TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025078811
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-20
出願番号
2025036082,2021205884
出願日
2025-03-07,2021-12-20
発明の名称
現像装置及び画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人近島国際特許事務所
主分類
G03G
15/08 20060101AFI20250513BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】トナーの補給性を向上させた現像装置及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】現像装置は、第1方向に延びる回転軸線を中心に回転可能な現像ローラと、収容部を有する枠体であって、第1枠体端部及び第2枠体端部と、第1枠体端部に設けられる貫通孔及び補給口と、を有する枠体と、枠体の貫通孔を覆う第1面を有し、収容部の外面に取り付けられるフィルタと、シートと、シートとフィルタの第1面とは反対側の第2面との間に隙間を形成するように設けられたスペーサであって、第1スペーサ部及び第2スペーサ部と、第3スペーサ部と、を有するスペーサと、を備える。第1スペーサ部、第2スペーサ部及び第3スペーサ部によって囲まれた領域は、第1方向と第2方向の双方と直交する第3方向に見たときに、枠体の貫通孔と重なる。
【選択図】図12
特許請求の範囲
【請求項1】
現像装置であって、
第1方向に延びる回転軸線を中心に回転可能な現像ローラと、
前記現像ローラに担持されるトナーを収容する収容部を有する枠体であって、前記第1方向において互いに反対側に設けられる第1枠体端部及び第2枠体端部と、前記第1枠体端部に設けられ、前記収容部と前記収容部の外部とを連通させる貫通孔と、前記第1枠体端部に設けられ、前記現像装置の外部から前記収容部に補給されるトナーが通過する補給口と、を有する枠体と、
前記枠体の前記貫通孔を覆う第1面を有し、前記収容部の外面に取り付けられるフィルタと、
シートと、
前記シートと、前記フィルタの前記第1面とは反対側の第2面と、の間に隙間を形成するように設けられたスペーサであって、前記第1方向に延び、前記第1方向に直交する第2方向において間隔を空けて整列する第1スペーサ部及び第2スペーサ部と、前記第1スペーサ部と前記第2スペーサ部とを接続するように前記第2方向に延びる第3スペーサ部と、を有するスペーサと、を備え、
前記スペーサには、前記第1方向に関して前記第2枠体端部から前記第1枠体端部に向かう方向における前記スペーサの第1端部にそれぞれ設けられた、前記第1スペーサ部の端部と、前記第2スペーサ部の端部と、の間に開口部が設けられ、
前記スペーサの前記第3スペーサ部は、前記第1方向に関して前記スペーサの前記第1端部とは反対の第2端部において前記第1スペーサ部及び前記第2スペーサ部に接続され、
前記第1スペーサ部、前記第2スペーサ部及び前記第3スペーサ部によって囲まれた領域は、前記第1方向と前記第2方向の双方と直交する第3方向に見たときに、前記枠体の前記貫通孔と重なる、
ことを特徴とする現像装置。
続きを表示(約 1,800 文字)
【請求項2】
前記シートは、第1シートであり、
前記貫通孔に対向するように前記収容部の内面に取り付けられた第2シートを更に備える、
ことを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
【請求項3】
前記シートは、ポリエチレンテレフタレート又はポリオレフィンから形成されている、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の現像装置。
【請求項4】
前記シートの通気度は、2~80(cc/cm
2
・sec)である、
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の現像装置。
【請求項5】
前記スペーサは、前記フィルタと、前記シートと、に接着している、
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の現像装置。
【請求項6】
前記貫通孔は、前記現像装置が画像形成装置の装置本体内で使用されている際の所定の向きに方向付けられた場合に、上方を向き且つ傾斜した前記枠体の面に設けられている、
ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の現像装置。
【請求項7】
前記補給口は、前記現像装置が画像形成装置の装置本体内で使用されている際の所定の向きに方向付けられた場合に、前記貫通孔の上方に設けられている、
ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の現像装置。
【請求項8】
感光ドラムと、現像装置と、を備え、
前記現像装置は、
第1方向に延びる回転軸線を中心に回転可能であり、前記感光ドラムにトナーを供給する現像ローラと、
前記現像ローラに担持されるトナーを収容する収容部を有する枠体であって、前記第1方向において互いに反対側に設けられる第1枠体端部及び第2枠体端部と、前記第1枠体端部に設けられ、前記収容部と前記収容部の外部とを連通させる貫通孔と、前記第1枠体端部に設けられ、前記現像装置の外部から前記収容部に補給されるトナーが通過する補給口と、を有する枠体と、
前記枠体の前記貫通孔を覆う第1面を有し、前記収容部の外面に取り付けられるフィルタと、
シートと、
前記シートと、前記フィルタの前記第1面とは反対側の第2面と、の間に隙間を形成するように設けられたスペーサであって、前記第1方向に延び、前記第1方向に直交する第2方向において間隔を空けて整列する第1スペーサ部及び第2スペーサ部と、前記第1スペーサ部と前記第2スペーサ部とを接続するように前記第2方向に延びる第3スペーサ部と、を有するスペーサと、を有し、
前記スペーサには、前記第1方向に関して前記第2枠体端部から前記第1枠体端部に向かう方向における前記スペーサの第1端部にそれぞれ設けられた、前記第1スペーサ部の端部と、前記第2スペーサ部の端部と、の間に開口部が設けられ、
前記スペーサの前記第3スペーサ部は、前記第1方向に関して前記スペーサの前記第1端部とは反対の第2端部において前記第1スペーサ部及び前記第2スペーサ部に接続され、
前記第1スペーサ部、前記第2スペーサ部及び前記第3スペーサ部によって囲まれた領域は、前記第1方向と前記第2方向の双方と直交する第3方向に見たときに、前記枠体の前記貫通孔と重なる、
ことを特徴とする画像形成装置。
【請求項9】
前記感光ドラムに光を照射可能なスキャナと、
前記第1方向に整列する第1側板及び第2側板と、を更に備え、
前記感光ドラム、前記現像装置及び前記スキャナは、前記第1方向において前記第1側板と前記第2側板との間に設けられ、
前記枠体の前記貫通孔及び前記シートは、前記第1方向において前記第2側板よりも前記第1側板の近くに設けられ、
前記スペーサの前記開口部の方が、前記スキャナよりも前記第1側板に近い位置に設けられている、
ことを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記シートは、第1シートであり、
前記現像装置は、前記枠体の前記貫通孔に対向するように前記収容部の内面に取り付けられた第2シートを有する、
ことを特徴とする請求項8又は9に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、トナーを収容する現像装置及びこれを備える画像形成装置に関する。
続きを表示(約 3,000 文字)
【背景技術】
【0002】
一般に、電子写真方式の画像形成装置は、感光ドラムの表面に形成したトナー像を、転写媒体としての転写材に転写することで、画像を形成する。そして、トナーの補給方式は、例えばプロセスカートリッジ方式やトナー補給方式が知られている。プロセスカートリッジ方式は、感光ドラムと現像容器をプロセスカートリッジとして一体化し、トナーが切れるとプロセスカートリッジを新品に交換する方式である。
【0003】
一方、トナー補給方式は、トナーが切れると、新たにトナーを現像容器に補給する方式である。例えば、特許文献1には、現像容器に設けられた装着部に装着可能なトナーパックを用いて現像容器にトナーを補給する画像形成装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-26218号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載のトナーパックは、ユーザによってトナーパックの袋体が押し潰されることでトナーが排出されるが、この時、トナーパックからはトナーと共にエアーが排出される。トナーパックから現像容器へエアーが排出されると、現像容器の内圧が上昇し、トナーの補給性が低下する場合がある。
【0006】
そこで、本発明は、トナーの補給性を向上させた現像装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、現像装置であって、第1方向に延びる回転軸線を中心に回転可能な現像ローラと、前記現像ローラに担持されるトナーを収容する収容部を有する枠体であって、前記第1方向において互いに反対側に設けられる第1枠体端部及び第2枠体端部と、前記第1枠体端部に設けられ、前記収容部と前記収容部の外部とを連通させる貫通孔と、前記第1枠体端部に設けられ、前記現像装置の外部から前記収容部に補給されるトナーが通過する補給口と、を有する枠体と、前記枠体の前記貫通孔を覆う第1面を有し、前記収容部の外面に取り付けられるフィルタと、シートと、前記シートと、前記フィルタの前記第1面とは反対側の第2面と、の間に隙間を形成するように設けられたスペーサであって、前記第1方向に延び、前記第1方向に直交する第2方向において間隔を空けて整列する第1スペーサ部及び第2スペーサ部と、前記第1スペーサ部と前記第2スペーサ部とを接続するように前記第2方向に延びる第3スペーサ部と、を有するスペーサと、を備え、前記スペーサには、前記第1方向に関して前記第2枠体端部から前記第1枠体端部に向かう方向における前記スペーサの第1端部にそれぞれ設けられた、前記第1スペーサ部の端部と、前記第2スペーサ部の端部と、の間に開口部が設けられ、前記スペーサの前記第3スペーサ部は、前記第1方向に関して前記スペーサの前記第1端部とは反対の第2端部において前記第1スペーサ部及び前記第2スペーサ部に接続され、前記第1スペーサ部、前記第2スペーサ部及び前記第3スペーサ部によって囲まれた領域は、前記第1方向と前記第2方向の双方と直交する第3方向に見たときに、前記枠体の前記貫通孔と重なる、ことを特徴とする。
【0008】
また、本発明は、画像形成装置であって、感光ドラムと、現像装置と、を備え、前記現像装置は、第1方向に延びる回転軸線を中心に回転可能であり、前記感光ドラムにトナーを供給する現像ローラと、前記現像ローラに担持されるトナーを収容する収容部を有する枠体であって、前記第1方向において互いに反対側に設けられる第1枠体端部及び第2枠体端部と、前記第1枠体端部に設けられ、前記収容部と前記収容部の外部とを連通させる貫通孔と、前記第1枠体端部に設けられ、前記現像装置の外部から前記収容部に補給されるトナーが通過する補給口と、を有する枠体と、前記枠体の前記貫通孔を覆う第1面を有し、前記収容部の外面に取り付けられるフィルタと、シートと、前記シートと、前記フィルタの前記第1面とは反対側の第2面と、の間に隙間を形成するように設けられたスペーサであって、前記第1方向に延び、前記第1方向に直交する第2方向において間隔を空けて整列する第1スペーサ部及び第2スペーサ部と、前記第1スペーサ部と前記第2スペーサ部とを接続するように前記第2方向に延びる第3スペーサ部と、を有するスペーサと、を有し、前記スペーサには、前記第1方向に関して前記第2枠体端部から前記第1枠体端部に向かう方向における前記スペーサの第1端部にそれぞれ設けられた、前記第1スペーサ部の端部と、前記第2スペーサ部の端部と、の間に開口部が設けられ、前記スペーサの前記第3スペーサ部は、前記第1方向に関して前記スペーサの前記第1端部とは反対の第2端部において前記第1スペーサ部及び前記第2スペーサ部に接続され、前記第1スペーサ部、前記第2スペーサ部及び前記第3スペーサ部によって囲まれた領域は、前記第1方向と前記第2方向の双方と直交する第3方向に見たときに、前記枠体の前記貫通孔と重なる、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によると、トナーの補給性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
(a)は本実施の形態に係る画像形成装置を示す概略図、(b)は画像形成装置を示す斜視図。
開閉部材及び補給口を示す斜視図。
パック側シャッタが遮蔽位置にあるときのトナーパックを示す分解斜視図。
パック側シャッタが遮蔽位置にあるときのトナーパックを示す他の分解斜視図。
(a)はパック側シャッタが遮蔽位置にあるときのトナーパックを示す斜視図、(b)はパック側シャッタが開放位置にあるときのトナーパックを示す斜視図。
装着部を示す分解斜視図。
(a)は通気シート及び通気フィルタを示す分解斜視図、(b)は通気シート及び通気フィルタを示す他の分解斜視図。
(a)は閉位置に位置する操作レバーを含む装着部を示す平面図、(b)は開位置に位置する操作レバーを含む装着部を示す平面図。
図8(a)のH-H断面を示す断面図。
(a)は装着部にトナーパックを装着する様子を示す斜視図、(b)は装着部にトナーパックを装着する様子を示す他の斜視図。
(a)は操作レバーが閉位置に位置する際のトナーパック及び装着部を示す平面図、(b)は操作レバーが開位置に位置する際のトナーパック及び装着部を示す平面図。
図11(b)のJ-J断面を示す断面図。
流路Eの進路E2を図12とは異なる形で記載した断面図。
通気シート及び通気フィルタを示す拡大断面図。
プロセスユニット及びトナーパックを示す断面図。
第2の実施の形態に係る装着部を示す分解斜視図。
装着部を示す断面図。
装着部を示す平面図。
フィルタ部を示す断面図。
フィルタ部の周辺の構成を説明するための模式図。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
キヤノン株式会社
清掃装置
7日前
キヤノン株式会社
電子機器
13日前
キヤノン株式会社
撮像装置
21日前
キヤノン株式会社
撮像装置
20日前
キヤノン株式会社
通信装置
8日前
キヤノン株式会社
現像装置
8日前
キヤノン株式会社
現像装置
8日前
キヤノン株式会社
現像装置
8日前
キヤノン株式会社
撮像装置
7日前
キヤノン株式会社
光走査装置
1日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
7日前
キヤノン株式会社
撮像システム
2日前
キヤノン株式会社
光電変換装置
20日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
20日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
13日前
キヤノン株式会社
静電捕集装置
7日前
キヤノン株式会社
静電捕集装置
7日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
2日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
2日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
2日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
7日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
20日前
キヤノン株式会社
画像表示装置
20日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
20日前
キヤノン株式会社
推論処理装置
20日前
キヤノン株式会社
情報処理装置
20日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
6日前
キヤノン株式会社
画像読取装置
21日前
キヤノン株式会社
情報処理装置
20日前
キヤノン株式会社
光電変換装置
13日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
9日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
9日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
今日
キヤノン株式会社
情報処理装置
9日前
キヤノン株式会社
液体吐出装置
9日前
続きを見る
他の特許を見る