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公開番号
2025156560
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-14
出願番号
2025133032,2021152442
出願日
2025-08-08,2021-09-17
発明の名称
ヘッドアップディスプレイ装置
出願人
日本精機株式会社
代理人
主分類
G02B
27/01 20060101AFI20251002BHJP(光学)
要約
【課題】小型化を図ることができるヘッドアップディスプレイ装置を提供する。
【解決手段】ヘッドアップディスプレイ装置は、表示光Lをウインドシールドに投射することにより視点が可視領域内にある視認者に虚像を視認可能とする。ヘッドアップディスプレイ装置は、表示光Lを放射する表示部と、表示部から放射された表示光Lを反射する反射面11aを有する第1ミラー11と
、を
備える。表示光Lは高さ方向においてクロス点CP2,CP3で交差する。第1ミラー11の反射面11aの一部は、クロス点CP2,CP3を結ぶ線分を直径Dとした仮想
球体
内に含まれる。クロス点CP2は、高さ方向における可視領域の上端部の視点に対応する表示光Lが交差する点である。クロス点CP3は、高さ方向における可視領域の下端部の視点に対応する表示光Lが交差する点である。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
表示光を被投射部材に投射することにより視点が可視領域内にある視認者に虚像を視認可能とするヘッドアップディスプレイ装置であって、
前記表示光を放射する表示部と、
前記表示部から放射された前記表示光を反射する反射面を有する第1ミラーと
、を
備え、
前記表示光は特定方向において第1クロス点及び第2クロス点で交差し、
前記第1ミラーの前記反射面の少なくとも一部は、前記第1クロス点及び前記第2クロス点を結ぶ線分を直径とした仮想
球体
内に含まれ、
前記第1クロス点は、前記特定方向における前記可視領域の第1端部の視点に対応する前記表示光が交差する点であり、
前記第2クロス点は、前記特定方向における前記可視領域の前記第1端部とは反対側の第2端部の視点に対応する前記表示光が交差する点である、
ヘッドアップディスプレイ装置。
続きを表示(約 240 文字)
【請求項2】
第1ミラーにて反射した前記表示光を前記被投射部材に向けて反射する第2ミラーを更に備え、
前記第1クロス点及び前記第2クロス点は、前記表示光の光路において、前記第1ミラーと前記第2ミラーの間に位置する、
請求項1に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
【請求項3】
前記第1クロス点及び前記第2クロス点は、前記表示光の光路において、前記表示部と前記第1ミラーの間に位置する、
請求項1に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、ヘッドアップディスプレイ装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1に記載のヘッドアップディスプレイ装置は、表示光を放射する表示器と、この表示器で放射された表示光を反射する第1ミラーと、この第1ミラーで反射された表示光を反射する第2ミラーと、を備える。第1ミラーは、反射した表示光を第2ミラーに到達する前のクロス点で上下にクロスさせる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2018/198821号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1に記載の構成においては、表示光の光路を妨げないように第1ミラー及び第2ミラー等の各種部材を配置する必要があり、ヘッドアップディスプレイ装置が大型化していた。
【0005】
本開示は、上記実状を鑑みてなされたものであり、小型化を図ることができるヘッドアップディスプレイ装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本開示に係るヘッドアップディスプレイ装置は、表示光を被投射部材に投射することにより視点が可視領域内にある視認者に虚像を視認可能とするヘッドアップディスプレイ装置であって、前記表示光を放射する表示部と、前記表示部から放射された前記表示光を反射する反射面を有する第1ミラーと
、を
備え、前記表示光は特定方向において第1クロス点及び第2クロス点で交差し、前記第1ミラーの前記反射面の少なくとも一部は、前記第1クロス点及び前記第2クロス点を結ぶ線分を直径とした仮想
球体
内に含まれ、前記第1クロス点は、前記特定方向における前記可視領域の第1端部の視点に対応する前記表示光が交差する点であり、前記第2クロス点は、前記特定方向における前記可視領域の前記第1端部とは反対側の第2端部の視点に対応する前記表示光が交差する点である。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、ヘッドアップディスプレイ装置において、小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の一実施形態に係る車両の概略図である。
本開示の一実施形態に係るヘッドアップディスプレイ装置の概略図である。
本開示の一実施形態に係る視点が可視領域の中央に位置するときのヘッドアップディスプレイ装置の概略図である。
本開示の一実施形態に係る視点が可視領域の上端に位置するときのヘッドアップディスプレイ装置の概略図である。
本開示の一実施形態に係る視点が可視領域の下端に位置するときのヘッドアップディスプレイ装置の概略図である。
本開示の一実施形態に係る幅方向から見た表示光の光路を示す概略図である。
比較例に係る幅方向から見た表示光の光路を示す概略図である。
本開示の変形例に係る幅方向から見た表示光の光路を示す概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示に係るヘッドアップディスプレイ装置の一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1に示すように、ヘッドアップディスプレイ装置100は、車両200のダッシュボードに搭載されている。ヘッドアップディスプレイ装置100は、表示光Lを被投射部材であるウインドシールド201に投射することにより車両情報を含む虚像Vを虚像表示エリアK内に視認者1(例えば、車両200の運転者)により視認可能に表示する。視認者1の視点EP1,EP2,EP3が可視領域R内にあるときに、視認者1が虚像Vを視認可能となる。
【0010】
図2に示すように、ヘッドアップディスプレイ装置100は、第1ミラー11と、第2ミラー12と、表示部20と、ケース30と、を備える。
ケース30は遮光性の樹脂又は金属により箱状に形成されている。ケース30内には第1ミラー11、第2ミラー12及び表示部20が収容されている。ケース30は、ケース30の内部空間で生成される表示光Lをウインドシールド201に向けて透過する光透過性部材からなる窓部31を備える。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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