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公開番号2025092849
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-23
出願番号2023208223
出願日2023-12-11
発明の名称車両構造
出願人ダイハツ工業株式会社
代理人個人
主分類B60P 1/00 20060101AFI20250616BHJP(車両一般)
要約【課題】車両後方に引き出し可能な荷棚を備えつつ、荷室の使い勝手に優れる車両構造を提供する。
【解決手段】荷室と、前記荷室における第一内側面に近接した位置に配置された荷棚装置と、前記荷室における前記第一内側面の反対側の第二内側面と前記荷棚装置との間に形成されたフリースペースと、を備え、前記荷棚装置は、前記荷室に固定された箱状のベース部と、前記ベース部内に配置され、前記ベース部から車両後方に向かって引き出し可能に構成された荷棚と、前記ベース部における前記第二内側面に向き合う部分に配置された網状部材とを備える、車両構造。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
荷室と、
前記荷室における第一内側面に近接した位置に配置された荷棚装置と、
前記荷室における前記第一内側面の反対側の第二内側面と前記荷棚装置との間に形成されたフリースペースと、を備え、
前記荷棚装置は、
前記荷室に固定された箱状のベース部と、
前記ベース部内に配置され、前記ベース部から車両後方に向かって引き出し可能に構成された荷棚と、
前記ベース部における前記第二内側面に向き合う部分に配置された網状部材と、を備える、
車両構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、荷室を有する車両構造に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、荷物を積載可能な荷棚を荷室に設けた車両を開示する。荷棚は、荷室の床面に設置されたベースフレームに対して車両後方に摺動可能に組付けられている。そのため、荷棚は車両後方に引き出し可能に構成されている。荷棚は複数の収納空間を備えている。この荷棚は、荷室の幅全体を占める大きさを有している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開平6-3732号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の構成では、荷室の使い勝手の点で改善の余地がある。第一に、荷棚に形成される各収納空間を超える大きさの荷物を搭載することができない。第二に、荷棚が荷室の幅全体を占めているため、乗員が荷室内で作業をすることができない。第三に、荷棚が荷室の幅全体を占めているため、荷室に搭載された荷物のほとんどが、荷棚を引き出さなければ取り出すことができない。
【0005】
本発明の目的の一つは、車両後方に引き出し可能な荷棚を備えつつ、荷室の使い勝手に優れる車両構造を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の実施形態に係る車両構造は、
荷室と、
前記荷室における第一内側面に近接した位置に配置された荷棚装置と、
前記荷室における前記第一内側面の反対側の第二内側面と前記荷棚装置との間に形成されたフリースペースと、を備え、
前記荷棚装置は、
前記荷室に固定された箱状のベース部と、
前記ベース部内に配置され、前記ベース部から車両後方に向かって引き出し可能に構成された荷棚と、
前記ベース部における前記第二内側面に向き合う部分に配置された網状部材と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
上記車両構造は、荷室の使い勝手に優れる。上記車両構造では、荷室の幅の片側に偏った状態で荷棚装置が配置されているため、荷室における荷棚装置の反対側にフリースペースが形成されている。フリースペースには、荷棚の各収納空間を超える大きさの荷物を搭載できることもある。また、フリースペースの大きさによっては乗員がフリースペースに乗り込んで作業することが可能である。さらに、荷棚装置におけるフリースペースを向いた網状部材には、フック部材などで荷物を吊り下げることができる。網状部材に吊り下げた荷物は、荷棚を引き出すことなく車外に取り出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る車両構造を備える車両を斜め後方から見た概略図である。
図2は、車両の右側から見た荷棚装置の概略図である。
図3は、図1の車両構造から荷棚装置を取り外した状態を示す概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明に係るルーフキャリアの実施形態の一例を図面に基づいて説明する。各図面が示す部材の大きさは、説明を明確にする目的で表現されており、必ずしも実際の寸法を表すものではない。図中の「FR」は車両前方、「RR」は車両後方、「RH」は車両右方、「LH」は車両左方、「UP」は車両上方、「LWR」は車両下方を示す。なお、本発明は以下の例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
【0010】
<実施形態1>
≪全体構成≫
図1に示される車両100は、荷室2を有する車両構造1を備える。この車両100は、跳ね上げ式のバックドアを備える。図1ではバックドアを省略している。この車両構造1は、荷室2に配置された荷棚装置3と、荷棚装置3以外のフリースペース9とを備える。
(【0011】以降は省略されています)

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