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公開番号
2025144576
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-03
出願番号
2024044286
出願日
2024-03-20
発明の名称
画像形成装置
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
弁理士法人ネクスト
主分類
G03G
21/16 20060101AFI20250926BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】ケーブルの重ね合わせる部分を可及的に短くすることで、ケーブル内を流れる電流に乗るノイズ電流を抑制することが可能となる技術を提供する。
【解決手段】プリンタ1は、左側及び右側本体フレーム10,20と、左側及び右側本体フレーム10,20の間に懸架されたスキャナフレーム30と、露光装置が設置されたスキャナフレーム30全体を覆うスキャナカバープレート40と、左側本体フレーム10に設置されたメイン基板11と、右側本体フレーム20に設置された高圧電源基板21と、スキャナカバープレート40上を通ってメイン基板11と高圧電源基板21とを接続する可撓性の第1及び第2フラットケーブル61,62と、を備え、第1及び第2フラットケーブル61,62は、互いに重なり合ってメイン基板11に接続されるとともに、互いに並び合って高圧電源基板21に接続され、重なり合う部分の長さは、並び合う部分の長さより短い。
【選択図】 図6
特許請求の範囲
【請求項1】
本体筐体の相対向する側壁を形成する一対の本体フレームと、
前記一対の本体フレームのうちの一方の本体フレームと他方の本体フレームとの間に懸架されたスキャナフレームであって、感光体ドラムを露光するための露光装置を設置するスキャナフレームと、
前記露光装置が設置されたスキャナフレーム全体を覆うスキャナカバープレートと、
前記一方の本体フレームに設置された第1基板と、
前記他方の本体フレームに設置された第2基板と、
前記スキャナカバープレート上を通って前記第1基板と前記第2基板とを接続する可撓性の第1フラットケーブルと、
前記スキャナカバープレート上を通って前記第1基板と前記第2基板とを接続する可撓性の第2フラットケーブルと、
を備え、
前記第1フラットケーブルと前記第2フラットケーブルとは、互いに重なり合って前記第1基板に接続されるとともに、互いに並び合って前記第2基板に接続され、重なり合う部分の長さは、並び合う部分の長さより短い、
ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 640 文字)
【請求項2】
前記第1及び第2フラットケーブルのうちの少なくとも一方を少なくとも2回折り曲げることにより、前記第1及び第2フラットケーブルは、前記重なり合う部分から前記並び合う部分へと変化する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記第1及び第2フラットケーブルを保持するホルダ、
をさらに備え、
前記スキャナカバープレートは、複数の係合孔を有し、
前記ホルダは、前記複数の係合孔のそれぞれと係合する複数の係合爪を有し、
前記ホルダは、その各係合爪を前記スキャナカバープレートの各係合孔に係合させることで、前記スキャナカバープレートに固定される、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記第1及び第2フラットケーブルのそれぞれの一部を覆う、少なくとも2個のフェライトコア、
をさらに備え、
前記フェライトコアのそれぞれは、前記並び合う部分において、前記重なり合う部分に近い位置に配置される、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記第1フラットケーブルと前記第2フラットケーブルとの前記重なり合う部分において、前記第1フラットケーブルと前記第2フラットケーブルとの間に所定の間隙を形成するための距離確保部材、
をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本願は、筐体内の両側に設置された各基板を接続する2本のフラットケーブルを配置する技術に関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、平形柔軟ケーブルの一部を重ね合わせて形成した接続手段が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-348740号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ケーブルは重ね合わせる部分が長くなればなるほど、ケーブル内を流れる電流にノイズ電流が乗り易くなることが知られているが、特許文献1に記載の接続手段では、ケーブルを重ね合わせる部分の長短については言及していないので、ケーブルの重ね合わせる部分を短くすることでノイズ電流を抑制することは考慮されていない。
【0005】
本願は、ケーブルの重ね合わせる部分を可及的に短くすることで、ケーブル内を流れる電流に乗るノイズ電流を抑制することが可能となる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本願の画像形成装置は、本体筐体の相対向する側壁を形成する一対の本体フレームと、一対の本体フレームのうちの一方の本体フレームと他方の本体フレームとの間に懸架されたスキャナフレームであって、感光体ドラムを露光するための露光装置を設置するスキャナフレームと、露光装置が設置されたスキャナフレーム全体を覆うスキャナカバープレートと、一方の本体フレームに設置された第1基板と、他方の本体フレームに設置された第2基板と、スキャナカバープレート上を通って第1基板と第2基板とを接続する可撓性の第1フラットケーブルと、スキャナカバープレート上を通って第1基板と第2基板とを接続する可撓性の第2フラットケーブルと、を備え、第1フラットケーブルと第2フラットケーブルとは、互いに重なり合って第1基板に接続されるとともに、互いに並び合って第2基板に接続され、重なり合う部分の長さは、並び合う部分の長さより短い、ことを特徴とする。
【0007】
このように本願の画像形成装置では、比較的面積の広いスキャナカバープレート上の大部分において、第1フラットケーブルと第2フラットケーブルとは、互いに並び合って配置されるので、第1フラットケーブル内を流れる電流と第2フラットケーブル内を流れる電流に乗るノイズ電流を抑制することが可能となる。また、第1フラットケーブルと第2フラットケーブルとは、互いに重なり合って第1基板に接続されるので、2本の第1フラットケーブルと第2フラットケーブルとをコンパクトにまとめて配置することができる。
【0008】
また、第1及び第2フラットケーブルのうちの少なくとも一方を少なくとも2回折り曲げることにより、第1及び第2フラットケーブルは、重なり合う部分から並び合う部分へと変化する、ことを特徴とする。このように、第1及び第2フラットケーブルのうちの少なくとも一方を少なくとも2回折り曲げるという簡単な構成で、第1及び第2フラットケーブルを重なり合う部分から並び合う部分へと変化させることができる。
【0009】
また、本願の画像形成装置は、第1及び第2フラットケーブルを保持するホルダ、をさらに備え、スキャナカバープレートは、複数の係合孔を有し、ホルダは、複数の係合孔のそれぞれと係合する複数の係合爪を有し、ホルダは、その各係合爪をスキャナカバープレートの各係合孔に係合させることで、スキャナカバープレートに固定される、ことを特徴とする。このようにホルダの各係合爪をスキャナカバープレートの各係合孔に係合させることで、ホルダをスキャナカバープレートに固定することができるとともに、スキャナカバープレートに覆われたスキャナフレーム内で露光装置が発生した熱を、スキャナカバープレートの各係合孔から外部に逃がすことができる。
【0010】
また、本願の画像形成装置は、第1及び第2フラットケーブルのそれぞれの一部を覆う、少なくとも2個のフェライトコア、をさらに備え、フェライトコアのそれぞれは、並び合う部分において、重なり合う部分に近い位置に配置される、ことを特徴とする。このように第1及び第2フェライトコアのそれぞれは、並び合う部分において、重なり合う部分に近い位置に配置されるので、つまり、第1及び第2フェライトコアのそれぞれは、ノイズ電流が乗り易い第1フラットケーブルと第2フラットケーブルとが重なり合う部分に近い位置に配置されるので、第1及び第2フラットケーブル内をそれぞれ流れる電流に乗るノイズ電流をより良く抑制することができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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