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公開番号
2025104668
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-10
出願番号
2023222626
出願日
2023-12-28
発明の名称
洗浄剤組成物
出願人
花王株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
D06M
13/152 20060101AFI20250703BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約
【課題】酸化防止剤の吸着量が向上した、洗浄剤組成物を提供する。
【解決手段】(a)所定の酸化防止剤及び下記(b)成分を含有する、洗浄剤組成物。
(b)成分:下記一般式(b1)で表される化合物
R
1b
-O-(EO)
s
-H (b1)
〔式中、R
1b
は、炭素数8以上24以下の第一級又は第二級アルキル基であり、EOは、エチレンオキシ基であり、sは、平均付加モル数であり、0以上7未満の数である。〕
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
下記(a)成分及び(b)成分を含有する、洗浄剤組成物。
(a)成分:下記の(a1)成分、(a2)成分及び(a3)成分から選ばれる1種以上の化合物
(a1)成分:下記一般式(a1)で表される化合物
JPEG
2025104668000007.jpg
54
153
〔式中、R
1a
は、水素原子若しくは炭素数1以上4以下の直鎖又は分岐鎖のアルキル基を表し、nは、1又は2を表し、Yは、酸素原子又は-NH-を表し、YはR
2a
に結合され、nが1を表す場合、R
2a
は、水素原子若しくは炭素数1以上25以下の直鎖又は分岐鎖のアルキル基を表し、nが2を表す場合、R
2a
は、炭素数2以上12以下のアルキレン基、酸素原子又は硫黄原子で中断された炭素数4以上12以下のアルキレン基、若しくは直接結合を表す。〕
(a2)成分:アミン系抗酸化剤
(a3)成分:ビスフェノール系抗酸化剤〔但し、(a1)成分に該当するものを除く〕
(b)成分:下記一般式(b1)で表される化合物
R
1b
-O-(EO)
s
-H (b1)
〔式中、R
1b
は、炭素数8以上24以下の第一級又は第二級アルキル基であり、EOは、エチレンオキシ基であり、sは、平均付加モル数であり、0以上7未満の数である。〕
続きを表示(約 170 文字)
【請求項2】
一般式(b1)中、sは2以上5以下である、請求項1に記載の洗浄剤組成物。
【請求項3】
一般式(b1)中、R
1b
は第二級アルキル基である、請求項1又は2に記載の洗浄剤組成物。
【請求項4】
請求項1又は2に記載の洗浄剤組成物を繊維製品と接触させる、繊維製品の洗浄方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、洗浄剤組成物及び繊維製品の洗浄方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
衣類などの繊維製品に付着する、人体由来の皮脂などの汚れは通常洗濯により除去することが行われているが、汚染と洗浄を繰り返すなかで、洗濯では落としきれない汚れが蓄積する。繊維に残されたこのような汚れは、時間経過による自発的自然酸化により、悪臭物質及び黄ばみの発生をもたらし、嗅覚的及び視覚的問題の要因となる。
悪臭物質及び黄ばみ物質の形成の原因となる汚れの酸化現象を防止する手段として、酸化防止剤を使用することが知られている。
【0003】
特許文献1には、アルキル化フェノール酸化防止剤、ヒンダードフェノール酸化防止剤又はこれらの混合物を含有する洗剤組成物を使用する、布地上の悪臭を低減するための方法が開示されている。
また、特許文献2には、酸化防止剤及び界面活性剤を含む布地処理組成物を、水の存在下でエラスタン含有布地と接触させる工程を含む、エラスタン含有布地を処理する方法が開示されている。
特許文献3には、(a)ヒンダードフェノール酸化防止剤、(b)非イオン性界面活性剤、及び(c)アニオン性界面活性剤を、所定の含有量で含む、液体洗濯洗剤組成物が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特表2022-553815号公報
特表2022-531561号公報
特表2023-506052号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、洗浄サイクル中に、洗浄組成物に組み込まれた酸化防止剤の多くは洗浄液と共に洗い流されるため、効率的に繊維へ吸着させ酸化防止能を得ることは困難である。また、大量の酸化防止剤の環境への放出は、環境上の問題につながると懸念される。
したがって、洗い流される酸化防止剤の量を低減し、酸化防止剤をより効率よく繊維等へ吸着させることが求められている。酸化防止剤を繊維等へ効率よく吸着させることで、より高い汚れの酸化防止効果が得られ、悪臭及び黄ばみ発生の抑制効果が得られる。
本発明は、酸化防止剤の吸着量が向上した、洗浄剤組成物及び繊維製品の洗浄方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、下記(a)成分及び(b)成分を含有する、洗浄剤組成物に関する。
【0007】
(a)成分:下記の(a1)成分、(a2)成分及び(a3)成分から選ばれる1種以上の化合物
(a1)成分:下記一般式(a1)で表される化合物
【0008】
JPEG
2025104668000001.jpg
54
153
【0009】
〔式中、R
1a
は、水素原子若しくは炭素数1以上4以下の直鎖又は分岐鎖のアルキル基を表し、nは、1又は2を表し、Yは、酸素原子又は-NH-を表し、YはR
2a
に結合され、nが1を表す場合、R
2a
は、水素原子若しくは炭素数1以上25以下の直鎖又は分岐鎖のアルキル基を表し、nが2を表す場合、R
2a
は、炭素数2以上12以下のアルキレン基、酸素原子又は硫黄原子で中断された炭素数4以上12以下のアルキレン基、若しくは直接結合を表す。〕
【0010】
(a2)成分:アミン系抗酸化剤
(a3)成分:ビスフェノール系抗酸化剤〔但し、(a1)成分に該当するものを除く〕
(【0011】以降は省略されています)
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