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公開番号2025081410
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-27
出願番号2025020676,2023101633
出願日2025-02-12,2012-03-12
発明の名称入力装置、入力装置の設定方法、入力装置用プログラム、および、記録媒体
出願人パイオニア株式会社
代理人弁理士法人インテクト国際特許事務所,個人
主分類G06F 3/0354 20130101AFI20250520BHJP(計算;計数)
要約【課題】ユーザが意図しない操作の発生を防止する入力装置を提供する。
【解決手段】移動体が走行状態である時に、移動体のステアリング30に取り付けられ、ユーザの操作入力を受付ける入力部11を、操作入力を受付けないホールド状態に設定する。ホールド状態の間に操作入力の操作対象が特定状態である場合、ユーザの指が所定本数以上、入力部11に触れたことに応じて、入力部11を、ホールド状態を解除するホールド解除処理を経ることなく、操作入力を受付ける状態に設定する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項１】
移動体のステアリングに配置された入力部に対する操作入力を検出する検出手段と、
前記操作入力を受け付けて当該操作入力に基づき操作対象を制御する第１状態と、前記操作入力を受け付けない第２状態とになり得る制御手段と、
を備え、
前記制御手段は、前記第２状態中に前記検出手段が前記入力部への複数本の指の接触を検出した際に、特定機器が特定状態である場合は、当該特定機器に所定処理を実行させ、前記特定機器が特定状態でない場合は、前記第１状態に状態を変えることを特徴とする入力装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本願は、入力装置、入力装置の設定方法、入力装置用プログラム、および、記録媒体の技術分野に属する。より詳細には、ユーザからの操作の入力を受け付ける入力装置、入力装置の設定方法、入力装置用プログラム、および、記録媒体の技術分野に属する。
続きを表示（約 1,800 文字）【背景技術】
【０００２】
移動体の一例の車両の運転中に、車両に搭載された電子機器等を操作するための入力装置が開発されている。例えば下記特許文献１には、車両のステアリングを把持した状態で操作可能な位置に設けられた複数のタッチパッドを備えた入力装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２００４－１５７９１７号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、上記特許文献１に記載されている技術では、運転中の操作性を考慮し、ステアリングを握ったまま、タッチパッドに触れることができるが、運転するユーザが運転中に誤ってタッチパッドに触れ、ユーザが意図しない電子機器等への操作が発生してしまう。
【０００５】
そこで本願は、上記の各問題点に鑑みて為されたもので、その課題の一例は、移動体の走行中に、ユーザが意図しない操作の発生を防止する入力装置等を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上記課題を解決するため、請求項１に記載の発明は、移動体のステアリングに配置された入力部に対する操作入力を検出する検出手段と、前記操作入力を受け付けて当該操作入力に基づき操作対象を制御する第１状態と、前記操作入力を受け付けない第２状態とになり得る制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記第２状態中に前記検出手段が前記入力部への複数本の指の接触を検出した際に、特定機器が特定状態である場合は、当該特定機器に所定処理を実行させ、前記特定機器が特定状態でない場合は、前記第１状態に状態を変えることを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
実施形態に係る入力装置の概要構成の一例を示すブロック図である。
実施例に係る入力装置の概要構成の一例を示すブロック図である。
実施例に係る入力装置の取り付けの一例を示す模式図である。
実施例に係る入力装置におけるホールド解除動作の一例を示すフローチャートである。
ユーザによるステアリングの保持の一例を示す模式図である。
ユーザの指による入力部への接触の一例を示す模式図である。
ユーザの指による入力部への接触形状の一例を示す模式図である。
ユーザの指による入力部への接触の一例を示す模式図である。
ユーザの指による入力部への接触形状の一例を示す模式図である。
ユーザの指による入力部への接触形状の一例を示す模式図である。
ユーザの指による入力部への接触形状の一例を示す模式図である。
ホールド解除後の入力装置における表示の一例を示す模式図である。
実施例に係る入力装置の取り付けの第１変形例を示す模式図である。
実施例に係る入力装置の取り付けの第２変形例を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【０００８】
本願を実施するための形態について、図１を用いて説明する。なお図１は、実施形態に係る入力装置の概要構成の一例を示すブロック図である。
【０００９】
図１に示すように、移動体のステアリングの表側に取り付けられ、操作対象を操作するための入力装置１０は、位置情報取得手段１０ａと、分離判定手段１０ｂと、入力部状態設定手段１０ｃと、を備えて構成されている。ここで、移動体の一例として、車両、自動二輪車、航空機、船舶等が挙げられる。また操作対象の一例として、空調装置、オーディオ装置、カーナビゲーション装置、電話、インターネット閲覧用のブラウザ等が挙げられる。操作対象を操作するための操作入力を受け付ける。
【００１０】
この構成において位置情報取得手段１０ａは、ユーザからの入力を受け付ける入力部の入力面が接触された接触の位置情報を取得する。この入力装置１０の入力部の一例として、タッチパネル、タッチパッド等が挙げられる。また、入力装置１０を取り付ける取付対象の一例として、車両、自動二輪車、航空機、船舶等の移動体のステアリング等が挙げられる。また、位置情報の一例として、ユーザの指が入力部に接触した接触点、接触面、ユーザの指が入力部をなぞった軌跡等の入力部における座標等の位置に関する情報が挙げられる。
（【００１１】以降は省略されています）

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