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公開番号2025151527
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-09
出願番号2024053010
出願日2024-03-28
発明の名称リサイクル方法
出願人リンテック株式会社
代理人IBC一番町弁理士法人
主分類B29B 17/02 20060101AFI20251002BHJP(プラスチックの加工;可塑状態の物質の加工一般)
要約【課題】生産性の低下を抑制することのできるリサイクル方法を提供する。
【解決手段】リサイクル方法は、粘着ラベル10が付着した容器20を50℃以上の水を含む溶液に接触させつつ、粘着ラベルを容器から剥離させる剥離工程S02と、剥離工程において剥離された粘着ラベルおよび容器を分離する分離工程S03と、分離工程において、粘着ラベルが分離された容器を破砕する破砕工程S04と、破砕工程において、破砕された容器片を造粒する造粒工程S05と、を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
粘着ラベルが付着した容器を50℃以上の水を含む溶液に接触させつつ、前記粘着ラベルを前記容器から剥離させる剥離工程と、
前記剥離工程において剥離された前記粘着ラベルおよび前記容器を分離する分離工程と、
前記分離工程において、前記粘着ラベルが分離された前記容器を破砕する破砕工程と、
前記破砕工程において、破砕された容器片を造粒する造粒工程と、を有する、リサイクル方法。
続きを表示(約 610 文字)【請求項2】
粘着ラベルが付着した容器を50℃以上の水を含む溶液に接触させた後に、前記粘着ラベルを前記容器から剥離させる剥離工程と、
前記剥離工程において剥離された前記粘着ラベルおよび前記容器を分離する分離工程と、
前記分離工程において、前記粘着ラベルが分離された前記容器を破砕する破砕工程と、
前記破砕工程において、破砕された容器片を造粒する造粒工程と、を有する、リサイクル方法。
【請求項3】
前記剥離工程において、前記粘着ラベルが付着した前記容器をアルカリ洗浄水に接触させる、請求項1または2に記載のリサイクル方法。
【請求項4】
前記剥離工程において、前記粘着ラベルが付着した前記容器を50℃~90℃の水に接触させる、請求項1または2に記載のリサイクル方法。
【請求項5】
前記剥離工程において、前記粘着ラベルが付着した前記容器を洗剤に接触させる、請求項1または2に記載のリサイクル方法。
【請求項6】
前記剥離工程において、前記粘着ラベルが付着した前記容器をアルカリ洗浄水および洗剤に接触させる、請求項1または2に記載のリサイクル方法。
【請求項7】
前記剥離工程において、前記粘着ラベルが付着した前記容器をアルカリ洗浄水、界面活性剤、および溶剤に接触させる、請求項1または2に記載のリサイクル方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、リサイクル方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
循環型社会形成にはプラスチック容器やボトルは回収され、リサイクルされることが重要になる。社会的な要望の高まりから数々のリサイクル手法が検討されている。リサイクル工程を大別すると、回収、選別、破砕、洗浄、造粒に分けられ、各工程において更に効率的な工程改善により、今後も資源循環における重要性が高まると期待される。
【0003】
このプラスチック容器やボトルには、内容物表示や意匠性付与のため、粘着ラベルが貼られている。しかしながら、マテリアルリサイクルフローにおいては、粘着ラベルが異物となり再生ペレットの品質を下げてしまう懸念から、リサイクル工程においてラベルを剥がす必要が出てくる。
【0004】
粘着ラベルとして、アルカリ洗浄下で粘着性が極端に低減し、自然と剥がれる粘着ラベルが知られている(例えば下記の特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平6-184508号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、一般的に粘着ラベルのアルカリ洗浄工程は、容器の破砕工程後に行われる。アルカリ洗浄工程で剥がれる粘着ラベルは、容器に比べ軟質素材であるため、破砕工程において容器片よりも小さいサイズに破砕され易い。このとき、アルカリ洗浄設備で剥離した小さなサイズのラベル片の一部が、アルカリ洗浄液とともに洗浄容器外に排出されてしまうことになる。アルカリ洗浄液はフィルターを介し異物を除去し、改めてアルカリ洗浄に使用されるが、アルカリ洗浄液中の剥離した小さなラベル片がフィルターを詰まらせてしまい、フィルターの交換頻度が高くなることから生産性を大幅に下げてしまうという問題がある。
【0007】
本発明は、上記課題を解決するために発明されたものであり、生産性の低下を抑制することのできるリサイクル方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の上記目的は、下記の手段によって達成される。
【0009】
(1)
粘着ラベルが付着した容器を50℃以上の水を含む溶液に接触させつつ、前記粘着ラベルを前記容器から剥離させる剥離工程と、
前記剥離工程において剥離された前記粘着ラベルおよび前記容器を分離する分離工程と、
前記分離工程において、前記粘着ラベルが分離された前記容器を破砕する破砕工程と、
前記破砕工程において、破砕された容器片を造粒する造粒工程と、を有する、リサイクル方法。
【0010】
(2)
粘着ラベルが付着した容器を50℃以上の水を含む溶液に接触させた後に、前記粘着ラベルを前記容器から剥離させる剥離工程と、
前記剥離工程において剥離された前記粘着ラベルおよび前記容器を分離する分離工程と、
前記分離工程において、前記粘着ラベルが分離された前記容器を破砕する破砕工程と、
前記破砕工程において、破砕された容器片を造粒する造粒工程と、を有する、リサイクル方法。
(【0011】以降は省略されています)

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