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公開番号
2025163430
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-29
出願番号
2024066673
出願日
2024-04-17
発明の名称
釘
出願人
アマテイ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
F16B
15/00 20060101AFI20251022BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】杉であっても、緊結力が十分である釘を提供する。
【解決手段】斜面R1b及び斜面R2bの本体軸部側の根元部分R1ba,R2baは、R形状に形成されている。さらに、第2リング部群は、本体軸部の釘頭部下から52mm以上離れた位置に設けられている。そしてさらに、第1リング部R1及び第2リング部R2の山高さ(H1,H2)が0.2mm以上である。これにより、杉であっても、緊結力が十分である釘を提供することができる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
本体軸部と、
前記本体軸部の釘頭部側に設けられている第1リング部群と、
前記本体軸部の釘先端部側に設けられている第2リング部群と、を有し、
前記第1リング部群は、断面三角山形に形成されている第1リング部を備え、
前記第1リング部は、前記釘頭部側に向かって緩い下り勾配状の第1斜面と、前記釘先端部側に向かって急な下り勾配状の第2斜面と、で構成され、
前記第2リング部群は、断面三角山形に形成されている第2リング部を備え、
前記第2リング部は、前記釘先端部側に向かって緩い下り勾配状の第3斜面と、前記釘頭部側に向かって急な下り勾配状の第4斜面と、で構成され、
前記第2斜面及び前記第4斜面の前記本体軸部側の根元部分は、R形状に形成されると共に、
前記第2リング部群は、前記本体軸部の釘頭部下から52mm以上離れた位置に設けられ、さらに、
前記第1リング部及び第2リング部の山高さが0.2mm以上である釘。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、釘に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の釘として、特許文献1に記載のものが知られている。この特許文献1に記載の釘は、本体軸部の少なくとも釘先端部側に、リング部が軸方向一定ピッチで断面三角山形に形成されると共に隣り合う三角山形のリング部間に釘ブランクの径より小径で軸方向と平行な谷底部が形成されてなるリング部群を設けたものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-182933号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記の釘は、木造住宅の構造上重要な躯体部位等に釘打ちしても板割れを起こさず、しかも緊結力の大きいものであり、ツーバイフォー工法などの建築の材料として使われる木材であるSPF(Spruce Pine Fir)材に特に有用である。
【0005】
しかしながら、昨今、SPF材よりも硬さが柔らかい木材である杉の需要が高まってきており、この杉に対しては、上記の釘は、緊結力が不十分であるという問題があった。
【0006】
この点、より詳しく説明すると、枠組壁工法の平成13年国土交通省告示1540号および1541号にて、CN90のくぎ種を用いる事が定められている緊結部分の箇所がある。この箇所には、許容せん断耐力が800N以上であることが確かめられた場合においては、この限りではないとしている。
【0007】
しかしながら、上記の釘は、杉に対しては、許容せん断耐力が800N以上なく、告示の基準を満たしていない。そのため、杉に対して、上記の釘は、緊結力が不十分であるという問題があった。
【0008】
そこで、本発明は、上記問題に鑑み、杉であっても、緊結力が十分である釘を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記本発明の目的は、以下の手段によって達成される。なお、括弧内は、後述する実施形態の参照符号を付したものであるが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0010】
請求項1に係る釘は、本体軸部(2)と、
前記本体軸部(2)の釘頭部(2a)側に設けられている第1リング部群(3)と、
前記本体軸部(2)の釘先端部(2b)側に設けられている第2リング部群(4)と、を有し、
前記第1リング部群(3)は、断面三角山形に形成されている第1リング部(R1)を備え、
前記第1リング部(R1)は、前記釘頭部(2a)側に向かって緩い下り勾配状の第1斜面(斜面R1a)と、前記釘先端部(2b)側に向かって急な下り勾配状の第2斜面(斜面R1b)と、で構成され、
前記第2リング部群(4)は、断面三角山形に形成されている第2リング部(R2)を備え、
前記第2リング部(R2)は、前記釘先端部(2b)側に向かって緩い下り勾配状の第3斜面(斜面R2a)と、前記釘頭部(2a)側に向かって急な下り勾配状の第4斜面(斜面R2b)と、で構成され、
前記第2斜面(斜面R1b)及び前記第4斜面(斜面R2b)の前記本体軸部(2)側の根元部分(R1ba,R2ba)は、R形状に形成されると共に、
前記第2リング部群(4)は、前記本体軸部(2)の釘頭部(2a)下から52mm以上離れた位置に設けられ、さらに、
前記第1リング部(R1)及び第2リング部(R2)の山高さ(H1,H2)が0.2mm以上であることを特徴としている。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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