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公開番号2025077730
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-19
出願番号2023190151
出願日2023-11-07
発明の名称目地切り装置及び目地切り方法
出願人株式会社NIPPO
代理人個人,個人,個人
主分類E01C 23/09 20060101AFI20250512BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約【課題】コンクリートに目地を切る作業において、作業者の労力を軽減するとともに位置決めを容易にする。
【解決手段】目地切り装置100は、平面視で矩形形状かつ長尺形状のベースユニット120と、コンクリートに目地を切るためのブレード142を有するブレードユニット140と、を有している。そして、ベースユニット120の板面には、その長手方向に沿ってブレードユニット140のブレード142が挿通可能なスリット122Aが形成されている。また、ブレードユニット140のブレード142の両側面には、ベースユニット120の板面と当接してコンクリートに対するブレード142の挿入深さを規定するアングル部材144が配置されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
平面視で矩形形状かつ長尺形状のベースユニットと、
コンクリートに目地を切るためのブレードを有するブレードユニットと、
を有する目地切り装置であって、
前記ベースユニットの板面には、当該板面の長手方向に沿って前記ブレードユニットのブレードが挿通可能なスリットが形成され、
前記ブレードユニットのブレードの両側面には、前記ベースユニットの板面と当接してコンクリートに対するブレードの挿入深さを規定する深さ規定部材が配置された、
目地切り装置。
続きを表示(約 620 文字)【請求項2】
前記ベースユニット及び前記ブレードユニットの長手方向の両端部には、作業者が把持するためのハンドルがそれぞれ取り付けられた、
請求項1に記載の目地切り装置。
【請求項3】
前記ブレードユニットのブレードは、プラスチック製である、
請求項1に記載の目地切り装置。
【請求項4】
前記ブレードユニットのブレードの少なくとも先端部は、先端部に向かうにつれて板厚が徐々に小さくなるテーパ形状に形成された、
請求項1に記載の目地切り装置。
【請求項5】
前記ベースユニットの板面には、前記スリットと平行に延びつつ前記板面から垂直に立ち上がる少なくとも1つのリブが一体化された、
請求項1に記載の目地切り装置。
【請求項6】
前記ブレードユニットは、バイブレータを含む、
請求項1に記載の目地切り装置。
【請求項7】
請求項1~請求項6のいずれか1つに記載の目地切り装置を使用し、前記ベースユニットを目地切り対象のコンクリートの表面に配置し、前記ベースユニットの板面に形成されたスリットに前記ブレードユニットのブレードを挿通させ、前記ブレードユニットの深さ規定部材が前記ベースユニットの板面に当接するまで前記ブレードユニットをコンクリートに向けて押し込んで、前記コンクリートに目地を切る、
目地切り方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コンクリートに目地を切る目地切り装置及び目地切り方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
コンクリート舗装の工事においては、コンクリートを打設してから硬化するまでの間に、コンクリートを締め固める締固め作業と並行して、特開平7-91061号公報(特許文献1)に記載されるような目地切り作業を行う必要がある。目地切り作業は、コンクリートが硬化中に収縮することを踏まえ、コンクリート舗装に予め目地を形成することで、コンクリート舗装にクラックなどが発生することを防止する作業である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平7-91061号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
未硬化のコンクリート舗装に目地を切るため、横断面がT字形状をなす長尺形状の目地切り装置が知られている。この目地切り装置の長手方向の両端部には、作業者が把持するためのハンドルがそれぞれ取り付けられている。そして、少なくとも2人の作業者がハンドルを把持してコンクリート舗装の表面に描かれた基準線にブレード(刃)の先端部を位置合わせしつつ、ブレードをT字形状の横方向に延びる部分まで押し込んで、コンクリート舗装に目地を切っていた。
【0005】
しかしながら、目地切り装置は一体形状をなしていたため重く、作業者がコンクリート舗装に目地を切る作業の労力が大きかった。また、作業者が目地切り装置を使用してコンクリート舗装に目地を切るとき、その表面に描かれた基準線が目地切り装置によって隠れてしまい、目地切り装置の位置決めが困難でもあった。
【0006】
そこで、本発明は、コンクリートに目地を切る作業において、作業者の労力を軽減するとともに位置決めを容易にすることができる、目地切り装置及び目地切り方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
目地切り装置は、平面視で矩形形状かつ長尺形状のベースユニットと、コンクリートに目地を切るためのブレードを有するブレードユニットと、を有している。そして、ベースユニットの板面には、その長手方向に沿ってブレードユニットのブレードが挿通可能なスリットが形成されている。また、ブレードユニットのブレードの両側面には、ベースユニットの板面と当接してコンクリートに対するブレードの挿入深さを規定する深さ規定部材が配置されている。
【0008】
目地切り方法では、上記のような目地切り装置を使用して、以下のようにコンクリートに目地を切る。最初に、ベースユニットを目地切り対象のコンクリートの表面に配置し、ベースプレートの板面に形成されたスリットにブレードユニットのブレードを挿通させる。次に、ブレードユニットの深さ規定部材がベースユニットの板面に当接するまで、ブレードユニットをコンクリートに向けて押し込む。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、目地切り装置を使用してコンクリートに目地を切る作業において、作業者の労力を軽減するとともに位置決めを容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
目地切り装置の一例を示す正面図である。
目地切り装置の一例を示す平面図である。
ベースユニットの一例を示す部分斜視図である。
ベースユニットの変形例を示す要部横断面図である。
ブレードユニットの一例を示す部分斜視図である。
コンクリートに目地を切る第1工程の説明図である。
コンクリートに目地を切る第2工程の説明図である。
コンクリートに目地を切る第3工程の説明図である。
コンクリートに目地を切る第4工程の説明図である。
コンクリートに目地を切る第5工程の説明図である。
コンクリートに目地を切る第6工程の説明図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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