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公開番号2025080986
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-27
出願番号2023194437
出願日2023-11-15
発明の名称電気機器収容箱の架台
出願人河村電器産業株式会社
代理人弁理士法人信栄事務所
主分類H02B 1/01 20060101AFI20250520BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】フォークリフトのフォークが挿入される挿入孔が形成された架台において、当該挿入孔をより有効利用する。
【解決手段】電気機器収容箱1の箱本体11が載置される架台12であって、架台12は、4つの側面21を有し、4つの側面21のうち少なくとも対向する2つの側面21に、電気機器収容箱1の移動時に用いられるフォークリフトのフォークがそれぞれ挿入される挿入部24が形成され、挿入部24には、電気機器収容箱1の移動後、配線用パーツ31Aを着脱可能である。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
電気機器収容箱の箱本体が載置される架台であって、
前記架台は、4つの側面を有し、4つの前記側面のうち少なくとも対向する2つの前記側面に、前記電気機器収容箱の移動時に用いられるフォークリフトのフォークがそれぞれ挿入される挿入部が形成され、
前記挿入部には、前記電気機器収容箱の移動後、配線用パーツを着脱可能である、電気機器収容箱の架台。
続きを表示(約 520 文字)【請求項2】
前記挿入部には、さらに、前記箱本体の内部へ空気を誘導するファンが設けられたファン用パーツを着脱可能である、請求項1に記載の電気機器収容箱の架台。
【請求項3】
前記ファン用パーツは、前記ファンと、前記ファンを支持する支持部とを含み、
前記支持部および前記ファンが前記挿入部から前記架台の内部へ挿入されることにより、前記ファン用パーツが前記架台に取り付けられ、
前記支持部は、突出部を有し、
前記挿入部には、前記ファン用パーツが正しい向きで取り付けられる際に前記突出部が挿入される溝部が形成されている、請求項2に記載の電気機器収容箱の架台。
【請求項4】
4つの前記側面のすべてに前記挿入部が形成されている、請求項1または請求項2に記載の電気機器収容箱の架台。
【請求項5】
前記挿入部は、矩形状の穴であり、
前記配線用パーツは、配線用穴が形成された矩形状の板であり、前記挿入部よりも大きく、
前記配線用パーツは、前記挿入部を外側から塞ぐように前記挿入部に取り付けられる、請求項1または請求項2に記載の電気機器収容箱の架台。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、電気機器収容箱の架台に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、変圧器等の電気機器の移動をより容易にするための技術が開発されている。例えば、特許文献1には、フォークリフトの脚が挿通される挿通孔が形成された枠状のベースと、ベース上に設置されたスイッチギヤ本体と、スイッチギヤ本体内に収納される重量物機器に装着され、フォークリフトのフォークが挿入される挿入孔が形成された取付架台とを備えたスイッチギヤが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開平7-36514号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、特許文献1に開示のスイッチギヤのような、フォークリフトのフォークが挿入される挿入孔が形成された架台において、当該挿入孔をより有効利用することができる技術が望まれる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一側面に係る電気機器収容箱の架台は、
電気機器収容箱の箱本体が載置される架台であって、
前記架台は、4つの側面を有し、4つの前記側面のうち少なくとも対向する2つの前記側面に、前記電気機器収容箱の移動時に用いられるフォークリフトのフォークがそれぞれ挿入される挿入部が形成され、
前記挿入部には、前記電気機器収容箱の移動後、配線用パーツを着脱可能である。
【発明の効果】
【0006】
本開示によれば、フォークリフトのフォークが挿入される挿入孔が形成された架台において、当該挿入孔をより有効利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、本開示の実施形態に係る電気機器収容箱の全体構成を示す斜視図である。
図2は、図1に示すチャンネルベースの構成を示す斜視図である。
図3は、図2に示すチャンネルベースに配線用パーツおよびファン用パーツが取り付けられる状態を示す斜視図である。
図4は、図3に示すチャンネルベースに配線用パーツおよびファン用パーツが取り付けられた状態を前方から見た斜視図である。
図5は、図3に示すチャンネルベースに配線用パーツおよびファン用パーツが取り付けられた状態を後方から見た斜視図である。
図6は、図3に示すファン用パーツの詳細な構成を示す斜視図である。
図7は、本開示の実施形態の変形例に係るチャンネルベースの構成を示す斜視図である。
図8は、図7に示すチャンネルベースに配線用パーツおよびファン用パーツが取り付けられた状態を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本開示の電気機器収容箱の架台の具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【0009】
以下の説明では、「前」、「後」、「左」、「右」、「上」および「下」という語句を用いることがあるが、これらの方向は、説明の便宜上、設定された相対的な方向である。各図において、「F」が「前」であり、「B」が「後」であり、「L」が「左」であり、「R」が「右」であり、「U」が「上」であり、「D」が「下」である。
【0010】
[電気機器収容箱の全体構成]
図1は、本開示の実施形態に係る電気機器収容箱1の全体構成を示す斜視図である。図1に示すように、電気機器収容箱1は、箱本体11と、チャンネルベース(架台)12とを備える。箱本体11の内部に、小型の受電設備などの電気機器(図示せず)が収容される。箱本体11に収容される小型の受電設備は、例えば、ダウントランス盤であり、重量が約1tから約2tである。
(【0011】以降は省略されています)

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