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公開番号
2025099644
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2023216456
出願日
2023-12-22
発明の名称
型枠連結部材
出願人
明和工業株式会社
代理人
個人
主分類
E04G
9/00 20060101AFI20250626BHJP(建築物)
要約
【課題】 コンクリート構築物建設時に使用する型枠の寸法調整を行う連結部材において、連結箇所のコンクリート表面の段差を小さくできる部材を提供する。
【解決手段】左右に配置される型枠A,Bを連結する連結本体1と連結本体に着脱自在とした補強桟体2で構成され、連結本体1が適宜な大きさのパネル部11と、パネル部の一方端に設けた固定連結部12と、パネル部の他方端に設けた隣接型枠Bを所望位置に連結固定する調整連結部13と、パネル部背面に補強桟体2の装着受け部14を設けてなり、補強桟体2が、連結本体1のパネル部背面に当接して装着される棒状補強部21に、装着受け部に着脱自在に装着する装着部(鉤部)22を付設したものである。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
左右に配置される型枠を連結する連結本体と前記連結本体に着脱自在とした補強桟体で構成され、
連結本体が、連結対象型枠と対応する大きさのパネル部と、パネル部の一方端に設けた隣接型枠を連結固定する固定連結部と、パネル部の他方端に設けた隣接型枠を所望位置に連結固定する調整連結部と、パネル部背面に補強桟体の装着受け部を設けてなり、
補強桟体が、連結本体のパネル部背面に当接して装着される棒状補強部に、前記装着受け部に着脱自在に装着する装着部を付設してなる型枠連結部材。
続きを表示(約 250 文字)
【請求項2】
連結本体が、前面をパネル部とする扁平箱筒形状で、背面を縁取り枠部形状に形成して、左右端部開口箇所に固定連結部及び調整連結部を設け、背面上下の縁取り枠部を装着受け部とし、補強桟体の装着部を、前記の装着受け部に係止する鉤部としてなる請求項1記載の型枠連結部材。
【請求項3】
端部開口箇所の縁取り枠部を分離して、分離端に鍔部を形成すると共に、前記鍔部に挟圧ボルト・ナットを装着して、端部開口箇所で隣接型枠を包持固定する調整連結部としてなる請求項2記載の型枠連結部材。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明はコンクリート型枠の構築寸法調整に使用する型枠連結部材に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
コンクリート打設工事において使用される型枠は、現場構築で直接構築される他、作業効率を考慮して予め形成された規格品を使用することが行われている。規格品は金属製品の他、コンパネ板の背面に枠木で補強した木製型枠が、安価で製作でき且つ軽量で取り扱いやすいので、簡易な構築物に多用されている。
【0003】
前記の規格品を採用した場合は、コンクリートの打設範囲が現場状況によって異なり、寸法不足の箇所が生じてしまう。この対応として従前から寸法調整機能を備えた型枠(特許文献1,2)や型枠連結部材(特許文献3,4)が提案されている。
【0004】
寸法調整可能な型枠は、型枠を入れ子構造の二重構造として、中子(スライド型枠)の突出長で寸法調整を行うものである。また型枠連結部材は寸法不足の型枠間を連結するもので、隣接型枠の表面を覆うパネル部に、隣接型枠と連結する連結構造部を付設している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
実開昭55-53145号公報。
登録実用新案3031501号公報。
実公昭54-19067号公報。
実公昭54-33700号公報。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
寸法調整機能を設けた型枠の外子のパネル部及び連結部材におけるパネル部分は、隣接型枠の表面との段差を少なくするためにできるだけ薄く形成することが好ましく、薄く形成すると、当然打設コンクリートの圧力に対応するためにパネル部の背面部分に補強が必要となる。しかし特許文献1,2,3における外子には、中子を出没自在に収納するためにパネル部の背面に補強部材を設けることができないので、パネル部分に相応の強度・厚みが必要となる。
【0007】
また特許文献4記載の連結部材のように、パネル部の背面に予め補強部材(縦桟)を備えていても、単一桟体では連結距離が長くなくなると不十分であり、複数桟体では短い連結距離には対応できない。更に隣接型枠との連結構造が堅牢とは言えない。そこで本発明は、独立した補強桟を備える型枠連結部材を提案したものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の請求項1記載に係る型枠連結部材は、左右に配置される型枠を連結する連結本体と前記連結本体に着脱自在とした補強桟体で構成され、連結本体が、連結対象型枠と対応する大きさのパネル部と、パネル部の一方端に設けた隣接型枠を連結固定する固定連結部と、パネル部の他方端に設けた隣接型枠を所望位置に連結固定する調整連結部と、パネル部背面に補強桟体の装着受け部を設けてなり、補強桟体が、連結本体のパネル部背面に当接して装着される棒状補強部に、前記装着受け部に着脱自在に装着する装着部を付設してなることを特徴とする。
【0009】
而して連結本体の一方端に設けた固定連結部に一方の隣接型枠の端部を連結し、他方隣接型枠の端部をパネル部の背面に添わせ、所定位置で他方端に設けた調整連結部で連結固定する。補強桟体は、両端の隣接する型枠間で、パネル部背面の適宜位置で、装着受け部に装着して棒状補強部をパネル部背面に当接させる。従って連結部材のパネル部を薄い金属板、樹脂板木板で形成したとしても、補強桟体で打設コンクリートの圧力に対抗できる。
【0010】
本発明の請求項2記載に係る型枠連結部材は、前記の型枠連結部材において、連結本体が、前面をパネル部とする扁平箱筒形状で、背面を縁取り枠部形状(額縁形状)に形成して、左右端部開口箇所に固定連結部及び調整連結部を設け、背面上下の縁取り枠部を装着受け部とし、補強桟体の装着部を、前記の装着受け部に係止する鉤部としてなる。
(【0011】以降は省略されています)
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