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公開番号2025159666
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-21
出願番号2024062427
出願日2024-04-08
発明の名称アレルゲン低減化剤、アレルゲン低減化溶液、アレルゲン低減化塗料、樹脂組成物、アレルゲン低減化製品及びアレルゲン低減化方法
出願人積水化学工業株式会社
代理人個人
主分類C09K 3/00 20060101AFI20251014BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約【課題】 本発明は、優れたアレルゲン低減化効果を有するアレルゲン低減化剤を提供する。本発明は、上記アレルゲン低減化剤を用いた、アレルゲン低減化溶液、アレルゲン低減化塗料、樹脂組成物、アレルゲン低減化製品及びアレルゲン低減化方法を提供する。
【解決手段】 本発明のアレルゲン低減化剤は、
分子量が1000以下であり、且つカルボキシ基、スルホ基、リン酸基及び亜リン酸基からなる群から選ばれた少なくとも一種の酸性官能基又はその無水物基を有し、
記述子計算ソフトDragonによって算出される、CATS3D_09_LLの値が6以下であり、nCpの値が2以下であり、及び、H-051の値が2以下であるアレルゲン低減化合物を有効成分として含むことを特徴とする。
【選択図】 なし
特許請求の範囲【請求項1】
分子量が1000以下であり、且つカルボキシ基、スルホ基、リン酸基及び亜リン酸基からなる群から選ばれた少なくとも一種の酸性官能基又はその無水物基を有し、
記述子計算ソフトDragonによって算出される、CATS3D_09_LLの値が6以下であり、nCpの値が2以下であり、及び、H-051の値が2以下であるアレルゲン低減化合物を有効成分として含むことを特徴とするアレルゲン低減化剤。
続きを表示(約 550 文字)【請求項2】
上記アレルゲン低減化合物は、カルボキシ基を有していることを特徴とする請求項1に記載のアレルゲン低減化剤。
【請求項3】
上記アレルゲン低減化合物の0.5質量%水溶液の25℃におけるpHが4.5以下であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のアレルゲン低減化剤。
【請求項4】
請求項1又は請求項2に記載のアレルゲン低減化剤と、溶媒とを含むことを特徴とするアレルゲン低減化液。
【請求項5】
請求項1又は請求項2に記載のアレルゲン低減化剤と、塗料とを含むことを特徴とするアレルゲン低減化塗料。
【請求項6】
請求項1又は請求項2に記載のアレルゲン低減化剤と合成樹脂とを含むことを特徴とする樹脂組成物。
【請求項7】
合成樹脂成形用マスターバッチとして用いられることを特徴とする請求項6に記載の樹脂組成物。
【請求項8】
基材と、上記基材に含まれる請求項1又は請求項2に記載のアレルゲン低減化剤とを含むことを特徴とするアレルゲン低減化製品。
【請求項9】
請求項1又は請求項2に記載のアレルゲン低減化剤とアレルゲンとを接触させることを特徴とするアレルゲン低減化方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、アレルゲン低減化剤、アレルゲン低減化溶液、アレルゲン低減化塗料、樹脂組成物、アレルゲン低減化製品及びアレルゲン低減化方法に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
近年、アトピー性皮膚炎、気管支喘息、アレルギー性鼻炎などの多くのアレルギー疾患が問題となってきている。このアレルギー疾患の主な原因としては、住居内に生息するダニ類、特に、室内塵中に多く存在するヒョウヒダニのアレルゲン(Der1、Der2)や、主に春季に多量に空気中に浮遊するスギ花粉アレルゲン(Cryj1、Cryj2)などである。
【0003】
従って、生活空間からアレルゲンを取り除くか、アレルゲンを変性させるなどして不活性化させる技術が求められている。
【0004】
特許文献1には、0.5~12mmol/gのH型カルボキシル基および架橋構造を有するビニル系重合体からなるアレルゲン除去用粒子が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2009-160563号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1に開示されているアレルゲン除去用粒子のアレルゲン処理能(アレルゲン低減化効果)は不十分であり、優れたアレルゲン低減化効果を奏するアレルゲン低減化剤が所望されている。
【0007】
本発明は、優れたアレルゲン低減化効果を有するアレルゲン低減化剤を提供する。本発明は、上記アレルゲン低減化剤を用いた、アレルゲン低減化溶液、アレルゲン低減化塗料、樹脂組成物、アレルゲン低減化製品及びアレルゲン低減化方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明のアレルゲン低減化剤は、
分子量が1000以下であり、且つカルボキシ基、スルホ基、リン酸基及び亜リン酸基からなる群から選ばれた少なくとも一種の酸性官能基又はその無水物基を有し、
記述子計算ソフトDragonによって算出される、CATS3D_09_LLの値が6以下であり、nCpの値が2以下であり、及び、H-051の値が2以下であるアレルゲン低減化合物を有効成分として含むことを特徴とする。
【0009】
本発明のアレルゲン低減化溶液は、上記アレルゲン低減化剤と、溶媒とを含むことを特徴とする。
【0010】
本発明のアレルゲン低減化塗料は、上記アレルゲン低減化剤と、塗料とを含むことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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