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公開番号2025147939
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-07
出願番号2024048460
出願日2024-03-25
発明の名称センサ装置、端末装置、及び、センサシステム
出願人横河電機株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G08C 17/00 20060101AFI20250930BHJP(信号)
要約【課題】簡易な構成により、測定対象内部の腐食を検出して、検出結果を効果的に通知することを可能にする。
【解決手段】センサ装置(10)は、装置の作動を示す信号である作動信号を送信する作動送信部(13)と、作動送信部(13)から作動信号を送信する送信タイミングを決定するタイマ(16)と、を備え、作動送信部(13)は、タイマ(16)により決定された送信タイミングにおいて、作動信号を送信し、タイマ(16)は、腐食の進行に応じて抵抗値が変化する抵抗器(167)の抵抗値の変化に応じて、送信タイミングの間隔を減少させる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
装置の作動を示す信号である作動信号を送信する作動送信部と、
前記作動送信部から前記作動信号を送信する送信タイミングを決定するタイマと、
を備え、
前記作動送信部は、前記タイマにより決定された前記送信タイミングにおいて、前記作動信号を送信し、
前記タイマは、腐食の進行に応じて抵抗値が変化する抵抗器の前記抵抗値の変化に応じて、前記送信タイミングの間隔を減少させる、
センサ装置。
続きを表示(約 910 文字)【請求項2】
周辺の物理量の測定値を取得するセンサを更に備え、
前記作動送信部は、前記センサにより取得された前記測定値を含む信号を前記作動信号として送信する、
請求項1に記載のセンサ装置。
【請求項3】
前記作動送信部は、前記センサにより直前に取得された前記測定値を含む信号を前記作動信号として送信する、
請求項2に記載のセンサ装置。
【請求項4】
前記作動送信部は、前記作動信号を無線通信により送信する、請求項1に記載のセンサ装置。
【請求項5】
前記送信タイミングにおいて、腐食が一定程度進んだことを示す信号である腐食信号を無線通信により送信する腐食送信部と、
前記腐食送信部から送信される前記腐食信号を遮断する遮蔽部と、
を更に備え、
前記遮蔽部は、腐食の進行に応じて前記腐食信号を遮断する機能が低下する、
請求項1に記載のセンサ装置。
【請求項6】
前記遮蔽部は、鉄により構成される、請求項5に記載のセンサ装置。
【請求項7】
前記タイマを駆動するための電力を供給する充電可能な電池と、
前記電池を充電するための電力を受け取る受電部と、
を更に備える、請求項1に記載のセンサ装置。
【請求項8】
所定の送信タイミングにおいて、腐食が一定程度進んだことを示す信号である腐食信号を無線通信により送信する腐食送信部と、
前記腐食送信部から送信される前記腐食信号を遮断する遮蔽部と、
を備え、
前記遮蔽部は、腐食の進行に応じて前記腐食信号を遮断する機能が低下する、
センサ装置。
【請求項9】
前記遮蔽部は、鉄により構成される、請求項8に記載のセンサ装置。
【請求項10】
前記腐食送信部を駆動するための電力を供給する充電可能な電池と、
前記電池を充電するための電力を受け取る受電部と、
を更に備える、請求項8に記載のセンサ装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、センサ装置、端末装置、及び、センサシステムに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
測定対象の内部の状態を非破壊で測定する技術が知られている。例えば、特許文献1には、補強材を用いて構築された土留構造物において、補強材の腐食を検知する腐食センサ及びRFID(Radio Frequency Identification)を用いた土留構造物の安全性評価方法が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-084542号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、従来の構成は、測定対象内部の腐食を検出した場合に、検出結果を効果的に通知するという点で改善の余地があった。
【0005】
そこで、本開示は、簡易な構成により、測定対象内部の腐食を検出して、検出結果を効果的に通知することを可能にすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
幾つかの実施形態に係るセンサ装置は、
(1)装置の作動を示す信号である作動信号を送信する作動送信部と、
前記作動送信部から前記作動信号を送信する送信タイミングを決定するタイマと、
を備え、
前記作動送信部は、前記タイマにより決定された前記送信タイミングにおいて、前記作動信号を送信し、
前記タイマは、腐食の進行に応じて抵抗値が変化する抵抗器の前記抵抗値の変化に応じて、前記送信タイミングの間隔を減少させる。
【0007】
このように、センサ装置は、腐食の進行に応じて抵抗値が変化する抵抗器の抵抗値の変化に応じて、作動送信部から作動信号を送信する送信タイミングの間隔を減少させる。したがって、センサ装置から作動信号を受信する装置に対し、作動信号の受信間隔により、センサ装置の周辺の腐食の度合いを知らせることが可能である。
【0008】
一実施形態において、
(2)(1)のセンサ装置において、
周辺の物理量の測定値を取得するセンサを更に備え、
前記作動送信部は、前記センサにより取得された前記測定値を含む信号を前記作動信号として送信してもよい。
【0009】
このように、センサ装置は、センサにより取得された測定値を含む信号を作動信号として送信するため、作動信号を受信する装置に対し、周辺の物理量の測定値を知らせることが可能である。
【0010】
一実施形態において、
(3)(2)のセンサ装置において、
前記作動送信部は、前記センサにより直前に取得された前記測定値を含む信号を前記作動信号として送信してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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