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公開番号2025142362
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-30
出願番号2025128343,2024047812
出願日2025-07-31,2019-12-06
発明の名称染毛剤組成物
出願人株式会社ダリヤ
代理人
主分類A61K 8/41 20060101AFI20250919BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】塗布時の使用性が良く、塗布時ののびや毛髪へのなじみに優れ、洗い流し時の指通りや仕上がり後の毛髪の状態が良く、毛髪の染まりも満足のいく染毛剤組成物を提供することができる。
【解決手段】アルカリ剤を含有する第1剤組成物と、酸化剤を含有する第2剤組成物とを少なくとも備え、用時に混合して用いられる染毛剤組成物であって、前記第1剤組成物には(A)カチオン性界面活性剤、(B)シリコーン油、(C)炭化水素油を含有し、前記第2剤組成物には(D)アニオン性界面活性剤を含有することを特徴とする染毛剤組成物を提供する。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
アルカリ剤を含有する第1剤組成物と、酸化剤を含有する第2剤組成物とを少なくとも備え、用時に混合して用いられる染毛剤組成物であって、
前記第1剤組成物には
(A)カチオン性界面活性剤、
(B)シリコーン油、
(C)炭化水素油
を含有し、
前記第2剤組成物には
(D)アニオン性界面活性剤
を含有することを特徴とする染毛剤組成物。
続きを表示(約 80 文字)【請求項2】
前記(B)成分および前記(C)成分の含有量の質量比(C)/(B)が0.7~2であることを特徴とする請求項1に記載の染毛剤組成物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、染毛剤組成物に関するものである。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、染毛剤組成物としては、複数の剤を混合して用いることにより効果を発揮するものが知られている。例えば、酸化染料とアルカリ剤を含有する第1剤組成物と、酸化剤を含有する第2剤組成物とから構成される染毛剤組成物が知られている。アルカリ剤は、酸化剤の働きを活性化させて毛髪中のメラニン色素の分解を促進するとともに、毛髪を膨潤させて毛髪内部への染料の浸透性を向上させる。酸化剤は、メラニン色素の分解だけでなく、酸化染料の発色にも関与している。
【0003】
一般的によく知られている染毛剤組成物の種類としては、クリーム状の第1剤組成物と第2剤組成物のそれぞれ同量をトレー状の容器に吐出して混合して用いる取り置きが可能なクリームタイプのもの、乳液状または液状の第2剤組成物が充填されているボトルにクリーム状の第1剤組成物の全量を加え振とうすることにより混合しブラシ型ノズルを用いて染毛する乳液タイプのもの、液化ガスなどの噴射剤を用いエアゾールを利用した気泡の形成により泡状に吐出された第1剤組成物と第2剤組成物を混合して用いるエアゾールタイプの泡タイプのもの、液状の第2剤組成物が充填されたポンプフォーマーやスクイズフォーマーなどのノンエアゾールフォーマー容器に液状の第1剤組成物の全量を加え空気を取り込んだ気泡を形成し用いるノンエアゾールタイプの泡タイプのものなどがある。
【0004】
クリームタイプの染毛剤組成物は、取り置きが可能であり、根元の気になる部分だけをその都度染めることができるが、刷毛を使用するものが多いため、毛髪の内側まで上手に塗り込むことができずムラになってしまうことがある。乳液タイプのものは、ブラシ型ノズルを用いて塗布するものが多いため、染毛剤組成物にある程度の柔らかさを付与する必要があり、毛髪へのなじみは良いものの、垂れ落ちや飛び散りに注意が必要となる。泡タイプのものは、シャンプーをするように手で揉み込む方法をとるため初心者でも簡単に染毛することができるが、染毛剤組成物が嵩高く、一度に手に取る量が実質的には少なくなるため、染め上がりがムラになりやすく満足できないことがある。
【0005】
いずれのタイプの場合も染毛時の使用性に特化しているものが多く、染毛後の洗い流し時の指通りや、仕上がり後の毛髪の状態に懸念が残るものがある。そのため近年では、塗布時の使用性が良く、塗布時ののびや毛髪へのなじみに優れ、洗い流し時の指通りや仕上がり後の毛髪の状態が良く、毛髪の染まりも満足のいく染毛剤組成物が求められている。
【0006】
例えば手を用いて塗布を行う染毛剤組成物として、特定のノニオン性界面活性剤を組み合わせることで、毛髪に塗布する際に垂れ落ちない粘度を付与するもの(特許文献1および特許文献2)や、良質な泡を形成するものが検討されている(特許文献3)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2013-181032号公報
特開2013-93855号公報
特開2012-31072号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、手を用いて塗布する際に垂れ落ちない粘度を付与したり、良質な泡を形成したりするには、染毛剤組成物に多量の界面活性剤を配合する必要があった。界面活性剤を多量に配合することで、毛髪への脱脂力が強くなりすぎてしまい、染毛剤組成物の洗い流し時の指通りが悪くなり、仕上がり後の毛髪にパサつきなどの不満が残るという課題があった。そのため、満足のいく使用性や高い染毛力を保持しつつ、洗い流し時の指通りや仕上がり後の毛髪の状態を良好に保つことは非常に困難であり、いまだ改善の余地があった。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明者は、前記問題を解決するため鋭意検討した結果、アルカリ剤を含有する第1剤組成物と、酸化剤を含有する第2剤組成物とを少なくとも備え、用時に混合して用いられる染毛剤組成物であって、前記第1剤組成物には(A)カチオン性界面活性剤、(B)シリコーン油、(C)炭化水素油を含有し、前記第2剤組成物には(D)アニオン性界面活性剤を含有することを特徴とする染毛剤組成物を提供できることを見出した。
【発明の効果】
【0010】
本発明により、塗布時の使用性が良く、塗布時ののびや毛髪へのなじみに優れ、洗い流し時の指通りや仕上がり後の毛髪の状態が良く、毛髪の染まりも満足のいく染毛剤組成物を提供する。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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