣接して設置される。
【0006】
本発明の一実施形態において、横方向に見た視角において、第1レール及び第2レールは、段差を有する階段状に形成される。
【0007】
本発明の一実施形態において、横方向に見た視角において、第1ローラと第2ローラとの走行方向における位置が同じであり、且つ上下方向に見た視角において、第2レールは、第1レールと重なり合う範囲内に形成される。横方向移動機構が横方向に沿って載置台に移動した時、第1ローラ及び第2ローラは、第1レールと第2レールとの間に位置している。
【発明の効果】
【0008】
上記に基づき、本発明の物体搬送システムの物体搬送装置では、第1レールと第2レールは水平高さが異なり、且つ台車部の横方向移動機構では、第1ローラは、第1レールに沿って移動し、第2ローラは、第2レールに沿って移動する。このように、横方向移動機構が載置台に近づく過程において、横方向移動機構は、元の傾いた姿勢のまま第1ローラを経由して第1レールに沿って移動し、第1レールの支持を受け、角度又は高さを急に変えることがない。したがって、本発明の物体搬送システムは、台車部を安定してレールに進入させ、レールに進入する時の衝撃を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の物体搬送システムの異なる作動状態における説明図である。
本発明の物体搬送システムの異なる作動状態における説明図である。
本発明の一実施形態における物体搬送装置の横方向移動機構のレールに進入する前の上面図である。
図2の横方向移動機構が作動してレールに進入した後の斜視説明図である。
本発明の別の実施形態における物体搬送装置の横方向移動機構がレールに進入する前の平面図である。
横方向移動機構が作動してレールに進入する過程の側面説明図である。
横方向移動機構が作動してレールに進入する過程の側面説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
図1A及び図1Bは、本発明の物体搬送システムの異なる作動状態における説明図である。図2は、本発明の一実施形態における物体搬送装置の横方向移動機構のレールに進入する前の上面図である。図3は、図2の横方向移動機構が作動してレールに進入した後の斜視説明図である。本実施形態では、物体搬送システム10は、例えば、半導体工場内の各停留点に物体O(例えばウエハなど)を輸送し、全体の生産効率を向上させる。但し、図示しない他の実施形態では、物体搬送システム10は、物体の搬送に適した他の作業領域にも適用でき、本発明は上記の状況に限定されない。物体搬送システム10は、物体搬送装置100、及び物体搬送装置100に隣接して配置された載置台200を含む。さらに述べると、物体搬送装置100は、例えば、各停留点を結んだ走行レールTR上を走行方向TDに沿って(図1A及び図1Bの図面に垂直な方向)移動し、且つ横方向HD(図1A及び図1Bの図面の左右方向)上の2つの載置台200の間に停留する。したがって、物体搬送装置100が前記停留点に停留している時、載置台200が物体搬送装置100に隣接して配置されていることに相当する。即ち、物体搬送システム10では、物体搬送装置100が可動に設けられ、載置台200が不動に設けられる。但し、図示していない他の実施形態では、実際の必要に応じて1つの載置台200のみを設けてもよく、本発明は、これについて限定するものではない。以下では、物体搬送システム10の構造と作動方法についてさらに説明する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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