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公開番号
2025143158
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-01
出願番号
2024061106
出願日
2024-03-18
発明の名称
ウッドガスストーブ
出願人
個人
代理人
主分類
F23B
90/04 20110101AFI20250924BHJP(燃焼装置;燃焼方法)
要約
【課題】少量の木質燃料で煮炊きでき、屋内でも使用可能な三次燃焼機能を備えたポータブルウッドガスストーブを提供する。
【解決手段】ウッドガスストーブの内筒に、三次燃焼用空気吹出口21とトーラス形状の二次燃焼2を発生させる二次燃焼用空気吹出口22とドーム状の内筒底部を備えることで、木質ペレット1の燃料を効率的に燃焼させ、かつ、断続的にトーラス形状の二次燃焼の炎2を内筒内部で発生させることで、該内筒内部から三次燃焼3を生じさせるようにした。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
外筒と内筒の二重構造をなすウッドガスストーブであって、前記内筒に設けた三次燃焼用空気吹出口と前記内筒に設けた略トーラス形状の炎を発生させる二次燃焼用空気吹出口とドーム状内筒底部を備えることを特徴とするウッドガスストーブ
続きを表示(約 68 文字)
【請求項2】
前記ドーム状内筒底部は、断熱素材または断熱構造を備えることを特徴とする請求項1に記載のウッドガスストーブ
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ウッドガスストーブに関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)
【技術背景】
【0002】
従来のウッドガスストーブは、二次燃焼装置を備えたウッドガスストーブが知られている。(非特許文献1参照)
【0003】
また、三次燃焼装置を備えたウッドガスストーブが知られている。(非特許文献2参照)
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
現代農業2014年12月号「雑誌」p.303
現代農業2014年12月号「雑誌」p.304-307
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来のウッドガスストーブには、持ち運びが容易であるが、煙や臭いの生じる二次燃焼装置を備えたウッドガスストーブとほとんど煙や臭いが発生しない三次燃焼装置を備えた据置型のウッドガスストーブが知られている。そのため、煙や臭いの発生、あるいは大きさの制約からウッドガスストーブは使用出来る場所が限られ、屋内では使用しにくいという課題があった。
【0006】
本発明は、前記課題を解決するためになされたものであり、外筒と内筒の二重構造をなすウッドガスストーブであって、前記内筒に設けた三次燃焼用空気吹出口と略トーラス形状の炎を発生させる二次燃焼用空気吹出口とドーム状内筒底部を備えることを特徴とするウッドガスストーブであり、三次燃焼機能を備えたポータブルウッドガスストーブを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
屋内でも使用可能な、より煙や臭いの少ないウッドガスストーブを提供するには、二次燃焼よりも高度な燃焼である三次燃焼が必要であるが、二次燃焼と三次燃焼はそれぞれの燃焼において供給される空気が独立していることが前提となる。具体的には、非特許文献2に参照できるように、三次燃焼機能を備えたウッドガスストーブは、二次燃焼と三次燃焼をさせる「物理的に仕切られた空間(各燃焼室)」や「二次燃焼用空気供給口と三次燃焼用空気供給口を非連続な位置」に設けて、大型化、複雑化させていた。
【0008】
本発明者は種々の検討と実験を行った結果、連続した位置に設けた空気供給装置(図1二次燃焼空気吹出口22、三次燃焼用空気吹出口21)であっても二次燃焼と三次燃焼を発生させるための空気供給の方向を分けることで、個別の燃焼室や非連続な位置に設けた個別の空気供給装置を備えることなく、三次燃焼を発生させることができると想到し、従来の二次燃焼機能までを備えたウッドガスストーブの大きさのままで、かつシンプルな構造の三次燃焼機能を備えた本発明ウッドガスストーブを完成させた。
【0009】
上記課題を解決する手段として、二次燃焼用の空気の吹出す方向を調整し、二次燃焼の炎が白い矢印に記したような渦を巻くようにすることで、図1二次燃焼の炎2に示されるような二次燃焼の炎の軌跡を略トーラス形状とした。つまりトーラス形状の略閉じた空間を作ることで、二次燃焼の炎自体で二次燃焼室を作り、更に該トーラス形状の穴に嵌合するようなドーム状内筒底面を設けることで、燃焼中において、内筒の中に「三つの空気の層」を得ることが可能になった。言い換えると、物理的な仕切りのない一次燃焼、二次燃焼、三次燃焼の生じる三つの空間を設けた。
【0010】
前記「三つの空気の層」について順次説明すると、一つ目の空気の層は、内筒底部のドームの側面、内筒底部、内筒の内側側壁とトーラス形状をした二次燃焼の炎の下面に囲まれた空間であり、一次燃焼が生じる空間である。二つ目の空気の層はトーラス形状をなす二次燃焼が生じている空間である。三つ目の空気の層は、トーラス形状の炎の上面と内筒底部のドーム上面から内筒開口部までの空間であり、三次燃焼が生じる空間となっている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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