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公開番号2025081205
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-27
出願番号2024086960
出願日2024-05-29
発明の名称洗車ブラシおよび洗車機
出願人株式会社ダイフク
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類B60S 3/06 20060101AFI20250520BHJP(車両一般)
要約【課題】耐久性と静音性とを両立させる洗車ブラシおよび洗車機を提供する。
【解決手段】回転摺動によって車両を洗浄する洗車ブラシ(1)は、シャフト(10)と、ブラシ体と、を備え、ブラシ体のうち少なくとも1つは、複数の発泡樹脂製シート(21)を含み、前記複数の発泡樹脂製シートは、内側端部において隣接する前記発泡樹脂製シート同士が重畳するとともに、蛇腹折りされて前記シャフトに固定されており、外側端部において隣接する前記発泡樹脂製シート同士が重畳している環状ブラシ体(20)である。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
回転摺動によって車両を洗浄する洗車ブラシであって、前記洗車ブラシは、
シャフトと、
前記シャフトの軸方向に複数配置されるブラシ体と、を備え、
前記ブラシ体のうち少なくとも１つは、
前記シャフトの周方向に沿って配置される複数の発泡樹脂製シートを含み、
前記複数の発泡樹脂製シートは、内側端部において隣接する前記発泡樹脂製シート同士が重畳するとともに、蛇腹折りされて前記シャフトに固定されており、外側端部において隣接する前記発泡樹脂製シート同士が重畳している環状ブラシ体である、洗車ブラシ。
続きを表示（約 690 文字）【請求項２】
前記発泡樹脂製シートの厚さは、１．５ｍｍ以下である、請求項１に記載の洗車ブラシ。
【請求項３】
前記発泡樹脂製シートの見掛密度は、７０ｋｇ／ｍ
３
以上１３０ｋｇ／ｍ
３
以下である、請求項２に記載の洗車ブラシ。
【請求項４】
全ての前記ブラシ体が、前記環状ブラシ体である、請求項１に記載の洗車ブラシ。
【請求項５】
先端部が複数に分割された短冊状ブラシ体を備える、請求項１に記載の洗車ブラシ。
【請求項６】
前記洗車ブラシの軸方向における端部に、前記短冊状ブラシ体を備える、請求項５に記載の洗車ブラシ。
【請求項７】
前記環状ブラシ体の発泡樹脂製シートの厚さは前記短冊状ブラシ体の発泡樹脂製シートの厚さより薄い、請求項５に記載の洗車ブラシ。
【請求項８】
請求項１～７のいずれか１項に記載の洗車ブラシを備える、洗車機。
【請求項９】
車両の上面を洗浄するトップブラシを備え、
前記トップブラシとして、請求項６に記載の洗車ブラシを備える、洗車機。
【請求項１０】
請求項１～７のいずれか１項に記載の洗車ブラシと、回転摺動によって前記車両を洗浄する他の洗車ブラシと、を備え、
前記他の洗車ブラシは、
シャフトと、ブラシ体と、を備え、
前記ブラシ体は、先端部が複数の短冊状に分割されている発泡樹脂製シートからなる、洗車機。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、洗車ブラシおよび洗車機に関する。
続きを表示（約 950 文字）【背景技術】
【０００２】
車両を洗車する洗車機などに用いられる洗車ブラシには、発泡樹脂または不織布からなるブラシ体を用いたものがある。
【０００３】
特許文献１には、先端に短冊状の複数の洗浄片を形成され、独立気泡発泡体と樹脂ファイバーとの複合材料からなる洗浄体を用いた洗車用ブラシが開示されている。
【０００４】
特許文献２には、取付基部から先端部に延びる折り線に沿って折り合わされた波形断面をなす不織布片を用いた洗車ブラシが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００５】
特開２０１５－６３１９２号公報
特開２００６－６２４８３号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００６】
特許文献１に記載のような短冊状の発泡樹脂製ブラシ片を用いた洗車ブラシは、ブラシ片の先端を車両に打ち付けるようにして洗車を行うため、大きな洗車音を生じていた。
【０００７】
特許文献２に記載のような形状を有する不織布片を用いた洗車ブラシは、静音性に優れる一方で、発泡樹脂製ブラシ片と比較して、耐久性に劣る。
【０００８】
本開示は、洗車ブラシの耐久性と静音性とを両立させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００９】
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る洗車ブラシは、回転摺動によって車両を洗浄する洗車ブラシであって、前記洗車ブラシは、シャフトと、前記シャフトの軸方向に複数配置されるブラシ体と、を備え、前記ブラシ体のうち少なくとも１つは、前記シャフトの周方向に沿って配置される複数の発泡樹脂製シートを含み、前記複数の発泡樹脂製シートは、内側端部において隣接する前記発泡樹脂製シート同士が重畳するとともに、蛇腹折りされて前記シャフトに固定されており、外側端部において隣接する前記発泡樹脂製シート同士が重畳している環状ブラシ体である。
【００１０】
本発明の一態様に係る洗車機は、上記洗車ブラシを備える。
【発明の効果】
（【００１１】以降は省略されています）

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