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公開番号
2025063761
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-16
出願番号
2023173211
出願日
2023-10-04
発明の名称
タップ及び発泡飲料提供装置
出願人
サントリーホールディングス株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B67D
1/08 20060101AFI20250409BHJP(びん,広口びんまたは類似の容器の開封または密封;液体の取扱い)
要約
【課題】発泡飲料の漏れを抑制又は防止すると共に発泡飲料の香味を維持することができるタップ及び発泡飲料提供装置を提供する。
【解決手段】タップ100は、主流管106が内部に形成されたタップ本体104と、主流管106内にスライド可能に配置され、主流管106の近位端側を開閉可能に構成された弁体114と、弁体114と連結する弁棒116と、弁棒116の遠位端側と連結された外筒部118とを備え、弁体114から弁棒116の遠位端側まで貫通形成された弁内流路122を有するスライド弁組立品112と、弁内流路122の遠位端を覆う封止部材130と、封止部材130を弁内流路122の遠位端側に維持する封止手段132と、タップ本体104の遠位端に取り付けられると共に内側が外筒部118に連結され、スライド弁組立品112を遠位端側へ戻すように構成された復帰手段140と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
飲料容器に接続され、レバーを第1の側に傾斜させることによって前記飲料容器内の発泡飲料を注出し、前記レバーを第2の側に傾斜させることによって前記飲料容器内の発泡飲料からの泡を注出するように構成されたタップであって、
前記飲料容器に接続される近位端から遠位端にかけて延在し、発泡飲料が通過する主流管が内部に形成された本体と、
前記本体と流体接続され、第1の流路を有する第1の注出ノズルと、
前記本体と流体接続され、第2の流路を有する第2の注出ノズルと、
前記主流管内にスライド可能に配置され、前記主流管の近位端側を開閉可能に構成された弁体と、前記弁体と連結し、前記本体の前記主流管内を遠位端側へ向けて延在する弁棒と、前記弁棒の遠位端側と連結され、前記レバーの下端部に取りけられたコンロッドを挿込可能な貫通孔を有する円筒形状の外筒部とを備えるスライド弁組立品であって、前記弁体から前記弁棒の遠位端側まで貫通形成された弁内流路を有するスライド弁組立品と、
前記外筒部内において、前記弁内流路の遠位端を覆うように配置された、封止部材と、
前記外筒部内において前記コンロッドの遠位端側に配置され、前記封止部材を前記弁内流路の遠位端側に維持するように構成された封止手段と、
前記本体の遠位端に取り付けられると共に内側が外筒部に連結され、前記スライド弁組立品を遠位端側へ戻すように構成された復帰手段と、
を備えるタップ。
続きを表示(約 170 文字)
【請求項2】
前記封止手段及び前記復帰手段は、前記主流管の軸線方向に沿って配置されている、請求項1に記載のタップ。
【請求項3】
前記復帰手段は、前記本体に着脱可能に構成されている請求項1又は請求項2に記載のタップ。
【請求項4】
請求項1から請求項3の何れか1項に記載の前記タップを備えた発泡飲料提供装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本願は、タップ及び発泡飲料提供装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
ビールサーバには、ビールと泡とを別個に注出可能なタップが取り付けられることがよく知られている。例えば、特許文献1には、コック本体にビールと泡を別々に注出可能な弁機構を内蔵したビール注出コックであって、コック本体におけるビール又は/及び泡の流路が、鏡面仕上げの内壁面を有するビール注出コックが開示されている。
【0003】
しかしながら、このようなビール注出コックでは、泡注出用の弁は、泡を注出するための流路の終端開口を閉鎖するように常時付勢されているものの、ビール注出用の弁は常時付勢されていない。このため、ビールの液漏れのリスクを一定程度許容しながら使用することとなる。また、液漏れが生じる状態では、ビールが空気に触れるリスクも高くなるため、香味の低下を招きうる。規模の大きな飲食業店舗では、1つの生ビール樽の消費サイクルは短いためビールの液漏れを許容しうるが、比較的小規模の店舗では、時間当たりの来客数は少なくなるため一つの生ビール樽を消費するのに比較的長時間を要し、ビールの液漏れが許容できない場合がある。また、比較的小規模の店舗や飲食店内の客席に設置するために飲料の容量を小さくしたビールサーバを設置するような場合には、ビールサーバに合わせて生ビール樽の容量も小さくなるため、生ビール樽の容量に対するビールの液漏れの割合が無視できなくなる場合が生じ得る。
【0004】
そこで、特許文献2に開示されているような、泡注出用の弁及びビール注出用の弁の両方を常時付勢する飲料注出用コックを適用することも考えられるが、付勢手段がビールの通過する流路上に設けられているため、ビールの香味の低下を招きうる。こちらも、飲料の容量を小さくしたビールサーバでは影響が大きくなる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2019-059486号公報
特開2002-211692号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、上記のような課題を考慮して、発泡飲料の漏れを抑制又は防止すると共に発泡飲料の香味を維持することができるタップ及び発泡飲料提供装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様は、飲料容器に接続され、レバーを第1の側に傾斜させることによって飲料容器内の発泡飲料を注出し、レバーを第2の側に傾斜させることによって飲料容器内の発泡飲料からの泡を注出するように構成されたタップであって、飲料容器に接続される近位端から遠位端にかけて延在し、発泡飲料が通過する主流管が内部に形成された本体と、本体と流体接続され、第1の流路を有する第1の注出ノズルと、本体と流体接続され、第2の流路を有する第2の注出ノズルと、主流管内にスライド可能に配置され、主流管の近位端側を開閉可能に構成された弁体と、弁体と連結し、本体の主流管内を遠位端側へ向けて延在する弁棒と、弁棒の遠位端側と連結され、レバーの下端部に取りけられたコンロッドを挿込可能な貫通孔を有する円筒形状の外筒部とを備えるスライド弁組立品であって、弁体から弁棒の遠位端側まで貫通形成された弁内流路を有するスライド弁組立品と、外筒部内において、弁内流路の遠位端を覆うように配置された、封止部材と、外筒部内においてコンロッドの遠位端側に配置され、封止部材を弁内流路の遠位端側に維持するように構成された封止手段と、本体の遠位端に取り付けられると共に内側が外筒部に連結され、スライド弁組立品を遠位端側へ戻すように構成された復帰手段と、を備えることを特徴とする。
【0008】
また、本開示の一態様は、封止手段及び復帰手段は、主流管の軸線方向に沿って配置されてもよい。
【0009】
さらに、本開示の一態様は、復帰手段は、本体に着脱可能に構成されてもよい。
【0010】
また、本開示の一態様は、上記の各態様のタップの1つを備えた発泡飲料提供装置であってもよい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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