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公開番号
2025159215
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-17
出願番号
2025138178,2024172993
出願日
2025-08-21,2017-11-20
発明の名称
光学系及びそれを有する撮像装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G02B
13/02 20060101AFI20251009BHJP(光学)
要約
【課題】 軽量であり、かつ色収差等の収差が良好に補正された光学系を得ること。
【解決手段】 物体側より像側へ順に配置された、正の屈折力を有する第1レンズ群B1、第2レンズ群B2、第3レンズ群B3から構成される。フォーカシングに際して第2レンズ群B2が移動し、隣り合うレンズ群の間隔は変化する。第1レンズ群B1は、最も物体側に配置された正レンズG1pと、第1レンズ群B1に含まれる負レンズの中で最も物体側に配置された負レンズG1nを含む。光学系は所定の条件を満足する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
物体側より像側へ順に配置された、正の屈折力の第1レンズ群、第2レンズ群、第3レンズ群から構成され、フォーカシングに際して前記第2レンズ群が移動し、隣り合うレンズ群の間隔が変化する光学系であって、
前記第1レンズ群は、最も物体側に配置された正レンズG1pと、該正レンズG1pの像側に隣接して配置されたレンズG2と、前記第1レンズ群に含まれる負レンズの中で最も物体側に配置された負レンズG1nを含み、
像ぶれ補正に際して、前記光学系の少なくとも一部のレンズが光軸と垂直方向の成分を含む方向に移動し、
前記光学系のバックフォーカスをBF、前記正レンズG1pの焦点距離をfG1p、前記負レンズG1nの焦点距離をfG1n、前記負レンズG1nの材料のアッベ数をνdG1n、部分分散比をθgFG1n、前記レンズG2の材料のアッベ数をνdG2としたとき、
0.02<BF/fG1p<0.14
2.00<|fG1p/fG1n|<10.00
20.0<νdG1n<40.0
-0.1000<θgFG1n-(-1.665×10
-7
×νdG1n
3
+5.213×10
-5
×νdG1n
2
-5.656×10
-3
×νdG1n+0.7268)<-0.0010
なる条件式を満足することを特徴とする光学系。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記正レンズG1pと前記レンズG2の光軸上の距離をD12、前記第1レンズ群の最も物体側のレンズ面から像面までの光軸上の距離をLDとしたとき、
0.13<D12/LD<0.50
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項3】
前記レンズG2は正の屈折力を有することを特徴とする請求項1または2に記載の光学系。
【請求項4】
前記レンズG2の焦点距離をfG2としたとき、
0.05<BF/fG2<0.23
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の光学系。
【請求項5】
前記レンズG2の焦点距離をfG2としたとき、
1.5<fG1p/fG2<5.0
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の光学系。
【請求項6】
前記レンズG2の材料の部分分散比をθgFG2としたとき、
0.0100<θgFG2-(-1.665×10
-7
×νdG2
3
+5.213×10
-5
×νdG2
2
-5.656×10
-3
×νdG2+0.7268)<0.1000
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の光学系。
【請求項7】
前記第2レンズ群は負の屈折力を有し、無限遠から近距離へのフォーカシングに際して像側へ移動することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の光学系。
【請求項8】
前記第2レンズ群は1枚の負レンズから成ることを特徴とする請求項7に記載の光学系。
【請求項9】
前記第1レンズ群はフォーカシングに際して不動であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の光学系。
【請求項10】
前記第3レンズ群は、少なくとも1枚の正レンズと少なくとも1枚の負レンズを含み、前記第3レンズ群に含まれる正レンズの内、最も像側に配置された正レンズの焦点距離をfGkp、前記第3レンズ群に含まれる負レンズの内、最も像側に配置された負レンズの焦点距離をfGknとしたとき、
1.02<|fGkp/fGkn|<2.50
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載の光学系。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は光学系及びそれを有する撮像装置に関し、例えばデジタルスチルカメラ、ビデオカメラ、監視カメラ、放送用カメラ等の撮像素子を用いた撮像装置、或いは銀塩写真フィルムを用いたカメラ等の撮像装置に好適なものである。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
焦点距離の長い撮影光学系として、物体側に正の屈折力の光学系を配置し、像側に負の屈折力の光学系を配置した、いわゆるテレフォトタイプの撮影光学系が知られている。テレフォトタイプの撮影光学系は、例えば単焦点の超望遠レンズに用いられている。
【0003】
超望遠レンズでは、一般に、焦点距離が長くなるにつれて軸上色収差や倍率色収差が多く発生する。これらの色収差を良好に補正するための手法として、物体側に配置されるレンズの枚数を増やし、各レンズに色収差の補正作用を分担させることが知られている。しかしながら、超望遠レンズの物体側に配置されるレンズは有効径が大きくなりやすく、上述した手法により色収差の補正を図ると撮影光学系の重量が増大してしまう。
【0004】
特許文献1の撮影光学系では、最も物体側から連続して、低分散かつ異常分散性を有する材料から形成された正レンズを配置することで、軸上色収差や倍率色収差の補正を図っている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2015-215561号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1に記載の光学系では、低分散かつ異常分散性を有する材料から形成された正レンズをできる限り物体側に配置することで色収差の補正を図っているが、これらの正レンズは有効径が大きくなるため、光学系を十分に軽量化することができていない。
【0007】
光学系の更なる軽量化を実現するためには、正レンズのみならず、負レンズについても適切な材料や配置を見出すことが重要である。
【0008】
本発明は、小型であり、かつ色収差等の収差が良好に補正された光学系及びそれを有する撮像装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の光学系は、物体側より像側へ順に配置された、正の屈折力の第1レンズ群、第2レンズ群、第3レンズ群から構成され、フォーカシングに際して前記第2レンズ群が移動し、隣り合うレンズ群の間隔が変化する光学系であって、前記第1レンズ群は、最も物体側に配置された正レンズG1pと、該正レンズG1pの像側に隣接して配置されたレンズG2と、前記第1レンズ群に含まれる負レンズの中で最も物体側に配置された負レンズG1nを含み、像ぶれ補正に際して、前記光学系の少なくとも一部のレンズが光軸と垂直方向の成分を含む方向に移動し、前記光学系のバックフォーカスをBF、前記正レンズG1pの焦点距離をfG1p、前記負レンズG1nの焦点距離をfG1n、前記負レンズG1nの材料のアッベ数をνdG1n、部分分散比をθgFG1n、前記レンズG2の材料のアッベ数をνdG2としたとき、
0.02<BF/fG1p<0.14
2.00<|fG1p/fG1n|<10.00
20.0<νdG1n<40.0
-0.1000<θgFG1n-(-1.665×10
-7
×νdG1n
3
+5.213×10
-5
×νdG1n
2
-5.656×10
-3
×νdG1n+0.7268)<-0.0010
なる条件式を満足することを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、小型であり、かつ色収差等の収差が良好に補正された光学系を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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