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公開番号2025077585
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-19
出願番号2023189888
出願日2023-11-07
発明の名称シート
出願人トヨタ紡織株式会社
代理人弁理士法人岡田国際特許事務所
主分類B60N 2/90 20180101AFI20250512BHJP(車両一般)
要約【課題】シートフレームに形成されたフレーム通し孔に通されるワイヤハーネスを合理的に保護することが可能なシートを提供すること。
【解決手段】シートは、シートパッド3と、シートパッド3をパッド裏側から支持する面状のパネルフレーム2Fと、を有する。パネルフレーム2Fは、ワイヤハーネス5Aを面直方向に通すことが可能なフレーム通し孔F1を有する。シートパッド3が、ワイヤハーネス5Aをフレーム通し孔F1の周縁部F2との接触から保護するようにフレーム通し孔F1の孔内に膨出するハーネス保護部3Bを有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
シートパッドと、該シートパッドをパッド裏側から支持する面状のパネルフレームと、を有するシートであって、
前記パネルフレームが、ワイヤハーネスを面直方向に通すことが可能なフレーム通し孔を有し、
前記シートパッドが、前記ワイヤハーネスを前記フレーム通し孔の周縁部との接触から保護するように前記フレーム通し孔の孔内に膨出するハーネス保護部を有するシート。
続きを表示(約 670 文字)【請求項2】
請求項1に記載のシートであって、
前記シートパッドが、前記フレーム通し孔と連通して前記ワイヤハーネスを前記面直方向となるパッド厚さ方向に通すことが可能なパッド通し孔を有し、
前記パッド通し孔が、前記ワイヤハーネスをフレーム裏側において前記フレーム通し孔から前記パネルフレームに沿う第1方向に延ばす向きに配索するように案内するガイド面を有し、
前記ハーネス保護部が、前記ワイヤハーネスを前記フレーム通し孔の前記周縁部となる前記第1方向の縁部との接触から保護するシート。
【請求項3】
請求項2に記載のシートであって、
前記シートパッド及び前記パネルフレームが、シートクッションの構成部材とされ、
前記パッド通し孔が、前記ワイヤハーネスを前記ガイド面によって前下がり状に斜めに延ばす向きに配索するように案内し、前記第1方向が、シート前方向となるシート。
【請求項4】
請求項1から請求項3のいずれかに記載のシートであって、
前記シートパッドの前記ハーネス保護部が、前記フレーム通し孔の前記周縁部から孔内側に離れた位置に配置されるシート。
【請求項5】
請求項1から請求項3のいずれかに記載のシートであって、
前記フレーム通し孔の前記周縁部が、前記パネルフレームからフレーム裏側に折れ曲がり状に曲がり、
前記シートパッドの前記ハーネス保護部が、前記フレーム通し孔の前記周縁部よりもフレーム裏側に膨出するシート。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シートに関する。詳しくは、シートパッドと、シートパッドをパッド裏側から支持する面状のパネルフレームと、を有するシートに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、シートフレームに形成されたフレーム通し孔にワイヤハーネスが通されたシートが開示されている。具体的には、ワイヤハーネスは、シートフレームに沿って延びるように配索され、その途中箇所がシートフレームに形成されたフレーム通し孔を通ってフレーム表側からフレーム裏側へと配索されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-136103号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の構成では、ワイヤハーネスがフレーム通し孔のエッジに擦れるおそれがある。しかし、ワイヤハーネスを保護するためにフェルト等の別部材を追加すると、部品点数やコストが増加する。そこで、本発明は、シートフレームに形成されたフレーム通し孔に通されるワイヤハーネスを合理的に保護することが可能なシートを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決する手段として、本発明のシートは、次の手段をとる。
【0006】
すなわち、本発明の第1の発明は、シートパッドと、該シートパッドをパッド裏側から支持する面状のパネルフレームと、を有するシートであって、前記パネルフレームが、ワイヤハーネスを面直方向に通すことが可能なフレーム通し孔を有し、前記シートパッドが、前記ワイヤハーネスを前記フレーム通し孔の周縁部との接触から保護するように前記フレーム通し孔の孔内に膨出するハーネス保護部を有するシートである。
【0007】
第1の発明によれば、シートパッドからフレーム通し孔の孔内に膨出するハーネス保護部により、フレーム通し孔に通されるワイヤハーネスを合理的にフレーム通し孔の周縁部との接触から保護することができる。
【0008】
本発明の第2の発明は、上記第1の発明において、前記シートパッドが、前記フレーム通し孔と連通して前記ワイヤハーネスを前記面直方向となるパッド厚さ方向に通すことが可能なパッド通し孔を有し、前記パッド通し孔が、前記ワイヤハーネスをフレーム裏側において前記フレーム通し孔から前記パネルフレームに沿う第1方向に延ばす向きに配索するように案内するガイド面を有し、前記ハーネス保護部が、前記ワイヤハーネスを前記フレーム通し孔の前記周縁部となる前記第1方向の縁部との接触から保護するシートである。
【0009】
第2の発明によれば、パッド通し孔のガイド面により、ワイヤハーネスをフレーム通し孔における第1方向の周縁部以外の縁部には接触させにくくすることができる。その上で、ハーネス保護部により、ワイヤハーネスをフレーム通し孔における第1方向の周縁部との接触から保護することができる。したがって、ハーネス保護部に必要な大きさに抑えることができ、ワイヤハーネスをより合理的に保護することができる。
【0010】
本発明の第3の発明は、上記第2の発明において、前記シートパッド及び前記パネルフレームが、シートクッションの構成部材とされ、前記パッド通し孔が、前記ワイヤハーネスを前記ガイド面によって前下がり状に斜めに延ばす向きに配索するように案内し、前記第1方向が、シート前方向となるシートである。
(【0011】以降は省略されています)

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