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公開番号
2025148886
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-08
出願番号
2024049223
出願日
2024-03-26
発明の名称
光学センサ
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H10F
55/00 20250101AFI20251001BHJP()
要約
【課題】 部品の実装性を確保しつつ、迷光を抑制する光学センサを提供する。
【解決手段】 発光手段から発光された光が基板の発光手段と受光手段が実装されている面とは反対側の面で反射して受光手段に到達することを抑制するように反対側の面に光を吸収する光吸収材が形成されている。
【選択図】 図2
特許請求の範囲
【請求項1】
被照射物に向けて光を発光する発光手段と、
前記発光手段から発光された後に前記被照射物で反射された光を受光する受光手段と、
前記発光手段と前記受光手段が同一面に実装されている基板と、
を備える光学センサであって、
前記発光手段から発光された光が前記基板の前記発光手段と前記受光手段が実装されている面とは反対側の面で反射して前記受光手段に到達することを抑制するように前記反対側の面に光を吸収する光吸収材が形成されていることを特徴とする光学センサ。
続きを表示(約 790 文字)
【請求項2】
前記発光手段は発光部とモールド部を有し、
前記受光手段は受光部を有し、
前記反対側の面に形成されている前記光吸収材は、
前記発光部から出射された光が前記モールド部で反射せずに前記基板に到達する範囲、かつ、
前記モールド部で1度反射して前記基板に到達する範囲、
かつ、
基板に垂直な方向に見た時に、前記発光部から、前記発光部と前記受光部を結ぶ仮想線に垂直な方向における前記受光部の両端に向かう2つの直線で囲まれた範囲、に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の光学センサ。
【請求項3】
前記発光手段と前記受光手段をそれぞれ囲み、前記発光手段から出射される光が通過する第1の穴部と、前記被照射物で反射された光が通過する第2の穴部と、を有するハウジングが前記基板における前記発光手段が実装されている面に設置されていて、
前記発光手段と前記受光手段が実装されている前記基板の面とは反対側の面に光を吸収する光吸収材が形成されていて、
前記光吸収材は、前記ハウジングが前記発光手段を囲む領域の全域に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の光学センサ。
【請求項4】
前記発光手段と前記受光手段が実装されている前記基板の面とは反対側の面に光を吸収する光吸収材が形成されていて、
前記光吸収材は、前記ハウジングが前記受光手段を囲む領域の全域に形成されていることを特徴とする請求項3に記載の光学センサ。
【請求項5】
前記基板は紙フェノール基板であることを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の光学センサ。
【請求項6】
前記光吸収材はシルクであることを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の光学センサ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、発光素子と受光素子を用いて検出物の検出を行う光学式センサに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
被照射部に対して基板に実装された発光手段から照射した光の反射光を、受光手段で受光する光学センサにおいて、発光手段からの意図しない光が基板を介して受光手段に混入(以降、迷光)することがある。迷光が受光手段に混入すると検知精度が悪化するおそれがある。そのため、迷光が受光手段に混入することを抑制する対策として、特許文献1では黒色レジスト、特許文献2では遮光塗料(シルク)、特許文献3ではパターンで基板表面を覆うことによって、基板へ迷光が入ることを抑制している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平11-354832
特開2006-267644
特開2019-197072
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1や特許文献2記載の方法では、発光手段と黒レジストや遮光塗料(以降、黒レジストと遮光塗料を合わせて遮光部材と呼ぶ)間に隙間ができる。これは製造上の実装性(実装部に製造公差で被らないようにする)を確保するために、遮光部材と発光手段を離す必要があるためである。その隙間より光が透過し十分な迷光対策とならないおそれがあり、課題となっていた。また、特許文献3では実装ランドの拡大により、実装時に熱が逃げやすくなることによる実装不良の懸念があり、課題となっていた。従って、本発明の目的は、部品の実装性を確保しつつ、迷光を抑制する光学センサを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決する為に本発明の光学センサは、
被照射物に向けて光を発光する発光手段と、前記発光手段から発光された後に前記被照射物で反射された光を受光する受光手段と、前記発光手段と前記受光手段が同一面に実装されている基板と、を備える光学センサであって、前記発光手段から発光された光が前記基板の前記発光手段と前記受光手段が実装されている面とは反対側の面で反射して前記受光手段に到達することを抑制するように前記反対側の面に光を吸収する光吸収材が形成されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
以上、説明したように本発明によれば、実装性を満足しつつ、遮光部材の有無や形成ムラに影響されることなく迷光を抑制する光学センサを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実装形態における光学センサの概略図
実装例1における光学センサの迷光対策
LEDから基板面に照射される光の迷光エリア1
LEDから基板面に照射される光の迷光エリア2
実施例1における光学センサの迷光対策の変化形1
実施例1における光学センサの迷光対策の変化形2
実施例1における光学センサの迷光対策のLED実装位置ずれ(右方向)時
実施例1における光学センサの迷光対策の変化形3
実施例2における光学センサの迷光対策
実施例2における光学センサの迷光対策の変化形
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【実施例】
【0009】
最初に、図1に本実装形態における光学センサの概略図を示す。図中の数字は、発光素子であるLED(Light Emitting Diode) 100、光を受光する受光素子であるPD(Photo Diode)110、LED100及びPD110が同一面に実装される紙フェノール基板105、LED100から照射され、紙フェノール基板105上に設置されたPD110で受光する光を第1の穴部で絞るアパーチャ(ハウジング)120、LED100からの光を反射させる反射板(被照射物)140を示す。LED100より照射された光は、アパーチャ120の第2の穴部により絞られ光路A 160を形成する。光路A 160での光は反射板140により反射され、反射された光の内、アパーチャにより絞られた光路B 170の光がPD110にて受光される。本実施例における反射板140は、光を反射する物質であれば良いため、画像形成装置に用いられるベルト等でも良く、本構成に限定されない。
【0010】
図2に基板105の断面図を示す。図2(a)は基板105の上面より見た図である。図2(b)、(c)はそれぞれ断面1、断面2の点線で切断した際の断面を示している。また図2(d)は、LED100実装面とは反対側の基板面(裏面)より見た図である。図中の数字は、基板105表面に形成される厚み35umの銅箔パターン104(以降、パターン)、LED100のランドとパターン104を接合する半田103、本実施例の迷光対策として基板105の裏面に形成される厚み35umの遮光部材(光吸収材)A107である黒シルクである。上記のパターン104及び遮光部材A107の厚みは基板製造上の寸法の具体例を示したものであり、製造条件を変えても良いため本構成に限定されるものでは無い。また、遮光部材A107のシルク色はLED100の発光波長の光の反射率が低い(光を吸収する)色であれば良いため、本構成に限定されるものでは無い。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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