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公開番号2025077509
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-19
出願番号2023189757
出願日2023-11-07
発明の名称路面切削機、及び廃材量測定装置
出願人株式会社NIPPO
代理人弁理士法人クシブチ国際特許事務所
主分類E01C 23/12 20060101AFI20250512BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約【課題】簡単な構造で、路面切削機が排出する廃材の量を管理できる路面切削機、及び廃材量測定装置を提供する。
【解決手段】路面切削機100は、ベルトコンベア164を備え、路面切削したアスファルトの廃材Rをベルトコンベア164で外部に排出する路面切削機100であり、ベルトコンベア164のベルト168の上方に、ベルト168の上面を基準とした廃材Rの高さを連続的に測定するセンサを配置し、廃材Rの高さに基づいて算出した廃材Rの面積と、ベルト168の移動量とに基づいて、廃材Rの量を算出する算出部を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ベルトコンベアを備え、路面切削したアスファルトの廃材を前記ベルトコンベアで外部に排出する路面切削機において、
前記ベルトコンベアのベルトの上方に、前記ベルトの上面を基準とした前記廃材の高さを連続的に測定するセンサを配置し、
前記廃材の高さに基づいて算出した前記廃材の面積と、前記ベルトの移動量とに基づいて、前記廃材の量を算出する算出部を備える、
路面切削機。
続きを表示(約 420 文字)【請求項2】
前記廃材の量を表示する表示部を備える、
請求項1に記載の路面切削機。
【請求項3】
前記センサを前記ベルトの幅方向に所定間隔をあけて複数備える、
請求項2に記載の路面切削機。
【請求項4】
ベルトコンベアで排出される廃材の量を測定する装置において、
前記ベルトコンベアのベルトの上方に、前記ベルトの上面を基準とした前記廃材の高さを連続的に測定するセンサを配置し、
前記廃材の高さに基づいて算出した前記廃材の面積と、前記ベルトの移動量とに基づいて、前記廃材の量を算出する算出部を備える、
廃材量測定装置。
【請求項5】
前記廃材の量を表示する表示部を備える、
請求項4に記載の廃材量測定装置。
【請求項6】
前記センサを前記ベルトの幅方向に所定間隔をあけて複数備える、
請求項5に記載の廃材量測定装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、路面切削機、及び廃材量測定装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、アスファルト舗装の改修等を行う際に、アスファルト舗装を切削する路面切削機が知られている(例えば、特許文献1参照)。路面切削機はベルトコンベアを備え、切削したアスファルトの廃材をベルトコンベアで排出する。路面切削機が排出した廃材は搬出用のダンプトラックの荷台に移載され、処理場に搬出される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-158070号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
路面切削機からダンプトラックの荷台に移載する廃材の量は、ダンプトラックの最大積載量の範囲内でなければならない。廃材の量を管理する手法としては、例えば、路面切削機に切削範囲の深さ、幅、延長を計測するセンサを取り付け、これらのセンサの検出値から切削体積を算出する方法が挙げられる。しかしながら、この方法では路面切削機に多数のセンサを取り付けるため、複雑な取付け構造が必要となり、切削体積の算出が複雑化するという課題がある。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解消し、簡単な構造で、路面切削機が排出する廃材の量を管理できる路面切削機、及び廃材量測定装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の態様は、ベルトコンベアを備え、路面切削したアスファルトの廃材を前記ベルトコンベアで外部に排出する路面切削機において、前記ベルトコンベアのベルトの上方に、前記ベルトの上面を基準とした前記廃材の高さを連続的に測定するセンサを配置し、前記廃材の高さに基づいて算出した前記廃材の面積と、前記ベルトの移動量とに基づいて、前記廃材の量を算出する算出部を備える、路面切削機である。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、ベルトコンベアのベルト上を搬送される廃材の高さを検出することにより、簡単な構造で、廃材の量の管理を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
路面切削機の側面図である。
センサユニットの正面図である。
センサユニットの側面図である。
廃材量測定装置のブロック図である。
制御ユニットの正面図である。
廃材量測定装置の動作を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
[1.路面切削機の構成]
以下、添付された図面を参照し、本発明を実施するための実施形態について詳述する。
図1は、本実施形態の適用対象である、路面切削機(ロードカッター)100の側面図である。図1には、路面切削機100とともに使用されるダンプトラック300を図示する。
【0009】
路面切削機100は、道路の路盤やコンクリート床版上に敷設されたアスファルト混合物層400を切削し剥離する装置である。路面切削機100は、自走車両120と、自走車両120の底部に配置された切削ドラム140と、アスファルト混合物層400の廃材Rを搬送するコンベアユニット160と、を備えている。
【0010】
路面切削機100は、自走車両120が搭載する動力源の動力によって、図中矢印Fで示す方向に進行しながら、アスファルト混合物層400を切削する。矢印Fで示す進行方向を、路面切削機100の前方とする。路面切削機100は、アスファルト混合物層400の切削により生じる廃材Rを、自走車両120の前方に延びるコンベアユニット160によって排出する。コンベアユニット160の下方にはダンプトラック300が待機しており、廃材Rはコンベアユニット160からダンプトラック300の荷台310に移積される。
(【0011】以降は省略されています)

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