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公開番号
2025074837
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-14
出願番号
2023185908
出願日
2023-10-30
発明の名称
液体吐出装置、液体吐出システム、液体吐出方法、及びプログラム
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
,
個人
主分類
B41J
2/01 20060101AFI20250507BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】記録媒体に対する液体の着弾位置のずれを目立たないようにする。
【解決手段】液体吐出装置1は、記録媒体に液体を吐出する吐出ヘッド14と、記録媒体を支持し第1方向に間欠的に移動するステージ3と、吐出ヘッド14を搭載し第1方向と交差する第2方向に往復動するキャリッジ10と、吐出ヘッド14による液体吐出、ステージ3の移動、及びキャリッジ10の移動を制御する制御部500と、を備える。制御部500は、ステージ3の移動の終了から吐出ヘッド14による液体の吐出の開始までの複数の第1待機時間が異なるように制御する。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
記録媒体に液体を吐出する液体吐出ヘッドと、
前記記録媒体を第1方向に間欠的に移動させるステージと、
前記液体吐出ヘッドを前記第1方向と交差する第2方向に移動させるキャリッジと、
前記液体吐出ヘッドによる液体吐出、前記ステージの移動、及び前記キャリッジの移動を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記ステージの移動の終了から前記液体吐出ヘッドによる液体の吐出の開始までの複数の第1待機時間が異なるように制御する液体吐出装置。
続きを表示(約 1,900 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記複数の第1待機時間がランダムに異なるように制御する請求項1に記載の液体吐出装置。
【請求項3】
前記複数の第1待機時間は、
共通の長さである固定時間と、
前記複数の第1待機時間ごとに異なる長さである変動時間と、をそれぞれ含む、請求項1に記載の液体吐出装置。
【請求項4】
前記制御部は、
前記キャリッジの移動の終了から前記液体吐出ヘッドによる液体の吐出の開始までの複数の第2待機時間が異なるように制御する請求項1に記載の液体吐出装置。
【請求項5】
記録媒体に液体を吐出する液体吐出ヘッドと、
前記記録媒体を支持し第1方向に間欠的に移動するステージと、
前記液体吐出ヘッドを搭載し前記第1方向と交差する第2方向に往復動するキャリッジと、
前記液体吐出ヘッドによる液体吐出、前記ステージの移動、及び前記キャリッジの移動を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記キャリッジの移動の終了から前記液体吐出ヘッドによる液体の吐出の開始までの複数の第2待機時間が異なるように制御する液体吐出装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記複数の第2待機時間がランダムに異なるように制御する請求項5に記載の液体吐出装置。
【請求項7】
前記複数の第2待機時間は、
共通の長さである固定時間と、
前記複数の第2待機時間ごとに異なる長さである変動時間と、をそれぞれ含む、請求項6に記載の液体吐出装置。
【請求項8】
記録媒体に液体を吐出する液体吐出ヘッドと、
前記記録媒体を第1方向に間欠的に移動させるステージと、
前記液体吐出ヘッドを前記第1方向と交差する第2方向に移動させるキャリッジと、
前記液体吐出ヘッドによる液体吐出、前記ステージの移動、及び前記キャリッジの移動を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記ステージの移動の終了から前記液体吐出ヘッドによる液体の吐出の開始までの複数の第1待機時間が異なるように制御する液体吐出システム。
【請求項9】
ステージにより、記録媒体を第1方向に移動させて、当該ステージによる記録媒体の移動を終了する第1ステージ移動工程と、
キャリッジにより、液体を吐出する液体吐出ヘッドを前記第1方向と交差する第2方向に移動させる第1走査を行いながら、前記ステージ上の前記記録媒体に液体を吐出する第1液体吐出工程と、
前記ステージにより、前記記録媒体を前記第1方向に移動させて、当該ステージによる記録媒体の移動を終了する第2ステージ移動工程と、
前記キャリッジを前記第1走査における移動とは逆向きに移動させる第2走査を行いながら、前記ステージ上の前記記録媒体に液体を吐出する第2液体吐出工程と、を含み、
前記第2ステージ移動工程における前記ステージの移動の終了から前記第2液体吐出工程における液体の吐出の開始までの第1待機時間は、前記第1ステージ移動工程における前記ステージの移動終了から前記第1液体吐出工程における液体の吐出の開始までの第1待機時間と異なる液体吐出方法。
【請求項10】
ステージにより、記録媒体を第1方向に移動させて、当該ステージによる記録媒体の移動を終了する第1ステージ移動工程を実行させる制御処理と、
キャリッジにより、液体を吐出する液体吐出ヘッドを前記第1方向と交差する第2方向に移動させる第1走査を行いながら、前記ステージ上の前記記録媒体に液体を吐出する第1液体吐出工程を実行させる制御処理と、
前記ステージにより、前記記録媒体を前記第1方向に移動させて、当該ステージによる記録媒体の移動を終了させる第2ステージ移動工程を実行させる制御処理と、
前記キャリッジを前記第1走査における移動とは逆向きに移動させる第2走査を行いながら、前記ステージ上の前記記録媒体に液体を吐出する第2液体吐出工程を実行させる制御処理と、をコンピュータに実行させ
前記第2ステージ移動工程における前記ステージの移動の終了から前記第2液体吐出工程における液体の吐出の開始までの第1待機時間が、前記第1ステージ移動工程における前記ステージの移動終了から前記第1液体吐出工程における液体の吐出の開始までの第1待機時間と異なるようにする制御処理を前記コンピュータに実行させる、プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、液体吐出装置、液体吐出システム、液体吐出方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
液体吐出装置として、記録媒体を搬送する搬送手段と、液体を吐出する液体吐出ヘッドと、液体吐出ヘッドを記録媒体の搬送方向と直交する方向に往復移動させる移動手段と、液体の着弾位置の誤差を測定する誤差測定部と、を備えるものが知られている(例えば特許文献1参照)。特許文献1に記載の液体吐出装置では、液体の着弾位置の誤差が、所定の値よりも大きい場合に、搬送手段による記録媒体の搬送距離を変更している。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、特許文献1に記載の液体吐出装置では、液体の着弾位置のずれが目立つ場合があった。
【0004】
本発明は、記録媒体に対する液体の着弾位置のずれを目立たないようにすることが可能な液体吐出装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様に係る液体吐出装置は、
記録媒体に液体を吐出する液体吐出ヘッドと、
前記記録媒体を第1方向に間欠的に移動させるステージと、
前記液体吐出ヘッドを前記第1方向と交差する第2方向に移動させるキャリッジと、
前記液体吐出ヘッドによる液体吐出、前記ステージの移動、及び前記キャリッジの移動を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記ステージの移動の終了から前記液体吐出ヘッドによる液体の吐出の開始までの複数の第1待機時間が異なるように制御する。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、記録媒体に対する液体の着弾位置のずれを目立たないようにすることが可能な液体吐出装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の第1実施形態に係る液体吐出装置を示す斜視図である。
本発明の第1実施形態に係る液体吐出装置を示す平面図である。
本発明の第1実施形態に係る液体吐出装置を示す斜視図であり、カバーが開いている状態を示す図である。
本発明の第1実施形態に係る液体吐出装置を示す平面図であり、カバーが開いている状態を示す図である。
ステージより上方に配置されたキャリッジを示す正面図である。
ステージ及びキャリッジを示す平面図である。
本発明の第1実施形態に係る液体吐出装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
本発明の第1実施形態に係る液体吐出装置の制御部の機能ブロック図である。トである。
第1待機時間の長さの一例(ケース1)を示す図である。
本発明の第1実施形態に係る液体吐出方法における手順を示すフローチャートである。
本発明の第1実施形態に係る液体吐出装置における制御処理の一例を示すフローチャートである。
第1待機時間の長さの一例(ケース2)を示す図である。
本発明の第2実施形態に係る液体吐出装置における制御処理の一例を示すフローチャートである。
変形例に係る液体吐出装置のキャリッジを示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態に係る液体吐出装置1について説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
【0009】
図1は、本発明の一実施形態に係る液体吐出装置1を示す斜視図である。図2は、本発明の一実施形態に係る液体吐出装置1を示す平面図である。図3は、本発明の一実施形態に係る液体吐出装置1を示す斜視図であり、カバー7,8が開いている状態を示す図である。図4は、本発明の一実施形態に係る液体吐出装置1を示す平面図であり、カバー7,8が開いている状態を示す図である。図5は、ステージ3より上方に配置されたキャリッジ10を示す正面図である。図6は、ステージ3及びキャリッジ10を示す平面図である。
【0010】
なお、図1において互いに直交するX軸方向、Y軸方向、及びZ軸方向が図示されている。X軸方向は、記録媒体の搬送方向に沿う方向であり、副走査方向である。X軸方向は、液体吐出装置1の前後方向でもよい。Y軸方向は、図5及び図6に示すキャリッジ10A,10Bの移動方向であり、主走査方向である。Z軸方向は、上下方向に沿う。なお、これらのX軸方向、Y軸方向、及びZ軸方向は、任意の方向であり、直交していなくてもよい。その他の図においても、X軸方向、Y軸方向、及びZ軸方向が図示されている場合がある。なお、「方向」は、一方向だけではなく、逆方向を含んでもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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