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公開番号2025077444
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-19
出願番号2023189633
出願日2023-11-06
発明の名称異径車輪用アタッチメント
出願人株式会社NIPPO
代理人弁理士法人クシブチ国際特許事務所
主分類E01C 23/12 20060101AFI20250512BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約【課題】路面切削機に大きな振動を生じさせることなく、同路面切削機を移動できる、異径車輪用アタッチメントを提供する。
【解決手段】異径車輪用アタッチメント20は、ランブルストリップスを施工する際に用いられる路面切削機1が有する異径車輪10に取付けられる異径車輪用アタッチメント20であって、円筒状のアタッチメント本体21と、アタッチメント本体21に内接して固定され、異径車輪10の寸法形状にあわせた空洞OQを有する内接体32と、を備え、内接体32は、異径車輪10に外嵌され、アタッチメント本体21は、異径車輪10のねじ棒(車軸端)12に連結可能に形成される。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
ランブルストリップスを施工する際に用いられる路面切削機が有する異径車輪に取付けられる異径車輪用アタッチメントであって、
円筒状のアタッチメント本体と、前記アタッチメント本体に内接して固定され、前記異径車輪の寸法形状にあわせた空洞を有する内接体と、を備え、
前記内接体は、前記異径車輪に外嵌され、
前記アタッチメント本体は、前記異径車輪の車軸端に連結可能に形成される、
異径車輪用アタッチメント。
続きを表示(約 440 文字)【請求項2】
前記アタッチメント本体は、前記異径車輪の車軸端の締結部に、前記異径車輪と一体に回転可能に連結される、
請求項1に記載の異径車輪用アタッチメント。
【請求項3】
前記アタッチメント本体は、外側端板を備え、
前記外側端板は、ワッシャを介して、前記車軸端の締結部に、前記異径車輪と一体に回転可能に連結される、
請求項1に記載の異径車輪用アタッチメント。
【請求項4】
前記外側端板は、前記車軸端が挿通される車軸孔が形成され、
前記車軸孔の径は、前記車軸端の前記締結部の径よりも所定寸法だけ大きく形成され、
前記所定寸法の間で、前記アタッチメント本体は前記車軸端に対して揺動可能に支持される、
請求項3に記載の異径車輪用アタッチメント。
【請求項5】
前記内接体は、前記異径車輪の辺の数に対応した板状部材を有する、
請求項1に記載の異径車輪用アタッチメント。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、異径車輪用アタッチメントに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、交通安全施設として、道路の中央や路肩の路面上にランブルストリップス(波条の凹凸)を施工することがある。この施工に用いられる路面切削機は、片側の側面下部に例えば五角形状の異径車輪を備え、この異径車輪の回転により、路面切削機を上下動させて、同路面上にランブルストリップスを施工する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-16459号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の構成では、ランブルストリップスの施工を終えたのちに、つぎの施工区間に、同路面切削機を移動させる場合、異径車輪が路面にあたることにより、同路面切削機の車体に大きな振動が生じるという課題がある。
そこで、本発明の目的は、上述した課題を解消し、路面切削機に大きな振動を生じさせることなく、同路面切削機を移動できる、異径車輪用アタッチメントを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、ランブルストリップスを施工する際に用いられる路面切削機が有する異径車輪に取付けられる異径車輪用アタッチメントであって、円筒状のアタッチメント本体と、前記アタッチメント本体に内接して固定され、前記異径車輪の寸法形状にあわせた空洞を有する内接体と、を備え、前記内接体は、前記異径車輪に外嵌され、前記アタッチメント本体は、前記異径車輪の車軸端に連結可能に形成される。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、異径車輪の寸法形状に沿った内接体が異径車輪に嵌められ、アタッチメント本体が路面と設置する。よって、異径車輪による路面切削機に大きな振動を生じさせることなく、同路面切削機を移動できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、路面切削機の側面図である。
図2は、異径車輪用アタッチメントを取付けた状態を示す側面図である。
図3は、異径車輪とアタッチメントとの分解斜視図である。
図4は、異径車輪の側面断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
[路面切削機]
図1は、路面切削機1の側面図である。
路面切削機1は、車体2と、駆動源のエンジン(図示せず)を備える4輪の自走車両として構成される。4輪は、2つの前輪と2つの後輪とで構成される。2つの前輪と、図1の紙面の裏に隠れる不図示の後輪とは、円形状のタイヤであり、以下、本明細書では、これらを、単に車輪6と呼称する。残りの後輪の一つは、本実施形態による略五角形状の異径車輪10である。路面切削機1は運転席3を備え、運転席3の前に操舵ハンドル4が設けられる。運転席3の下方には切削部5が設けられる。切削部5は、駆動ロータ(図示せず)に形成される回転刃であり、路面を切削する。
【0009】
異径車輪10は、車輪支持部材7と連結されており、車輪支持部材7の上部は、油圧シリンダ8のロッド端に連結される。車輪支持部材7の下部には、異径車輪10が連結されている。異径車輪10は、切削部5に隣接して配置される。
【0010】
異径車輪10は、側面視で略五角形状であり、五つの頂点部10Aと、五つの頂点部10Aを直線的に結ぶ五つの辺部10Bと、を有する。異径車輪10は車軸11に支持される。異径車輪10の高さは油圧シリンダ8のロッドを伸縮させて調整できる。異径車輪10の形態は側面視で略五角形状に限定されず、多角形状であればよい。
(【0011】以降は省略されています)

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