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公開番号2025129977
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-05
出願番号2024027005
出願日2024-02-26
発明の名称水処理システム及び水処理方法
出願人横河電機株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類C02F 1/44 20230101AFI20250829BHJP(水,廃水,下水または汚泥の処理)
要約【課題】電解水素向けの純水を効率良く供給することを課題とする。
【解決手段】水処理システムは、限外ろ過膜装置(UF膜装置)と、逆浸透膜装置(RO膜装置)と、電気再生純水装置(EDI装置)と、情報処理装置(エッジコンピュータ)と、を有する。情報処理装置は、水を電気分解して水素を得る水電解装置に関する情報を基に、限外ろ過膜装置と、逆浸透膜装置と、電気再生純水装置と、の運転を制御する。電気再生純水装置によって処理された水は、水電解装置に供給される。水電解装置は、供給された水を電気分解し、水素を得ることができる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
限外ろ過膜装置と、逆浸透膜装置と、電気再生純水装置と、情報処理装置と、を有する水処理システムであって、
前記情報処理装置は、水を電気分解して水素を得る水電解装置に関する情報を基に、前記限外ろ過膜装置と、前記逆浸透膜装置と、前記電気再生純水装置と、の運転を制御する
水処理システム。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記情報処理装置は、さらに、前記逆浸透膜装置に関する情報を基に、前記限外ろ過膜装置と、前記逆浸透膜装置と、前記電気再生純水装置と、の運転を制御する
請求項1に記載の水処理システム。
【請求項3】
前記情報処理装置は、前記逆浸透膜装置に供給される水質、前記逆浸透膜装置で発生するモジュール間差圧、膜間差圧、比透過水率、脱塩率を含む物理化学指標及び前記逆浸透膜装置に供給される水量、水圧に基づく負荷量を基に、前記限外ろ過膜装置と、前記逆浸透膜装置と、前記電気再生純水装置と、の運転を制御する
請求項2に記載の水処理システム。
【請求項4】
前記限外ろ過膜装置は、ろ過した水を前記逆浸透膜装置に供給し、
前記情報処理装置は、前記逆浸透膜装置に注入される薬品の量及びシーケンスを最適化する
請求項1に記載の水処理システム。
【請求項5】
前記情報処理装置は、前記逆浸透膜装置に注入される抗スケール剤、結合塩素、pH調整剤の少なくともいずれかである前記薬品の量及びシーケンスを最適化する
請求項4に記載の水処理システム。
【請求項6】
前記情報処理装置は、前記逆浸透膜装置に供給される水質、前記逆浸透膜装置で発生するモジュール間差圧、膜間差圧、比透過水率、脱塩率を含む物理化学指標及び前記逆浸透膜装置に供給される水量、水圧に基づく負荷量を入力とする訓練済みの機械学習モデルを用いて、前記逆浸透膜装置に注入される薬品の量及びシーケンスを最適化する
請求項4に記載の水処理システム。
【請求項7】
前記情報処理装置は、前記逆浸透膜装置に注入される薬品の量及びシーケンスを出力する訓練済みの前記機械学習モデルを用いて、前記逆浸透膜装置に注入される薬品の量及びシーケンスを最適化する
請求項6に記載の水処理システム。
【請求項8】
前記逆浸透膜装置は、脱塩率が99%以上となるように、RO膜で構成する
請求項1に記載の水処理システム。
【請求項9】
前記電気再生純水装置は、前記水電解装置に対応付けられた電気伝導率の水を供給する
請求項1に記載の水処理システム。
【請求項10】
前記限外ろ過膜装置と、前記逆浸透膜装置と、前記電気再生純水装置は、1つのコンテナに収容される
請求項1に記載の水処理システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、水処理システム及び水処理方法に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、淡水化された海水、及び水道水が電解水素(グリーン水素)向けの純水として提供されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-117843号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来技術では、電解水素向けの純水を効率良く供給できない場合があるという問題がある。
【0005】
まず、特に水不足の場合、水道水は飲料水にも用いられるため、電解水素向けに確保することが難しい場合がある。さらに、海水淡水化は造水コストが高いことに加え、また海水以上に高い塩分濃度の濃縮排液を発生させるため環境保護の観点からも将来的な課題を有する。
【0006】
本発明は、電解水素向けの純水を効率良く供給することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一側面にかかる水処理システムは、限外ろ過膜装置と、逆浸透膜装置と、電気再生純水装置と、情報処理装置と、を有する。前記情報処理装置は、水を電気分解して水素を得る水電解装置に関する情報を基に、前記限外ろ過膜装置と、前記逆浸透膜装置と、前記電気再生純水装置と、の運転を制御する。
【0008】
本発明の一側面にかかる水処理方法は、限外ろ過膜装置と、逆浸透膜装置と、電気再生純水装置と、情報処理装置と、を有する水処理システムによって実行される。前記情報処理装置は、水を電気分解して水素を得る水電解装置に関する情報を基に、前記限外ろ過膜装置と、前記逆浸透膜装置と、前記電気再生純水装置と、の運転を制御する。
【発明の効果】
【0009】
一実施形態によれば、電解水素向けの純水を効率良く供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態1にかかる水処理システムの全体構成を説明する図である。
実施形態1にかかる供給システムの機能構成を示す機能ブロック図である。
実施形態1にかかる水処理システムの機能構成を示す機能ブロック図である。
設備システムが実行する処理の流れを示すフローチャートである。
管理システムが実行する処理の流れを示すフローチャートである。
学習処理の流れを示すフローチャートである。
実施形態2にかかる水処理システムのアーキテクチャを説明する図である。
実施形態3にかかる水処理システムのアーキテクチャを説明する図である。
ハードウェア構成例を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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