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公開番号
2025167852
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-07
出願番号
2024072817
出願日
2024-04-26
発明の名称
冷却用電動ファン制御装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人YKI国際特許事務所
主分類
B60W
10/30 20060101AFI20251030BHJP(車両一般)
要約
【課題】エンジン冷却水を冷却する必要がある場合にのみ冷却用電動ファンを起動させることによってバッテリの電費を向上させることができる冷却用電動ファン制御装置を提供する。
【解決手段】制御装置は、バッテリ13の電力を外部に給電中にエンジン11を起動した時に、イグニッション電源16を前回起動してから所定時間以内の場合には、エンジン11を起動した時と同時に冷却用電動ファン15を起動し、イグニッション電源16を前回起動してから所定時間より長い時間が経過している場合には、エンジン11を起動した時から待機時間だけ経過してから冷却用電動ファン15を起動する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
エンジンと、モータと、前記モータに電力を供給するバッテリと、前記エンジンのエンジン冷却水を冷却するラジエータと、前記バッテリの電力によって駆動し前記ラジエータに送風する冷却用電動ファンと、前記エンジンを起動させるイグニッション電源と、を備え、前記エンジンの駆動によって前記モータを発電機として前記バッテリに電力を充電可能であり、前記バッテリの電力を外部に給電可能である車両の前記冷却用電動ファンを駆動制御する冷却用電動ファン制御装置であって、
前記バッテリの電力を外部に給電中に前記エンジンを起動した時に、前記イグニッション電源を前回起動してから所定時間以内の場合には、前記エンジンを起動した時と同時に前記冷却用電動ファンを起動し、前記イグニッション電源を前回起動してから前記所定時間より長い時間が経過している場合には、前記エンジンを起動した時から待機時間だけ経過してから前記冷却用電動ファンを起動する、
冷却用電動ファン制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、プラグインハイブリッド車両のラジエータの冷却用電動ファンを駆動制御する制御装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
プラグインハイブリッド車両は、エンジンとモータとの2つの動力と、モータに電力を供給するバッテリとを有している(例えば、特許文献1)。プラグインハイブリッド車両では、エンジンの駆動によって発電機(モータ)の電力をバッテリに充電可能であって、バッテリから外部に給電可能である。そのため、プラグインハイブリッド車両は、災害時、レジャーなどにおいて、エンジンの駆動によって外部に電源供給する場合がある。
【0003】
プラグインハイブリッド車両が外部に電源供給する場合には、車両停止中のエンジン出力(アイドリング時)よりもエンジン出力が高くなるため、エンジン冷却水温度が上昇する。また、車両停止中のため、走行風によってエンジン冷却水のラジエータを冷却することができない。そのため、プラグインハイブリッド車両が外部電源供給する場合には、ラジエータに送風する冷却用電動ファンを駆動している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-067200号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ここで、上述した冷却用電動ファンは、バッテリの電力によって駆動する。そのため、バッテリの電費を向上させるためには、エンジン冷却水を冷却する必要がある場合にのみ冷却用電動ファンを起動することが望ましい。
【0006】
そこで、本発明は、エンジン冷却水を冷却する必要がある場合にのみ冷却用電動ファンを起動させることによってバッテリの電費を向上させることができる冷却用電動ファン制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る冷却用電動ファン制御装置は、エンジンと、モータと、モータに電力を供給するバッテリと、エンジンのエンジン冷却水を冷却するラジエータと、バッテリの電力によって駆動しラジエータに送風する冷却用電動ファンと、エンジンを起動させるイグニッション電源と、を備え、エンジンの駆動によってモータを発電機としてバッテリに電力を充電可能であり、バッテリの電力を外部に給電可能である車両の冷却用電動ファンを駆動制御する冷却用電動ファン制御装置であって、バッテリの電力を外部に給電中にエンジンを起動した時に、イグニッション電源を前回起動してから所定時間以内の場合には、エンジンを起動した時と同時に冷却用電動ファンを起動し、イグニッション電源を前回起動してから所定時間より長い時間が経過している場合には、エンジンを起動した時から待機時間だけ経過してから冷却用電動ファンを起動することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明の冷却用電動ファン制御装置によれば、エンジン冷却水を冷却する必要がある場合にのみ冷却用電動ファンを起動させることによってバッテリの電費を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態に係る車両を示す模式図である。
実施形態の一例である制御装置の構成を示すブロック図である。
実施形態の一例である冷却用電動ファン駆動制御の流れを示すフロー図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態の一例について詳細に説明する。以下の説明において、具体的な形状、材料、方向、数値等は、本発明の理解を容易にするための例示であって、用途、目的、仕様等に合わせて適宜変更することができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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