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公開番号2025074459
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-14
出願番号2023185273
出願日2023-10-30
発明の名称作業用車両用アイドリング制御システム
出願人株式会社竹内製作所
代理人めぶき弁理士法人
主分類F02D 29/00 20060101AFI20250507BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約【課題】作業を効率的に行うことができる作業用車両用アイドリング制御システムを提供すること。
【解決手段】作業用車両用アイドリング制御システム1は、作業用車両10のアイドリングを制御するシステムである。作業用車両用アイドリング制御システム1は、エンジン始動後にアイドリング運転を実行するアイドリング制御部30を有する。アイドリング制御部30は、エンジン始動後に圧油が少なくとも作業用車両10の走行装置および作業装置に伝達されていない作業用車両停止状態であって、エンジン冷却水の温度が所定温度以下の場合には、エンジン回転数を増加させる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
作業用車両のアイドリングを制御する作業用車両用アイドリング制御システムであって、
エンジン始動後にアイドリング運転を実行するアイドリング制御部を有し、
前記アイドリング制御部は、エンジン始動後に圧油が少なくとも前記作業用車両の走行装置および作業装置に伝達されていない作業用車両停止状態であって、エンジン冷却水の温度が所定温度以下の場合には、エンジン回転数を増加させる、
ことを特徴とする作業用車両用アイドリング制御システム。
続きを表示(約 480 文字)【請求項2】
請求項1に記載の作業用車両において、
情報入力機能を備えた表示部を有し、
前記アイドリング制御部は、前記表示部を介してアイドリングアップが選択されているか否かを判定し、アイドリングアップが選択されていると判定された場合にエンジン回転数を増加させる、
ことを特徴とする作業用車両用アイドリング制御システム。
【請求項3】
請求項1に記載の作業用車両において、
前記アイドリング制御部は、さらにエンジンターボ保護機能が働いているか否かを判定し、エンジンターボ保護機能が働いていないと判定された場合にエンジン回転数を増加させる、
ことを特徴とする作業用車両用アイドリング制御システム。
【請求項4】
請求項1に記載の作業用車両において、
前記アイドリング制御部は、さらにDPF再生状態が所定レベル以下であるか否かを判定し、DPF再生状態が所定レベル以下であると判定された場合にエンジン回転数を増加させる、
ことを特徴とする作業用車両用アイドリング制御システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は作業用車両用アイドリング制御システムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
建設機械等の作業用車両においては、一般にエンジンの耐久性の向上を図るためにエンジン始動から所定時間暖機運転をする必要があった。このため、エンジンの冷却水の温度が所定温度以上になるまでエンジン回転数を定格回転数ではなくローアイドリング(以下、「ローアイドル」と呼ぶ。)にするアイドリング制御が行われている(以下の特許文献1参照)。
【0003】
ところで、従来エンジンを始動させたときは上述のように暖機運転させるため、エンジン回転数はローアイドルに固定されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実開昭61-076142号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、作業開始前においてはローアイドル状態で固定されていたため、暖機運転時間が長く、作業開始したい場合でも暖機運転が終了するまで待機せざるをえず、作業を効率的に行うことが難しいという課題があった。
【0006】
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、作業を効率的に行うことができる作業用車両用アイドリング制御システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
[1]本実施形態の作業用車両用アイドリング制御システムは、作業用車両のアイドリングを制御するシステムである。作業用車両用アイドリング制御システムは、エンジン始動後にアイドリング運転を実行するアイドリング制御部を有する。アイドリング制御部は、エンジン始動後に圧油が少なくとも作業用車両の走行装置および作業装置に伝達されていない作業用車両停止状態であって、エンジン冷却水の温度が所定温度以下の場合には、エンジン回転数を増加させる。
【0008】
[2]本実施形態の作業用車両用アイドリング制御システムは、情報入力機能を備えた表示部を有する。アイドリング制御部は、表示部を介してアイドリングアップ(以下、「アイドルアップ」と呼ぶ。)が選択されているか否かを判定し、アイドルアップが選択されていると判定された場合にエンジン回転数を増加させることが好ましい。
【0009】
[3]本実施形態の作業用車両用アイドリング制御システムは、アイドリング制御部は、さらにエンジンターボ保護機能が働いているか否かを判定し、エンジンターボ保護機能が働いていないと判定された場合にエンジン回転数を増加させることが好ましい。
【0010】
[4]本実施形態の作業用車両用アイドリング制御システムは、アイドリング制御部は、さらにDPF再生状態が所定レベル以下であるか否かを判定し、DPF再生状態が所定レベル以下であると判定された場合にエンジン回転数を増加させることが好ましい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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