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公開番号2025079103
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-21
出願番号2023191558
出願日2023-11-09
発明の名称放電装置
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01T 19/04 20060101AFI20250514BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】異なる方向にイオンを簡便に発生できる。
【解決手段】放電装置(100)は、筐体(110)と、筐体(110)内に配置された電圧生成部(120)と、筐体(110)から第1方向(D1)に向かって突出し、電圧生成部(120)から電圧が印加される第1電極(130a)と、筐体(120)から第1方向(D1)とは異なる第2方向(D2)に向かって突出し、電圧生成部(120)から電圧が印加される第2電極(130b)とを備える。
【選択図】図1A
特許請求の範囲【請求項1】
筐体と、
前記筐体内に配置された電圧生成部と、
前記筐体から第1方向に向かって突出し、前記電圧生成部から電圧が印加される第1電極と、
前記筐体から前記第1方向とは異なる第2方向に向かって突出し、前記電圧生成部から電圧が印加される第2電極と
を備える、放電装置。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記第1電極および前記第2電極には、前記電圧生成部から同じ極性の電圧が印加される、請求項1に記載の放電装置。
【請求項3】
前記筐体は、外側に露出された複数の面を有し、
前記複数の面は、
前記第1電極が貫通する第1面と、
前記第2電極が貫通する第2面と
を含む、請求項1に記載の放電装置。
【請求項4】
前記第1電極は、
前記第1面から前記筐体の外側に延びた第1線状部と、
前記第1線状部に対して前記第1方向側の端部に位置し、前記第1線状部よりも細い先端部と
を有し、
前記第2電極は、
前記第2面から前記筐体の外側に延びた第2線状部と、
前記第2線状部に対して前記第2方向側の端部に位置し、前記第2線状部よりも細い先端部と
を有する、請求項3に記載の放電装置。
【請求項5】
前記第1電極において前記第1面から前記筐体の外側に位置する先端までの長さは、前記第2電極において前記第2面から前記筐体の外側に位置する先端までの長さに対して80%以上120%以下である、請求項3に記載の放電装置。
【請求項6】
前記筐体の前記第1面において、前記筐体から前記第1方向に向かって突出し、前記電圧生成部から前記第1電極とは異なる極性の電圧が印加される第3電極と、
前記筐体の前記第2面において、前記筐体から前記第2方向に向かって突出し、前記電圧生成部から前記第2電極とは異なる極性の電圧が印加される第4電極と
をさらに備える、請求項3に記載の放電装置。
【請求項7】
前記複数の面は、
前記第1面である。第1主面と、
前記第1主面と対向し、前記第2面である。第2主面と、
前記第1主面および前記第2主面の間に設けられた複数の側面と
を有する、請求項3に記載の放電装置。
【請求項8】
前記複数の面は、前記第1主面および前記第2主面の一方と前記複数の側面のうちの少なくとも1つの側面とに連続する傾斜面をさらに有し、
前記傾斜面は、前記第1主面および前記第2主面の一方と、前記複数の側面のうちの少なくとも1つの側面とに対して傾斜している、請求項7に記載の放電装置。
【請求項9】
前記複数の側面は、
前記第1主面と前記第2主面とが対向する方向である第1基準方向に対して交差する第2基準方向を長手方向とする第1側面と、
前記第1基準方向および前記第2基準方向に対して交差する第3基準方向を長手方向とし、前記第1側面と接続する第2側面と、
前記第2基準方向を長手方向とし、前記第2側面と接続する第3側面と、
前記第3基準方向を長手方向とし、前記第3側面および前記第1側面と接続する第4側面と
を有し、
前記第2側面および前記第4側面のそれぞれにおける前記第3基準方向の長さは、前記第1側面および前記第3側面のそれぞれにおける前記第2基準方向の長さよりも大きく、
前記傾斜面は、前記第1主面および前記第2主面の一方と前記第2側面および前記第4側面の少なくとも一方とに連続する、請求項8に記載の放電装置。
【請求項10】
前記筐体において、前記第3側面に、前記電圧生成部に入力電圧を入力するためのコネクタを装着可能なコネクタ装着部が設けられる、請求項9に記載の放電装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、放電装置に関する。
続きを表示(約 2,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、放電装置により、空気中にプラズマ放電を発生させて空気を清浄化することが知られている(例えば、特許文献1)。特許文献1には、空気清浄機または空気調和機内の空気通路を流れる空気に対して放電を行うことによって空気を清浄化する放電ユニットが記載されている。特許文献1の放電ユニットでは、2つの電極間で放電を行う放電装置と電源装置とをケース部材に収容して放電ユニットの小型化を図っている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-119186号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の放電ユニットでは、電極はケース部材に対して特定の方向に配置されており、ケース部材に対して特定の方向しか放電を発生できない。また、複数に分かれた空気通路でイオンを発生させたい場合、放電ユニットを複数配置することが必要となる。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、異なる方向にイオンを簡便に発生可能な放電装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る放電装置は、筐体と、前記筐体内に配置された電圧生成部と、前記筐体から第1方向に向かって突出し、前記電圧生成部から電圧が印加される第1電極と、前記筐体から前記第1方向とは異なる第2方向に向かって突出し、前記電圧生成部から電圧が印加される第2電極とを備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、異なる方向にイオンを簡便に発生できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態の放電装置の模式的な斜視図である。
異なる風路に異なる電極からイオンを発生する本実施形態の放電装置の模式図である。
本実施形態の放電装置の模式的な斜視図である。
本実施形態の放電装置の模式的な斜視図である。
本実施形態の放電装置の模式的な側面図である。
本実施形態の放電装置の模式的な分解斜視図である。
本実施形態の放電装置の模式的な斜視図である。
本実施形態の放電装置の分解斜視図である。
本実施形態の放電装置の分解斜視図である。
本実施形態の放電装置の一部拡大分図である。
本実施形態の放電装置の組み立てを説明するための模式的な斜視図である。
本実施形態の放電装置の組み立てを説明するための模式的な斜視図である。
本実施形態の放電装置の組み立てを説明するための模式的な斜視図である。
本実施形態の放電装置の組み立てを説明するための模式的な斜視図である。
本実施形態の放電装置の組み立てを説明するための模式的な斜視図である。
本実施形態の放電装置の組み立てを説明するための模式的な斜視図である。
本実施形態の放電装置の回路図である。
本実施形態の放電装置の模式的な斜視図である。
本実施形態の放電装置の模式的な側面図である。
本実施形態の放電装置を第1風路および第2風路に装着した模式的な斜視図である。
本実施形態の放電装置の模式的な斜視図である。
本実施形態の放電装置における第1電極~第4電極および回路基板を示す模式的な分解斜視図である。
本実施形態の放電装置における第1電極~第4電極および回路基板を示す模式的な側面図である。
本実施形態の放電装置の模式的な底面図である。
本実施形態の放電装置の模式的な斜視図である。
本実施形態の放電装置における電極および回路基板を示す模式的な側面図である。
本実施形態の放電装置の模式的な側面図である。
本実施形態の放電装置の模式的な底面図である。
本実施形態の放電装置の模式的な斜視図である。
本実施形態の放電装置における電極の模式図である。
本実施形態の放電装置における第1電極、第2電極および回路基板を示す模式的な斜視図である。
本実施形態の放電装置における第1電極、第2電極および回路基板を示す模式的な側面図である。
本実施形態の放電装置の側面図である。
本実施形態の放電装置の上面図である。
本実施形態の放電装置の側面図である。
本実施形態の放電装置の模式的な斜視図である。
本実施形態の放電装置の模式的な斜視図である。
本実施形態の放電装置の模式的な側面図である。
本実施形態の放電装置の模式的な上面図である。
本実施形態の放電装置の模式的な側面図である。
異なる風路に異なる電極からイオンを発生する本実施形態の放電装置の模式図である。
異なる風路に異なる電極からイオンを発生する本実施形態の放電装置の模式図である。
本実施形態の放電装置を備えた送風装置の模式図である。
本実施形態の放電装置を備えた送風装置の模式図である。
本実施形態の放電装置を備えたドライヤーの模式図である。
本実施形態の放電装置を備えたドライヤーの模式図である。
本実施形態の放電装置を備えた空気調和機の模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して本発明による放電装置の実施形態を説明する。なお、図中、同一または相当部分には同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
【0010】
本願明細書では、発明の理解を容易にするため、互いに直交するX軸、Y軸およびZ軸を記載することがある。本明細書では、便宜上、放電装置の電極が延びる方向をZ軸方向に示す場合がある。図中、理解の容易のため、三次元直交座標系のX軸、Y軸、およびZ軸を適宜記載する。一例では、Z軸の正方向は上方向を示し、Z軸の負方向は下方向を示す。ただし、上下方向、上方向、および下方向は、説明の便宜上定めるものであり、鉛直方向に一致する必要はない。また、あくまで説明の便宜のために上下方向を定義したに過ぎず、本発明に係る放電装置の使用時および組立時の向きを限定しない。さらに、本明細書において「平行な方向」は略平行な方向も含み、直交する方向は略直交する方向も含む。なお、本明細書において、Z方向を第1基準方向と記載し、Y方向を第2基準方向と記載し、X方向を第3基準方向と記載することがある。
(【0011】以降は省略されています)

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