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公開番号2024172688
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-12
出願番号2023090558
出願日2023-05-31
発明の名称食品包装用袋
出願人福助工業株式会社
代理人個人
主分類B65D 65/40 20060101AFI20241205BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】内容物が加熱調理物でも手に持ちやすく、内容物の視認性に優れるとともに、環境負荷の低減が可能な食品包装用袋の提供。
【解決手段】紙基材2とポリプロピレン積層シート3とを備え、紙基材2とポリプロピレン積層シート3とがヒートシールにより直接接合されることにより袋状とされており、ポリプロピレン積層シート3が、延伸ポリプロピレンフィルムと、未延伸ポリプロピレンフィルムとを少なくとも有し、ポリプロピレン積層シート3は、延伸ポリプロピレンフィルムが表層に位置し、未延伸ポリプロピレンフィルムが紙基材2と対向するように配置される、食品包装用袋1。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
紙基材とポリプロピレン積層シートとを備え、前記紙基材と前記ポリプロピレン積層シートとがヒートシールにより直接接合されることにより袋状とされている食品包装用袋であって、
前記ポリプロピレン積層シートが、延伸ポリプロピレンフィルムと、未延伸ポリプロピレンフィルムとを少なくとも有し、
前記ポリプロピレン積層シートは、前記延伸ポリプロピレンフィルムが表層に位置し、前記未延伸ポリプロピレンフィルムが前記紙基材と対向するように配置される、食品包装用袋。
続きを表示(約 570 文字)【請求項2】
前記ポリプロピレン積層シートが、防曇剤を含む、請求項1に記載の食品包装用袋。
【請求項3】
前記紙基材が、耐油性を有する、請求項1に記載の食品包装用袋。
【請求項4】
前記紙基材と前記ポリプロピレン積層シートとがそれぞれ矩形であり、
前記紙基材と前記ポリプロピレン積層シートとを重ね合わせた四辺のうち、少なくとも隣接する二辺がヒートシールにより接合される、請求項1~3のいずれか一項に記載の食品包装用袋。
【請求項5】
前記紙基材と前記ポリプロピレン積層シートとを重ね合わせた四辺のうち、三辺がヒートシールにより接合され、残りの一辺が開口部である、請求項4に記載の食品包装用袋。
【請求項6】
前記ポリプロピレン積層シートが、前記開口部と反対側に折り返し部を有し、
前記折り返し部は、前記ポリプロピレン積層シートにおいて対向する前記未延伸ポリプロピレンフィルムの端部同士がヒートシールによりそれぞれ接合されて、底部を構成する、請求項5に記載の食品包装用袋。
【請求項7】
前記折り返し部は、前記ポリプロピレン積層シートにおいて対向する前記延伸ポリプロピレンフィルムの端部同士がそれぞれ接合される、請求項6に記載の食品包装用袋。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、食品包装用袋に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
コロッケや唐揚げなどの揚げ物は、袋に入れられた状態で販売される場合がある。特許文献1には、そのような袋として、防曇剤を含有するポリオレフィンフィルムと耐油性を有する紙とがヒートシールにより接合された接合部を有する食品包装用袋が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-014525号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の食品包装用袋によれば、内容物が高温であっても持ちやすく、視認性に優れ、袋内部での結露を抑制することが可能とされている。しかしながら、特許文献1に開示された食品包装用袋では、ポリオレフィンフィルムとしてポリプロピレンフィルムとポリエチレンテレフタレートフィルムとの積層フィルムが用いられており、耐油性を有する紙から分離して廃棄する際にリサイクルが難しいため、環境負荷の低減が可能な食品包装用袋が望まれていた。
【0005】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、内容物が加熱調理物でも手に持ちやすく、内容物の視認性に優れるとともに、環境負荷の低減が可能な食品包装用袋を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明の一態様としての食品包装用袋は、紙基材とポリプロピレン積層シートとを備え、前記紙基材と前記ポリプロピレン積層シートとがヒートシールにより直接接合されることにより袋状とされており、前記ポリプロピレン積層シートが、延伸ポリプロピレンフィルムと、未延伸ポリプロピレンフィルムとを少なくとも有し、前記ポリプロピレン積層シートは、前記延伸ポリプロピレンフィルムが表層に位置し、前記未延伸ポリプロピレンフィルムが前記紙基材と対向するように配置される構成とする。
【0007】
前記ポリプロピレン積層シートが、防曇剤を含む構成としてもよい。
【0008】
前記紙基材が、耐油性を有する構成としてもよい。
【0009】
前記紙基材と前記ポリプロピレン積層シートとがそれぞれ矩形であり、前記紙基材と前記ポリプロピレン積層シートとを重ね合わせた四辺のうち、少なくとも隣接する二辺がヒートシールにより接合される構成であってもよい。
【0010】
前記紙基材と前記ポリプロピレン積層シートとを重ね合わせた四辺のうち、三辺がヒートシールにより接合され、残りの一辺が開口部である構成としてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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