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公開番号
2025153067
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-10
出願番号
2024055341
出願日
2024-03-29
発明の名称
工作機械
出願人
株式会社FUJI
代理人
個人
主分類
B23Q
17/00 20060101AFI20251002BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約
【課題】段替え後におけるユーザの作業負担を軽減することが可能な工作機械を提供する。
【解決手段】工作機械は、開閉扉と、加工室内に設けられ、ワークを加工するための各種の加工用装置と、各種の加工用装置において交換可能な交換部品と、を有している。工作機械は、交換部品に付されこの交換部品を識別するための識別情報を記録する情報媒体と、開閉扉に取り付けられ、情報媒体に記録された識別情報を読み取ることが可能な読取り装置と、開閉扉の開閉動作に伴い読取り装置が読み取った情報媒体からの識別情報を基に交換部品の適否を判定する制御装置とを有している。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ワークが加工される加工室に設けられた機体の正面部を機体幅方向にスライドする開閉扉と、
前記加工室内に設けられ、ワークを加工するための各種の加工用装置と、
前記各種の加工用装置において交換可能な交換部品と、
前記交換部品に付され、識別情報を記録する情報媒体と、
前記開閉扉に取り付けられ、前記情報媒体に記録された前記識別情報の読み取りが可能な読取り装置と、
前記開閉扉の開閉動作に伴い前記読取り装置が読み取った前記情報媒体からの前記識別情報を基に前記交換部品の適否を判定する制御装置と、を有する工作機械。
続きを表示(約 490 文字)
【請求項2】
前記制御装置は、
前記交換部品を示す情報が記述されたワーク加工プログラムをワークの種別毎に記憶しており、
前記情報媒体から読み取られた前記識別情報と、前記加工プログラムに記述された前記交換部品を示す情報とを比較して、前記交換部品の適否を判定する、請求項1に記載の工作機械。
【請求項3】
前記制御装置は、前記加工室内に複数設けられた前記交換部品の前記情報媒体を、前記開閉扉の開閉動作に伴い読み取った前記読取り装置からの前記識別情報を基に、前記交換部品の適否を判定する、請求項1又は2に記載の工作機械。
【請求項4】
前記読取り装置は、電波を用いた近距離無線通信により前記情報媒体から前記識別情報を読み取る、請求項1又は2に記載の工作機械。
【請求項5】
前記加工用装置には、前記交換部品としての工具が工具ホルダを介して取り付けられており、
前記情報媒体は、前記工具ホルダに付されており、前記工具ホルダに取り付けられる前記工具に応じた前記識別情報を記録する、請求項1又は2に記載の工作機械。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、工具や交換部品を交換可能な工作機械に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、取り付けられた工具や部品を交換可能な工作機械が記載されている。工作機械は、段替えにより加工されるワークに応じた工具や部品を交換することで、異なるワークに対しても加工を行うことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第7324848号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
段替え時において、工具や部品が誤って交換されてしまうと、工作機械がワークを適正に加工することができなくなり、工作機械を故障させる原因ともなる。そのため、ユーザは、段替え後においてワークの加工に先立ち、例えば、工作機械を送り動作しながら、工具や部品が正しく交換されているか否かを目視により確認する必要があり、作業負担が大きかった。
【0005】
そこで、本発明は、かかる課題を解決すべく、段替え後におけるユーザの作業負担を軽減することが可能な工作機械を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る工作機械では、ワークが加工される加工室に設けられた機体の正面部を機体幅方向にスライドする開閉扉と、加工室内に設けられ、ワークを加工するための各種の加工用装置と、各種の加工用装置において交換可能な交換部品と、各種の交換部品に付され、識別情報を記録する情報媒体と、開閉扉に取り付けられ、情報媒体に記録された識別情報の読み取りが可能な読取り装置と、開閉扉の開閉動作に伴い読取り装置が読み取った情報媒体からの識別情報を基に交換部品の適否を判定する制御装置と、を有する。
【発明の効果】
【0007】
上記構成の工作機械では、開閉扉の開閉動作に伴い位置が変化する読取り装置が、交換部品に取り付けられた情報媒体から識別情報を読み取り、読み取られた識別情報を基に交換部品の適否を自動で判定する。これにより、段替え後において、工作機械により正しい交換部品が取り付けられているか否かが判定されるため、段替え後におけるユーザの目視による交換部品の確認作業の負担を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
工作機械の正面図である。
機体カバーの内部を説明する図である。
工作機械のブロック構成図である。
段替えによるワークと、工具及び部品との関係を説明する図である。
制御装置により実行される処理を説明するフローチャートである。
開閉扉の開閉動作に伴い位置が変化する読取り装置の読取り可能領域を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(第1の実施形態)
本実施形態に係る工作機械1について、図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係る工作機械1の正面図である。図2は、工作機械1における機体カバー2の内部を説明する図である。図3は、工作機械1のブロック構成図である。
【0010】
工作機械1は、タレット型の旋盤であり、図1、図2に示すように、機体カバー2、加工用装置である主軸装置11、タレット装置12、及び位置決め装置13、操作表示装置14、制御装置30を主に備えている。機体カバー2の内部には、ワークが加工される加工室が形成されている。加工室は、後述する、主軸装置11の主軸チャック20、タレット装置12の刃物台21を収容する空間でもある。また、加工室における機体の正面部にはワーク投入開口3が設けられており、このワーク投入開口3には、機体幅方向にスライドする開閉扉4が設けられている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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