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公開番号2025159176
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-17
出願番号2025136689,2024009106
出願日2025-08-20,2017-02-03
発明の名称衣服
出願人株式会社セフト研究所
代理人個人,個人
主分類A41D 13/015 20060101AFI20251009BHJP(衣類)
要約【課題】内部を陽圧としつつ、衣服本体の膨張を適切に規制することができる衣服を提供する。
【解決手段】衣服本体1と、衣服本体1の内部に空気を導入するための空気導入部2と、衣服本体1の胴周を規制するための1又は複数の胴周規制手段3と、を備え、空気導入部2から空気を導入して内部を陽圧にすることで、衣服本体1を膨らませるとともに、胴周規制手段3によって、胴周規制手段3が備えられた部位の衣服本体1の胴周を規制する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
衣服本体と、
前記衣服本体の内部に空気を導入するための空気導入部と、
前記衣服本体の膨張を規制するための1又は複数の膨張規制手段と、を備え、
前記空気導入部から空気を導入して内部を陽圧にすることで、前記衣服本体を膨らませるとともに、前記膨張規制手段によって、当該膨張規制手段が備えられた部位の前記衣服本体の膨張を規制することを特徴とする衣服。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記膨張規制手段は、当該膨張規制手段が備えられた部位の前記衣服本体の胴周を規制することを特徴とする請求項1に記載の衣服。
【請求項3】
前記空気導入部は、前記衣服本体と着用者の身体との間の空間に接続され、
前記衣服本体には、前記衣服本体と着用者の身体との間の空間に接続される空気排出部が備えられ、
前記空気導入部から前記空気排出部へと空気を流通させることで、空調衣服としての機能を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の衣服。
【請求項4】
前記空気導入部は、前記衣服本体と着用者の身体との間の空間に接続され、
前記衣服本体の裾部と、襟部と、袖部と、には、空気漏れ防止手段が備えられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の衣服。
【請求項5】
前記衣服本体は、表地と、裏地と、を端部付近で接合することで袋状に形成され、
前記空気導入部は、前記表地と前記裏地との間の空間に接続されることを特徴とする請求項1又は2に記載の衣服。
【請求項6】
前記衣服本体は、表地と、裏地と、前記表地と前記裏地との間に備えられた袋体と、を備え、
前記空気導入部は、前記袋体内部に接続されることを特徴とする請求項1又は2に記載の衣服。
【請求項7】
前記膨張規制手段は、前記衣服本体の胴周囲に沿って配置される紐と、前記紐を前記衣服本体に保持する紐保持手段と、当該紐の胴周囲の長さを調整する調整手段と、を備えることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の衣服。
【請求項8】
前記膨張規制手段は、前記衣服本体の表面の胴周囲に沿って配置される紐と、前記紐を前記衣服本体の表面に保持する紐保持手段と、当該紐の胴周囲の長さを調整する調整手段と、を備えることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の衣服。
【請求項9】
前記膨張規制手段は、前記衣服本体の裏面の胴周囲に沿って配置される紐と、前記紐を前記衣服本体の裏面に保持する紐保持手段と、当該紐の胴周囲の長さを調整する調整手段と、を備えることを特徴とする請求項3又は4に記載の衣服。
【請求項10】
前記紐保持手段は、前記衣服本体の所定の位置を除いて備えられ、前記衣服本体を、前記所定の位置において、前記紐保持手段が備えられた位置と比較して大きく膨らませることができるよう構成されていることを特徴とする請求項9に記載の衣服。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、衣服に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、種々の目的のため、衣服の内部を陽圧として、これを膨らませて使用する衣服が存在している。
【0003】
このような衣服としては、例えば、身体を冷却する空調衣服が挙げられる。
空調衣服は、通気性の低い素材で縫製された衣服本体と、衣服本体の内部に空気を取り込むためのファンが取り付けられた空気導入部と、ファンに電力を供給するための電源装置と、電源装置とファンとを電気的に接続するための電源ケーブルと、を備える。
ファンを作動させると、空気導入部から衣服本体内に空気が取り込まれ、取り込まれた空気の圧力によって、衣服本体の内部は陽圧となり、衣服本体が膨らみ、衣服本体と身体又は下着との間に空気流通路が自動的に形成される。そして、取り込まれた空気は、形成された空気流通路を身体又は下着の表面に沿って上方に流通し、例えば、襟部や袖部の開口部から外部に排出される。
そして、取り込まれた空気が、衣服本体と身体又は下着との間の空気流通路を流通する間に身体から出た汗を蒸発させ、蒸発する時の気化熱により身体が冷却される(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2005/063065号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、種々の目的のために衣服の内部を陽圧として、これを膨らませる場合において、衣服本体が膨らみ過ぎると、作業の妨げとなる、外観が損なわれる等、様々な弊害が生じる。したがって、これらの弊害の発生を防止する必要がある。
また、衣服の内部を陽圧とし、これを膨らませた上で、衣服本体の膨張を適切にコントロールすることできれば、上記のような弊害の防止にとどまらず、着用者の実際の体型を問わず衣服着用時の体型を着用者の望む形状に保つことができるという、積極的な効果も得ることが可能となる。
【0006】
本発明の課題は、内部を陽圧としつつ、衣服本体の膨張を適切に規制することができる衣服を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、衣服において、
衣服本体と、
前記衣服本体の内部に空気を導入するための空気導入部と、
前記衣服本体の膨張を規制するための1又は複数の膨張規制手段と、を備え、
前記空気導入部から空気を導入して内部を陽圧にすることで、前記衣服本体を膨らませるとともに、前記膨張規制手段によって、当該膨張規制手段が備えられた部位の前記衣服本体の膨張を規制することを特徴とする。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の衣服において、 前記膨張規制手段は、当該膨張規制手段が備えられた部位の前記衣服本体の胴周を規制することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の衣服において、
前記空気導入部は、前記衣服本体と着用者の身体との間の空間に接続され、
前記衣服本体には、前記衣服本体と着用者の身体との間の空間に接続される空気排出部が備えられ、
前記空気導入部から前記空気排出部へと空気を流通させることで、空調衣服としての機能を有することを特徴とする。
【0009】
請求項4に記載の発明は、請求項1又は2に記載の衣服において、
前記空気導入部は、前記衣服本体と着用者の身体との間の空間に接続され、
前記衣服本体の裾部と、襟部と、袖部と、には、空気漏れ防止手段が備えられていることを特徴とする。
【0010】
請求項5に記載の発明は、請求項1又は2に記載の衣服において、
前記衣服本体は、表地と、裏地と、を端部付近で接合することで袋状に形成され、
前記空気導入部は、前記表地と前記裏地との間の空間に接続されることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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