TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025071940
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-09
出願番号2023182377
出願日2023-10-24
発明の名称作業装置
出願人コスモ工機株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類F16L 55/00 20060101AFI20250430BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】不断流状態において筐体の内部に種々の機能部を挿入して様々な作業を行うことができる作業装置を提供すること。
【解決手段】作業装置1は、流体管2を密封状に外嵌する筐体3と、該筐体3内と外部を連通する通路と、該通路を開閉可能な弁体4c、ボール22を有する仕切弁装置4、作業用ボールバルブ20と、該通路を通して筐体3内に進入可能な機能部としての作業部材47A~47Eと、を少なくとも有し、弁体よりも外側に位置する通路に、作業部材47A~47Eが待機可能な密封状の収容部4Sa,4Sbを有する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
流体管を密封状に外嵌する筐体と、該筐体内と外部を連通する通路と、該通路を開閉可能な弁体を有する弁と、該通路を通して前記筐体内に進入可能な機能部と、を少なくとも有する作業装置であって、
前記弁体よりも外側に位置する通路に、前記機能部が待機可能な密封状の収容部を有することを特徴とする作業装置。
続きを表示(約 830 文字)【請求項2】
前記筐体内に向けて延び先端に前記機能部が着脱可能な延設部を有し、前記収容部は、前記延設部を進退可能に密封する密封部を有することを特徴とする請求項1に記載の作業装置。
【請求項3】
前記筐体内に向けて延び先端に前記機能部が着脱可能な延設部を有し、前記収容部は、前記延設部の先端及び前記機能部を密封状に収容可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の作業装置。
【請求項4】
前記弁は、前記弁体を移動可能に収容する弁箱を有する作業弁であり、前記収容部は、前記弁箱内に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の作業装置。
【請求項5】
前記弁箱には、前記収容部を開閉可能な開口が形成されていることを特徴とする請求項4に記載の作業装置。
【請求項6】
前記開口を閉塞可能な蓋部が設けられ、該蓋部に開閉可能な孔部が設けられていることを特徴とする請求項5に記載の作業装置。
【請求項7】
前記蓋部に、前記延設部の先端及び前記機能部を挿脱可能に挿通する開閉弁が設けられ、前記開閉弁の弁体よりも外側に位置する通路に、前記機能部が待機可能な密封状の第2の収容部を有することを特徴とする請求項5または6に記載の作業装置。
【請求項8】
前記弁体の上面が平坦面に形成されていることを特徴とする請求項4に記載の作業装置。
【請求項9】
前記弁は、前記弁体を回動可能に備える本体を有する開閉弁であり、前記収容部は、前記開閉弁の前記弁体よりも外側に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の作業装置。
【請求項10】
前記弁は、前記弁体を移動可能に収容する弁箱を有する作業弁であり、前記収容部は、前記弁箱に連通する作業筒内に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の作業装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、流体管を密封状に外嵌する筐体と、該筐体内と外部を連通する通路と、該通路を開閉可能な弁体を有する弁と、該通路を通して前記筐体内に進入可能な機能部と、を少なくとも有する作業装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、水やガス等が流れる既設の流路を他の流路と接続する作業等を行う場合において、例えば、既設流体管に対し筐体を密封状に取付け、該筐体の先端に、内部を開閉可能とする作業弁装置を取付けるとともに、該作業弁装置にカッタ及び駆動部を有する穿孔機を設置し、作業弁を開放した状態で駆動部によりカッタを進入させて、不断流状態で筐体内において流体管の一部を穿孔するものがある。
【0003】
このような穿孔機にて既設流体管の一部を穿孔した場合、作業弁装置の先端に取付けた穿孔機に替えて、穿孔の際に生じた切粉を排出するための排出管を有する切粉回収装置を取付けた後、作業弁を開放して排出管を作業弁装置及び筐体の内部に挿入し、内部に散在している切粉を下端に形成された吸引口から吸引して流体とともに外部に排出できるようにしたもの等がある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実用新案登録2535896号(第2,3頁、第1~3図)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記特許文献1に記載の切粉回収装置にあっては、筐体の内部に挿入した排出管の吸引口から筐体の内部に散在した切粉を吸引するが、流体管の切断方式や管内流体の種類等の種々の条件によって、例えば、切粉が筐体内に広く散在したり、あるいはシート面など密封性の大きな影響を与える特定箇所や、筐体内の隅部など特定の箇所に集中して存在するなど、切粉が存在する態様は一様ではない場合がある。このような場合、切粉を吸引する作業のみならず、特定箇所の清掃や筐体内部の目視確認等、他の作業も行う必要が生じる。
【0006】
しかし、不断流状態において筐体の内部で実行可能な作業は、排出管により切粉を吸引により外部に排出するという1工程の作業に限られていることで、切粉の残存態様に応じた様々な作業を行うことができないという問題があった。
【0007】
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、不断流状態において筐体の内部に種々の機能部を挿入して様々な作業を行うことができる作業装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記課題を解決するために、本発明の作業装置は、
流体管を密封状に外嵌する筐体と、該筐体内と外部を連通する通路と、該通路を開閉可能な弁体を有する弁と、該通路を通して前記筐体内に進入可能な機能部と、を少なくとも有する作業装置であって、
前記弁体よりも外側に位置する通路に、前記機能部が待機可能な密封状の収容部を有することを特徴としている。
この特徴によれば、弁の弁体よりも外側の収容部に機能部を収容して密封状態を保ったまま待機させ、この状態で通路を開放して筐体内に機能部を挿入することができるため、不断流状態で筐体の内部に種々の機能部を挿入して様々な作業を行うことができる。
【0009】
前記筐体内に向けて延び先端に前記機能部が着脱可能な延設部を有し、前記収容部は、前記延設部を進退可能に密封する密封部を有することを特徴としている。
この特徴によれば、進退移動する延設部と収容部との間からの流体の漏洩を防止することができる。
【0010】
前記筐体内に向けて延び先端に前記機能部が着脱可能な延設部を有し、前記収容部は、前記延設部の先端及び前記機能部を密封状に収容可能に構成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、機能部とともに延設部の先端を収容部に密封状に収容することができるため、通路を開放したときに延設部を介して機能部を筐体内に挿入することができる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

株式会社ノーリツ
分配弁
7日前
株式会社ノーリツ
分配弁
7日前
株式会社ノーリツ
分配弁
7日前
株式会社オンダ製作所
バンド用ベース
1日前
河村化工株式会社
クリップ
7日前
株式会社クボタケミックス
管継手
1日前
株式会社クボタケミックス
配管構造
17日前
イソライト工業株式会社
複合断熱材
3日前
沖マイクロ技研株式会社
弁体駆動機構
13日前
株式会社不二越
電磁弁制御装置
17日前
トヨタ自動車株式会社
シール構造
13日前
株式会社クボタケミックス
電気融着継手
1日前
トヨタ自動車株式会社
情報処理装置
21日前
サンデン株式会社
流路切換弁
7日前
日本精工株式会社
玉軸受
3日前
株式会社清水合金製作所
面間伸縮型バルブ
17日前
日本精工株式会社
減速機
13日前
トヨタ自動車株式会社
情報処理装置
21日前
トヨタ自動車株式会社
情報処理装置
21日前
NTN株式会社
等速自在継手
21日前
トヨタ自動車株式会社
情報処理装置
21日前
株式会社イシモク・コーポレーション
部材
13日前
株式会社オンダ製作所
管継手用カバー
7日前
台灣氣立股ふん有限公司
二段式速度制御装置
21日前
株式会社豊田自動織機
流体機械
13日前
NOK株式会社
密封装置
2日前
日本精工株式会社
ころ軸受
3日前
株式会社アイシン
マニホールド
1日前
マツダ株式会社
取付部材
15日前
日本精工株式会社
軸受吊り具
13日前
株式会社アイシン
車両用駆動装置
6日前
株式会社アイシン
ロータリバルブ
1日前
株式会社不二越
クラッチアクチュエータ
6日前
NTN株式会社
クラッチユニット
14日前
旭化成建材株式会社
ワッシャ
6日前
コスモ工機株式会社
作業装置
6日前
続きを見る