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公開番号
2025144676
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-03
出願番号
2024044470
出願日
2024-03-21
発明の名称
吹付用ノズル
出願人
太平洋マテリアル株式会社
代理人
弁理士法人アルガ特許事務所
主分類
B28B
1/32 20060101AFI20250926BHJP(セメント,粘土,または石材の加工)
要約
【課題】吹付時にノズルからのダレを大幅に抑制することができ、ロス率を改善できる吹付用ノズルを提供する。
【解決手段】吹付用ノズルであって、前記吹付用ノズル内において、テーパー角が増加するかえし部を有し、
前記かえし部の開始点と前記かえし部の終了点との距離が5cm以下であり、
前記かえし部の開始点におけるノズル内径Aと、前記かえし部の終了点におけるノズル内径Bとの比率(B/A)が0.5~0.9である、吹付用ノズル。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
吹付用ノズルであって、前記吹付用ノズル内において、テーパー角が増加するかえし部を有し、
前記かえし部の開始点と前記かえし部の終了点との距離が5cm以下であり、
前記かえし部の開始点におけるノズル内径Aと、前記かえし部の終了点におけるノズル内径Bとの比率(B/A)が0.5~0.9である、吹付用ノズル。
続きを表示(約 220 文字)
【請求項2】
かえし部を、先端領域に有する請求項1記載の吹付用ノズル。
【請求項3】
かえし部の終了点が、吐出口から0~10cmにある請求項1又は2記載の吹付用ノズル。
【請求項4】
かえし部の開始点におけるノズル内径Aが、20~50mmである請求項1又は2記載の吹付用ノズル。
【請求項5】
かえし部の終了点におけるノズル内径Bが、10~45mmである請求項1又は2記載の吹付用ノズル。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、吹付用ノズルに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
コンクリート構造物の劣化に伴い、それらの補修や改修工事が様々な方法によってなされている。例えば、予め材料と水とを混練してスラリー状としたものをポンプ等でノズル部まで圧送して施工対象に吹付を行う湿式吹付や、乾燥又は適度に湿らせた状態の粉末状材料を圧縮空気等を用いてノズル部まで搬送し、ノズル部において水を添加し、施工対象に吹付を行う乾式吹付など、吹付ノズルを使用した施工方法が行われている。
【0003】
モルタル吹付の施工時には、躯体に付着できず、跳ね返りやダレ落ちにより、損失するモルタルが存在するため、このようなロスを改善することが検討されている。
例えば、特許文献1には、ノズル先端と、搬送管の接続口とを有し、前記接続口から前記ノズル先端にいくにしたがって、ノズル内面の内面径が減少する内面径縮小部を少なくとも有し、前記内面径縮小部の内面に、高さ部と、平坦部と、前記高さ部と前記平坦部とを接続するコーナー部とで構成される段差を少なくとも1段有する吹付ノズルを用いることにより、均質で品質バラツキが少なく、吹付施工時に発塵、跳ね返りが少なく、作業性に優れることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-30096号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、吹付時にノズルからのダレ落ちを抑制し、ロス率が少ない吹付用ノズルを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者らは上記課題について鋭意検討した結果、吹付用ノズル内に、テーパー角が増加するかえし部を配置した吹付用ノズルを用いることにより、吹付時にノズルからのダレ落ちを大幅に抑制できることを見出した。
【0007】
すなわち、本発明は以下の[1]~[5]である。
[1]吹付用ノズルであって、前記吹付用ノズル内において、テーパー角が増加するかえし部を有し、
前記かえし部の開始点と前記かえし部の終了点との距離が5cm以下であり、
前記かえし部の開始点におけるノズル内径Aと、前記かえし部の終了点におけるノズル内径Bとの比率(B/A)が0.5~0.9である、吹付用ノズル。
[2]かえし部を、先端領域に有する、[1]に記載の吹付用ノズル。
[3]かえし部の終了点が、吐出口から0~10cmにある、[1]又は[2]に記載の吹付用ノズル。
[4]かえし部の開始点におけるノズル内径Aが、20~50mmである、[1]又は[2]に記載の吹付用ノズル。
[5]かえし部の終了点におけるノズル内径Bが、10~45mmである、[1]又は[2]に記載の吹付用ノズル。
【発明の効果】
【0008】
本発明の吹付用ノズルを用いることにより、吹付時にノズルからのダレを大幅に抑制することができ、ロス率を改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の吹付用ノズルの一実施形態を示す模式図である。
本発明の吹付用ノズルの一実施形態を示す模式図である。
本発明の吹付用ノズルの一実施形態を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を適宜参照しながら本発明の一実施形態について説明する。各図は模式図であり、各構成要素の大きさ等は図面に示されたものに限定されるものではない。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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