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公開番号2025074679
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-14
出願番号2023185666
出願日2023-10-30
発明の名称照明システム
出願人三菱電機株式会社,三菱電機照明株式会社
代理人弁理士法人高田・高橋国際特許事務所
主分類H05B 47/20 20200101AFI20250507BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】一時的な気温の変化による影響を受けずに寿命情報を報知できる照明システムを得ることを目的とする。
【解決手段】本開示に係る照明システムは、LEDを有する光源と、前記光源の温度の平均値と、前記光源の累積点灯時間と、から前記光源の寿命情報を算出し、前記寿命情報を外部に報知する制御装置と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
LEDを有する光源と、
前記光源の温度の平均値と、前記光源の累積点灯時間と、から前記光源の寿命情報を算出し、前記寿命情報を外部に報知する制御装置と、
を備えることを特徴とする照明システム。
続きを表示(約 590 文字)【請求項2】
前記制御装置は、前記LEDのジャンクション温度から前記平均値を算出することを特徴とする請求項1に記載の照明システム。
【請求項3】
前記制御装置は、前記光源の消費電力を用いて前記ジャンクション温度を算出することを特徴とする請求項2に記載の照明システム。
【請求項4】
前記制御装置は、前記光源の調光率を用いて前記ジャンクション温度を算出することを特徴とする請求項2に記載の照明システム。
【請求項5】
温度検出回路を備え、
前記制御装置は、前記温度検出回路の検出温度から前記平均値を算出することを特徴とする請求項1に記載の照明システム。
【請求項6】
前記寿命情報は、前記LEDの種類によって決まる係数と、前記平均値と、で決まる指数を有する指数関数を用いて算出されることを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載の照明システム。
【請求項7】
前記制御装置に前記光源の調光率を指示する調光器を備え、
前記寿命情報は前記調光器に報知されることを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載の照明システム。
【請求項8】
前記調光器から寿命確認指示が入力されると、前記制御装置は前記寿命情報を算出することを特徴とする請求項7に記載の照明システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、照明システムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、少なくとも1つの発光素子を有し交換可能なランプと、ランプに電力を供給し発光素子を点灯させる点灯装置と、ランプを調光制御する照度補正部とを備えた照明装置が開示されている。照度補正部は、発光素子の累積点灯時間を計時する計時部と、計時部にて計時された累積点灯時間を記憶する記憶部とを有する。照度補正部は、累積点灯時間と発光素子の調光比との対応関係を表す照度補正特性を使用し、記憶部に記憶されている累積点灯時間に基づいて発光素子の調光比を決定する。照度補正特性は、発光素子の累積点灯時間が増加しても発光素子の光出力が一定に保たれるように、累積点灯時間と発光素子の調光比との対応関係が設定され、記憶部に記憶されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5607980号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、照明分野では光源にLEDが使用されることにより、器具の長寿命化が実現されている。これにより、照明を買い替える頻度が少なくなっているため、製造者としては買い替えのタイミングで使用者にアプローチをしていく必要が出てきている。そのタイミングは、例えば照明器具の寿命のタイミングである。しかし照明器具は、一般にLEDにより構成される光源をはじめとする数多くの部品から構成されており、全構成部品各々の寿命を算出することは難しい。よって、構成部品の中で最も寿命が短いと想定されるLEDの寿命を、照明器具の寿命として置き換えられることが一般的になっている。
【0005】
特許文献1の照明装置では、照度補正特性を使用して光源の累積点灯時間に対応する調光比を決定している。しかしながら、例えば光出力を低下させられない場所に設置してある照明装置に関しては、適切な時期に新しいものに交換することが望ましい。LEDの寿命は、LEDの種類または温度により異なる。このため、例えばLEDの温度から寿命を推定し、外部に通知する技術が必要になる。
【0006】
ここで、夏場などにはLEDの周囲温度が高くなることが想定される。また1日で考えても、例えば晴れの日は日光の影響で温度が高くなり、昼と夜の温度差が大きくなることが考えられる。しかし、光源の劣化は、一般に平均温度による光束維持率の変化によるものである。このため、光源の劣化は、一時的な気温の変化には左右されにくいと考えられる。
【0007】
本開示は、一時的な気温の変化による影響を受けずに寿命情報を報知できる照明システムを得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示に係る照明システムは、LEDを有する光源と、前記光源の温度の平均値と、前記光源の累積点灯時間と、から前記光源の寿命情報を算出し、前記寿命情報を外部に報知する制御装置と、を備える。
【発明の効果】
【0009】
本開示に係る照明システムによれば、光源の温度の平均値を用いて光源の寿命情報を算出し、寿命情報を外部に報知する。従って、一時的な気温の変化による影響を受けずに寿命情報を報知できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施の形態1に係る照明システムの回路ブロック図である。
光源の瞬時温度と平均温度の例を示す図である。
光源の瞬時温度と平均温度の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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